14年間マリンバのレッスンを受け続けてきた先生と、
お別れする事になりました。
先生が今のレッスン教室を辞めるという話を私が初めて聞いたのは、
昨年の11月。
もうびっくり。
先生が辞める理由は、もう本当にどうしようもない理由なんで。
仕方がないし。
受け入れるしかないんですけど。
それにしてもこれって、
私にとって「人生の一大事」と言ってもいいぐらいの
大きな大きな出来事かも。。
いやほんと、大げさな言い方じゃなく。
私はマリンバの習い始めから、基礎の基礎から、
全てをこの先生に教えていただいたし。
14年間も、ここまで私がマリンバを続けてこれたのは
自分が音楽や楽器を好きだという事ももちろんなんだけど、
「先生の事が好きだから」というのも大きな理由なんですね。
先生は私より10歳上の女性。
マリンバの演奏も、音楽へかける情熱も、その生き方も
全てが本当にかっこよくって。
尊敬していました。
先生と私は、レッスン中にいろんな話をしました。
音楽以外の話もいっぱいしました。
私と先生がお互い「大事に思っていること」のポイントは、
ほぼ同じだったと思うなあ。
そんな大好きな先生とのお別れは本当に残念で。
私はこの事についてはここのところずっと、
あまり考えないようにしていました。
目をそらしていました。
だけどいよいよ、ラストレッスンが近づいてきました。。
2月12日のレッスンの時に新しい先生が来て、
今の先生と新しい先生との間で
レッスン内容の引継ぎが行われるそうです。
だからその日が今の先生の最終レッスンの日になります。
でもこの2月12日は、引継ぎにほとんどの時間が費やされるだろうから。。
実質的には、あさって1月27日が
今の先生のラストレッスン、という感じになるかなあ。。
悲しがってばかりいても仕方がないし。
後ろ向きでいても仕方がないので。。
「今自分にできる事ってなんだろう。」と考えるわけですが。
今、自分にできる事は・・
残念だけど、今の先生とのお別れの事実を
自分の中でしっかりと受け止める事。
そして、新しい先生との出会いを、
新しい先生から学べることを、前向きに楽しみに待つこと。
新しい先生との人間関係を、また一から新しくつくっていく努力を
自分なりに誠実にしていくこと。
音楽に対しては今までと何も変わらずに、常に一生懸命に向き合うこと、
かな。。
そして、今のマリンバの先生に、
この14年間の感謝の気持ちを、自分なりに一生懸命に伝えること。。
というわけで。
マリンバの先生に手紙を渡そうと思って。
さっき書き始めたんですけど。
なんだか今まで全然実感なかったのに。
手紙を書き始めたら「本当にお別れなんだなあ」って急に実感わいてきちゃって。
すごく悲しくなってきちゃって。
目に涙とかたまっちゃうし。
参ったなあ。。
本当に一から教わったなあ。
先生のレッスンは厳しかったけれど、でもいつも真剣だった。
初めて発表会のステージに立った時、どきどきしたなあ。
J&Bの「Nowadays」も、悪戦苦闘しながらも先生とデュオで演奏して、楽しかった。
困ったときに助けてもらった事も、あったな。
そういう14年間のいろんな想いを、
いったいどんな風に手紙に書けばいいやら・・・
ちょっと途方に暮れています。。。
でも、書かなくちゃ。
私が感謝の気持ちを伝えられる手段はこれしかない、きっと。
頑張って書きます。
どうか少しでも、伝わりますように。。。
