♪J&K@京都ラグ ライブレポ!
●2013年2月5日(火)
「J&K(梶原順&安達久美)ファーストアルバム発売記念 全国ツアー」
【会場】
京都 Live Spot RAG
【出演メンバー】
梶原順(Ag,Eg,Vo)
安達久美(Ag,Eg,Vo)
バカボン鈴木(B)
平陸(Ds)
<オープニングアクト>
小倉悠吾(Eg,Vo)
上品あやか(Oboe,P)
SAMPEI(B)
ROUX(Ds)
【※注!ネタばれあり!!】
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【SET LIST】
☆1st
Joker & King
Crosswind
Superstar
Catch Ball
Eight Mo' Times
Tokyo Rose
☆2nd
going with me?
KITSUNE NO YOMEIRI
Canopus
テンダレス(ゲスト:ばんばひろふみ(Vo))
Gate E7
Foots
<Enc.>
Cross Road(ゲスト:小倉悠吾(Eg,Vo))
Pinball Wizard
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J&K全国ツアー初日です!
当日、京都ラグのドアはこんな事になってました。
会場内はたくさんのお客さんで賑わっていました。
まずはオープニングアクトの小倉悠吾さんのステージからスタート。
音楽を楽しんでいる気持ちが伝わってくるステージで良かったなあ。
私は特に「ドラムの人がすごく良い!」と思って、ほぼドラムに釘づけでした。
一音一音、本当にしっかりと丁寧に心をこめて叩いてる。
要所要所でびしっ!と大事なねじを締める感じのパンチのきいたプレイも良かったです。
キーボードの女性が途中ですっとオーボエ(てゆうかあれはベルの形からしてイングリッシュホルン?)
を取り出して吹き出したのにも「またマニアックな楽器を〜」と思ってびっくりしました。(しかもすごく上手かったし。。)
オープニングアクトはインスト曲も交えて4曲ぐらい演奏。
演奏のダイナミクスの幅の広さが非常に印象に残りました。
インディーズといっても、すごいバンドがいっぱいだなぁ。。
オープニングアクトが終了して、次はいよいよJ&Kのライブがスタート。
ツアーメンバーは、
梶原順さん(Ag,Eg,Vo)、
安達久美さん(Ag,Eg,Vo)、
バカボン鈴木さん、(B)、
平陸(Ds)さん ←なんと高校2年生!
の4人です。
まずはファーストアルバム1曲目、「Joker & King」からスタートし、
アルバムと同じ展開で、間髪入れずに2曲目の「Crosswind」へ突入・・する為に、
楽譜を荒々しくばさっ!とめくったり、床に投げ捨てたりするメンバーの皆さんの姿が男前で素敵です(笑)
3曲目はこれもアルバムの曲順どおり「Superstar」。
カーペンターズによる大ヒットで有名なこの曲を、梶原さんがインスト・ロックバラードにアレンジしました。
(昨年12月に神戸ウィンターランドでこのアレンジを初めて聞いたときは、その意外さにびっくりしたなぁ。。)
ぐうっと熱く熱く歌いこむ曲で、聴いていると「こういうのって、エレキギターならではだなぁ」と思います。
イントロの梶原さんが弾くフレーズがとても好き。胸がぎゅっとなります。
MCでは「とても、気に入ってます。」と梶原さん。
「これからJ&Kのアルバムには、スタンダードナンバーをロック・バラードにアレンジしたものを必ず1曲入れる、というのを
目標にしようかな、とも思ってます。」との事。(面白いですね、それ。)
久美さんは最初このアレンジ音源がデモで送られてきた時、
「順さん、えっらい壮大なラブ・バラード作ったなあ〜」と思い、
これがSuperstarをアレンジしたものだとは気づかなかったんだそうです。
「そういう事ってあるよねー」と梶原さん。
4曲目「Cath Ball」では梶原さんの夕焼け色のソロがとても素敵でした。
5曲目「Eight Mo' Times」は梶原さんの2ndソロアルバム「You Make Me Smile」に収録されている曲ですが、
今回のライブで聴けるとは全然思っていなかったので、すごく嬉しかった!
MCで、「この曲は松本圭司くんに作ってもらって・・
松本くんはエレキギターもすごく上手いんですよね。
過去に本田雅人のツアーで僕がスケジュールの都合で参加できなかった時、
松本くんがギターを弾いた事もありました(笑)」
という梶原さんの話を聞いて、あー、あった、あったそんな事!と懐かしく思い出しました。
確か貞夫さんのツアーとかぶってて梶原さん出られなかったんですよね。懐かしいなあ。
一部ラストの曲は大村憲司さんの曲「Tokyo Rose」。
どこで演奏されても、誰が演奏しても、
大村憲司さんの曲が演奏されると、同じ薫りのする風がそこに吹くなあ、と思います。
憲司さんの存在感っていうのは、すごいです。。
亡くなっても、今もなお、ずっと。。。
二部は梶原さん&久美さんのアコギデュオのステージからスタート。
1曲目は久美さんがアコギで初めて作曲したという「going with me?」。
「いい曲です。」と梶原さん。
純粋な気持ちの表れた、いい曲ですよね。
CDで聴くよりも、ライブで演奏されたものを聴く時のほうが、その純粋さが際立つ感じがしました。
MCでは、「レコーディングの時にはこの曲は途中までしかできてなかったんだけど、急遽仕上げたんだ。」という話題から、
久美さんが「このツアー中にも新しい曲を1曲作って、ツアーのどこかで披露できたらいいなぁ〜、と思っているんですけど。。」と話し、
梶原さん「ほんと?じゃあ、作る?でも時間ないよね・・」
久美さん「打ち上げの時に作りますか?お酒飲みながら。いい曲できますよぉ〜(笑)」
梶原さん「悪酔いするんじゃないのぉ(笑)」
なんて会話も(笑)
続いて「KITUNE NO YOMEIRI」は、久美さん作曲のとっても変拍子の曲。
「だいぶ、楽しんで演奏できるようになってきました(笑)」と梶原さん。
続いて梶原さん作曲の「Canopus」。
二番目に明るい恒星がCanopus、だそうです。(一番目はシリウス)
「二番目っていうのが、またいいんだよね〜。」と梶原さん。
「震災前と、震災後、っていう感じがとてもあって・・」と梶原さん。
その梶原さんの想いは、曲を聴いて、聴いた人が直接それぞれに感じ取るのが、いちばんいいと思います。
この曲の演奏が始まると、ふうわり、とした音空間がラグをつつみました。
CDとはまた少し違った、質感の印象。。
この曲の中間部、何かを大切に思い返しているようなゆったりとしたシーンがとても好きです。
梶原さんのギターの和音のかさなりは空間そのものになり、
久美さんのソロは大切な星のきらめきみたいに響きます。
そして後半へ入り、力強さを増していく音。グルーヴ。。
とても好きな曲です。
初めて生で聴けて、とても嬉しかったな。
今日のライブを見に来ていたばんばひろふみさん参加で「テンダレス」を演奏した後は、
再びJ&Kエレクトリック・ステージに。
ベースのバカボン鈴木さんとドラムス平陸くんもステージへ。
「Gate E7」は3拍子系のリズムが心地よかったですね。
そして過去にJ&Bのライブでもよく演奏されていたスタッフの「Foots」!
浅野さんが亡くなった後も、梶原さんと久美さん共演のライブでは何度か演奏されてきましたが、
なんっか今回聴けるとは思っていなかったので、これも嬉しかった!
この曲での中盤の長いドラムソロ、平陸くんのプレイがものすごく印象的でした!!
他のバンドメンバーの作っているリズムグルーヴ・・そのリズムグルーヴの枠を
あえて壊すような、崩すような、全く違う種類のグルーヴでのプレイ。
梶原さんも「わっ、つられそう(汗)」みたいな感じで、苦笑しながらプレイされてました。
すっごいなーー、陸くん。
よく高校2年生で、あんな事やるなあ!!
すっごい度胸!!かっこいい!!
ちょっとファンになってしまったです。
陸くんはライブ全編通してフレッシュなビート、アグレッシブなプレイがとても印象的でしたね。
これから先がたのしみ!
梶原さんもMCで「陸くんはあちこちからとても期待されていて・・」とおっしゃっていました。
梶原さん「でもそれを重荷に感じなくていいからね。好きにやっていいからね。」
陸くん 「(嬉しそうににっこり)」
・・・っていうシーンがとても良かったなあ。
で、Footsの演奏の話に戻りますが、ラストは今回もやっぱりエラい事になってました。
J&Bのライブの時とはまた違った種類の魅力が出ていますね。
あっつい!すっごい!かっこいい!!
で、本編終了。
アンコール1曲目では
オープニングアクトの小倉悠吾(Eg,Vo)さんが加わって、J&Kのツアーメンバーと一緒に「Cross Road」を演奏。
アンコールラストは「ピンボールの魔術師」で、梶原さん&久美さんのボーカルとともに、
会場手拍子で盛り上がって終了!となりました〜。
梶原さんがMCでおっしゃっていたように、
「緊張しつつも、楽しくできた」ツアー初日だったのではないかと思います。
これからどんどんバンドの一体感も強くなっていくでしょうし、
曲目もまた変わっていくかもしれないし、
その日ごとに、一日一日、また違ったサウンドが聴けるのでしょうね。
楽しみです!
私は次のJ&Kライブは3月です。
進化を重ねたJ&Kのサウンドに再び会える日を、楽しみに待ってます!
♪「J&Kファーストアルバム発売記念 全国ツアー」にご来場の皆様に、J&Kオリジナル エコバックをプレゼント!
・・・って事で、今回のJ&K全国ツアーに来場された方にはもれなく、
J&Kオリジナルエコバックがプレゼントされます!
ライブ中のMCで梶原さんもこのエコバッグの事を話題に出されていて、
「思ったより結構しっかりした作りで・・
J&Kツアーの譜面入れにしよう!って思って使ったら、
バンドメンバーみんな同じ想いだったみたいで、みんな使ってるから、
どれが誰のだかわかんないんだよね(苦笑)
久美ちゃんはちゃんとわかるように、ぬいぐるみつけてたねー。」
とおっしゃってました。
で、私もこの梶原さんのMC聞いて、
「そうだな、どうせ使うんだったら音楽関係に使いたいなー」と思い、
マリンバレッスンに行く時の、マレット入れとして使う事にしました。
こんな感じで。
マレット入れにちょうどいいサイズです〜。
これからレッスンに行くのがますます楽しくなりそうです♪
♪まだまだ続きますJ&K全国ツアー!
スケジュールの確認は☆こちら(梶原順オフィシャル・ウェブサイト「スケジュール」)でどうぞ!
2月、3月とまだまだ続くJ&Kのライブ、お近くの方はぜひ♪