●2014年8月25日（月）
「J＆K 2ndアルバム“TIME”＆“TIDE”発売記念ツアー」
【会場】
COOKIE JAR（倉敷）
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【SET LIST】
☆1st
The Passage
Just Old Friends
Take One Step
Morning Glory
Rest In Peace
Long Trail Runnin'
Proud of You
☆2nd
KITSUNE NO YOMEIRI
Laughter In The Rain
Season's Tidings
In The Kitchen（Birthday Version）
The Stumble
Good Old Rock'n'Roll
Quiet Times
＜Enc.＞
going with me？(君をのせて）
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やってきました！
梶原さんの53歳のお誕生日ライブ＠倉敷COOKIE JARです。
初めて訪れたCOOKIE JARは、こじんまりした良い雰囲気のライブハウスでした。
オープニングアクトのpiccisさんの演奏（このバンドのギタリストさんは梶原さんの大ファンだそう）の後に、
梶原さん＆久美さん登場。
「The Passage」
「Just Old Friends」と演奏して、
3曲目は久美さんの曲「Take One Step」。
京都ラグではエレキバージョンで演奏されたこの曲でしたが、
今回はアコギバージョンで。
アコギバージョンもとっても良かったな〜。
久美さんの真っすぐな素直な気持ちがそのままに表れている、ほんと名曲だと思います。
これからライブで育っていく姿を見ていたい曲ですね。
「Rest In Peace」では久美さんのソロがとてもとても心がこもっていて、聴いててじーんとしました。
ああいうプレイを聴くと、変な意味じゃなくほんと「大事なのは上手い下手じゃないよなぁ」って思います。素敵でした。
そしてこの曲のラストに「ぽーん」と鳴る、あの梶原さんの奏でたなんともいえない不思議な音の響きに、
梶原さんの「ずっと続いてゆく想い」や「祈り」みたいなものが、こめられていたような気がします。
「Long Trail Runnin'」の演奏前のMCでは、最近ランニングにはまっているという久美さんのお話がありました。
梶原さんは昔自転車にはまっていた時期があったそうで。
「今はこんな体たらくですけど（笑）」と繰り返す梶原さんがかわいかった（笑）
そしてこの日、この「Long Trail Runnin'」は初演だったので、
梶原さんも久美さんも「無事にできるかなー」とどきどきだったみたいですが・・・
ばっちりでしたね！
演奏が終わった後の「できましたね〜！」なお二人の笑顔が素敵でした。
そして1部ラストは「Proud of You」。
最初はゆったりとしたテンポのバラード風で始まりました。
J＆Bのアルバムに収録されているバージョンに近いような、でも、なんか雰囲気が少し違うような。。
上手く言えないんですが、
J＆Bのアルバムに収録されているバラードバージョンの「Proud of You」と、
J＆Kのアルバムに収録されているエレクトリックバージョンの「Proud of You」の世界観と精神性が、
ひとつに混じり合ったような深い音世界・・・
夜空に星がゆったり優しくきらめきつつも、そこに流れている精神は凛々しい、みたいな。。
ほんと上手く言えないんですけど、とにかく聴いてて「うわぁ、深い。すごい。」って感動しました。
で、やがて途中で場面が切り替わって、テンポも上がって、バラード風から8ビート風？にチェンジ。
ぐっとエレクトリックバージョンの方に近いアレンジになりました。
アコギでもやっぱり力強い、なぁ。この曲は。
すばらしかったです。深い音の響きは凛々しかった。
神戸＆京都、そして今回の倉敷、と、いろんな姿を見せてくれる「Proud of You」に出会えて嬉しかったです。
どんな姿の時も、この曲の芯にある、言葉にできないとてもとても大切なものを、しっかりと感じました。
この曲はほんと、何というか、「かけがえがない」なぁ。。またライブで聴けたらいいな。
2部では、おふたりとも衣装替えをして登場。
久美さんはJ＆KのオレンジのツアーTシャツ。
そして、梶原さんは・・・あれれ、あのTシャツは！（笑）←後ほど説明します
「Laughter In The Rain」聴けて嬉しかったなあ。
私、この曲での梶原さんのソロがとても好きで、
梶原さんのソロの場面になると「今回はどんなソロかな。どんな種類の雨かな。」っていつもわくわくするんですけど、
今回は・・
優しく降り続く雨の中で傘をささずに立ちながら、幸せそうにあたたかく微笑んでいるような、そんな人の姿が見えてくるような、
そんなソロでした。（わけわかんないか。すいません。）
うん、今回もすてきソロでしたーー。すてきすてきー。
なんかこの曲の梶原さんソロは、いっつも幸せな気分になるなあ。
そして次が！
結果的にこのライブでのものすごいハイライトとなった「In The Kitchen」なんですが・・
演奏前のMCで、久美さんが梶原さんの着ているTシャツを見て、
「あれっ、順さん、そのTシャツは、なんのＴシャツですか！（笑）その日付は、何の日付ですか（笑）」
とややネタ口調で話しました。
梶原さんが着ていたのは、今から3年前・・梶原さんの50歳のお誕生日の時に記念で作成されて販売された、
「1961 August 25 Friday」のロゴが入った、あの懐かしのTシャツ。（きみどりバージョン）
久美さんに「その日付は、なんの日付ですか」とふられた梶原さん、
「おじさんの、たんじょおびーー（笑）」とにっこり素敵な笑顔で答えてました。
（めっちゃこの言い方可愛かった（笑））
続く梶原さんのMC。
梶 「誕生日っていうと、こう、ライブの途中でお祝いのケーキが出てきて、ありがとうございます〜、みたいな
サプライズってよくあると思うんですけど、今回は僕の方からサプライズを用意しました。」
ええーっ。（←私の心の声）
梶 「この曲で、こういうメロディーを繰り返す場面があるんですけど。。」
（梶原さん、「ミ、ド、ミーーッレ、ミ、ミ、ソ、ミーーッレ」のフレーズを繰り返して弾く）
↑
わかりにくいですかね。。
J＆KのCD購入特典の、梶原さんの「In The Kitchen」の直筆楽譜（のコピー（笑））を持ってらっしゃる方は、
その楽譜の下のほうに書いてある、練習番号「G」のSample Melodyを見てください。
そのSampleメロディの、1番のところのメロディーですね。
梶 「このメロディーを繰り返す場面になったら、会場の皆さんに歌って欲しいんです。
それで、僕の誕生日を祝ってもらおうと（笑）そういうサプライズです（笑）」
ええーーっ！
面白い！！！（笑）
で、今日の会場のお客さんは男女比がちょうど半々ぐらいの人数なので、
女子チームのコーラスと、男子チームのコーラスにわかれましょう、と。
で、引き続き梶原先生よりコーラス指導（笑）
梶原さんが曲中でギターで「ミ、ド、ミーーッレ、ミ、ミ、ソ、ミーーッレ」のフレーズを繰り返して弾く場面になったら、
女子チームは・・
「ドーシラッ、ソッファミッレドーー」の下降系のメロディー（特典楽譜だとSample Melody 2番にあたるメロディー）を
ラララで歌う。
男子チームは・・
「ミーファーソーラーシードーレーミー」の上昇系のメロディー（特典楽譜だとSample Melody 6番にあたるメロディーのリズムを簡単にしたもの）を
ラララで歌う。
・・との事だったんですが。
ひえ、ちょっと難しくないですか？と思った私。
（過去にJとBのライブで「Don't Be Cruel」で手拍子でお客さんが参加、とかありましたけど、それよりもはるかに高度・・）
久美さんが試しに女子チームコーラスのメロディーを歌ってみて
「わ、難しいですね〜。」との感想だったんですが、
ま、とにかく練習してみましょう、となりました。
まず女子チーム。
「ドーシラッ、ソッファミッレドーー」の下降系のメロディーをラララで歌います。
わお、なぜか女子チームの皆さんとっても美声（笑）
私はぜんぜん美声じゃないけど、とにかく声量だけでも！とがんばりました。
続いて男子チーム。
「ミーファーソーラーシードーレーミー」の上昇系のメロディー。
おお、ほんわかあったかいいい感じ。
・・・おお、難しいけど意外といけるかも？な感触を練習でつかみ、
いよいよ梶原さん企画のサプライズ、
「In The Kitchen」のBirthdayバージョン、本番スタートです！
梶原さんと久美さんのアコギの演奏は順調に進み〜・・
ついにお客さんのコーラス参加のシーンに！
まずは久美さん、梶原さんがそれぞれ女性チーム、男性チームのコーラスのメロディーをお手本的に歌ってから、
いよいよお客さんが実際にコーラスを歌い始めます！
梶原さんのギターの「ミ、ド、ミーーッレ、ミ、ミ、ソ、ミーーッレ」のメロディーの上に、お客さんの声が重なってゆきます。
わお！きれい！！
女子チームも男子チームもばっちり！
すばらしい！！！
そして女子チームが「ドーシラッ、ソッファミッレドーー」、
男子チームが「ミーファーソーラーシードーレーミー」のメロディーを歌いつづける中、
「ミ、ド、ミーーッレ、ミ、ミ、ソ、ミーーッレ」のメロディーを繰り返して弾き続けていた梶原さんは、
やがてそのメロディーを、ご自分のボーカルにチェンジ。
お客さんのあたたかいコーラスにつつまれる中、梶原さんがご自分の声で繰り返して歌います。
梶 「ハッピィ、バースデイ♪ ハピハッピィ、バースデイ♪」
・・・！！！
自分で「ハッピーバースデイ」って歌って自分で祝ってる・・・！！
超ポジティブ・・！！
（同時に、ある意味「とてもシュールな笑い」ともとれたり・・）
めちゃくちゃ面白い・・！！
しかも歌い方、めちゃくちゃ可愛いし・・・！！
（かつ堂々としてるし。。）
なんなのこの人、すご過ぎ・・・！！
と、もう私 、心の中で、驚愕の嵐（笑）
みんなで楽しく歌っている途中で、お祝いのケーキも登場。
ケーキに立てられたろうそくを「ふうっ」と吹き消す梶原さん。
客席からぱちぱちと拍手。
「おめでとうー！」の声。
わーい、おめでとうございます〜〜〜！
ラスト近くではお客さんも手拍子しながら梶原さんと一緒に
「ハッピィ、バースデイ♪ ハピハッピィ、バースデイ♪」と歌って、とっても楽しかったです。
・・・という感じで、梶原さんのサプライズ企画、大成功〜〜〜！！！
（文章化するのは大変難しかったのでわかりにくいかもしれませんが、少しは雰囲気、伝わったかなー？
やや記憶が曖昧な部分もあるので、もしかしたら実際のライブ進行とは少し違ったり、
前後している部分もあるかもしれませんが、すいません。）
演奏終了後、やや呆然とした感じで
「いやー、順さん、面白かったです。。」とステージ上でつぶやいた久美さん。
いやー、ほんと、あらゆる意味で、面白かったですねー。。
完全にやられちゃったなあ。。
すんごい楽しい企画でした。
そしてお誕生日サプライズで盛り上がった後も、ライブはたのしい親密な雰囲気で続き、
梶原さんが大好きなキャロルがカバーしていたという「Good Old Rock'n'Roll」では
梶原さんと久美さん、ギター弾きながらボーカルも披露。
梶原さんのがむしゃらな感じの歌い方、かっこよかった！
いぇい！ロケンローです！！
本編ラストは「Quiet Times」で優しくしっとりと。
そしてアンコールは久美さんの曲「going with me？」で、さわやかに、この日のライブは幕を閉じました。
いやーー、楽しいライブでしたね〜〜〜。
この日は「初演の曲」がたくさんあったので、
たった一度しかない「初演の瞬間」に立ち会えたのも嬉しかったです。
演奏曲目もたくさん、たのしいMCもたくさん（笑）で、
アコギのライブにしてはかなり長めの時間のライブ（終演23時…）となりましたが、全然「長い」とは感じませんでした。
たっぷり素敵なアコギ曲と楽しいトークが聴けて嬉しかったし、楽しかったです。
そしてあの「In The Kitchen」の梶原さんのサプライズ企画は、末代まで語り継がれます。。（私の中で）
誰よりもまずご自分がいちばん楽しんで、
結果まわりの私たちも、とっても楽しい気持ちにさせてくださった梶原さん。
私たちが梶原さんのお誕生日をお祝いするつもりが、
逆に、梶原さんからとっても素敵なあたたかいものを、プレゼントされちゃいました。
ほんっと素敵でした。
素敵すぎました。。
梶原さん、53歳のお誕生日、おめでとうございます！
楽しくて幸せな一年になるように、心からお祈りしています。
そして今回の私的J＆Kツアーは、この日の倉敷で終了。
神戸も、京都も、倉敷も、とっても楽しい時間を過ごす事ができました。
みなさんの街でのJ＆Kのライブは、いかがでしたか？
次にJ＆Kのライブが見られるのは、いつになるかな。。
進化し続けるJ＆Kが、楽しみですね！
J＆Kの皆さん、音楽を通じて、とっても楽しい幸せな時間を、本当にありがとうございました！！
今年の夏の、素敵な大切な思い出になりました。
