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こまきのブログです。

【Live】J&K 〜TUTU ULAULA〜 acousticツアー@Music Square 1624 TENJIN(大阪・高槻市)ライブレポ

●2015年3月28日(土)
「J&K 〜TUTU ULAULA〜 acousticツアー」


【会場】
Music Square 1624 TENJIN(大阪・高槻市


【出演メンバー】
<J&K> 梶原順 (Ag)、安達久美 (Ag)
ゲスト:西部里菜 (Vo,Ag)



                                                  • -

【SET LIST】


☆1st
The Passage
Just Old Friends
A Story
Long Trail Runnin'
Season's Tidings
KITSUNE NO YOMEIRI



☆2nd
Quiet Times
アイムザワン (西部里菜 & J&K)
コーヒー (西部里菜 & J&K)
スペイン(スピン?) (西部里菜 & J&K)
コバルトブルー (西部里菜 & J&K)
悲しみの恋人たち
いいんだよ


<Enc.>
Drive My Car (J&K & 西部里菜)




=====================



今日は西部里菜さんをゲストに迎えての、高槻でのJ&Kのライブです。


1部はJ&Kのおふたりのみの演奏。


「Just Old Friends」では、梶原さんの高らかに歌い上げるソロが素敵でした。
心の高低、みたいなものをしっかりと感じる事ができるソロというか。。
本当に高いところまで、高らかに歌っていたなあ、と思います。
とっても綺麗でした。



「A Story」が聴けて嬉しかった!!(最近なぜか急に個人的にはまっていたので。。)
ゆったりとした空間の中で、
音を通じて、どんどん次から次へと美しい景色が見られる感じで、
「うわぁ、きれい。。」と思いながら、終盤は目を閉じて聴き惚れました。
演奏終了後に「わりと気に入ってるんだよね。(この曲)」と梶原さん。
そのMCを聞いて「私も気に入ってますーー!!」と勝手に心の中で叫んでました。



「Long Trail Runnin'」では、久美さんのソロのシーンが楽しかった!
久美さんのソロ、梶原さんのバッキング、
いろんなリズムや感情がその空間の中にぽんぽん放り込まれて ごったになって、
「わあわあ」って感じでどんどん楽しくなっていくのが、聴いててすごくわくわくしたし、楽しかったです。



あ、ライブ中のMCも楽しかったなー。



【MCその1: 新しいライブパフォーマンス】
久美さんがランニングにはまっている、という事で、梶原さんと久美さんでランニングの話題になったのですが。。


梶: 「和太鼓のグループで『鼓童』、だったかな。。
鼓童のメンバーは全員、フルマラソンやってからそのままステージに立って演奏する、とかいうのをやったらしいよ。」


梶: 「久美ちゃんもさ、ファンの人と一緒にマラソンして、そのままステージになだれ込んで、
そのままライブやる、とかいうのをやれば?僕は準備万端でステージで待ってるから(笑)
演奏する人だけじゃなく、ファンも一緒に、っていうのは今までないよ。」


久: 「新しいですね〜(笑)」


会場大ウケ(笑)
久美さん、検討してみます、とおっしゃってました(笑)




【MCその2: 作曲あるある】
曲をつくる時に、「どういうシチュエーションで曲が思い浮かぶか」という話題になり。。


梶: 「すぐに曲として残せる状況の時に思い浮かぶといいんだけどね。なかなかそうはいかない。
お風呂に入ってる時とか、シャワー浴びてる時とかに思い浮かぶ事が多いんだよね。散歩してるときとか。。
散歩してる時に思い浮かぶと、急いで帰りたくなるんだけど、そういう時に限ってグーちゃん(梶原さんの愛犬)がいろいろするので、
なかなか帰れない(笑)」


久: 「私は、ランニングを始めた時に思い浮かぶ事とかありますね〜。」


梶: 「それ、(長い距離走るんだから)すぐ帰れないね(笑)」


久: 「そうなんです(苦笑)」


梶: 「もうランニング始めた時に思い浮かんだ時はさ、ランニングやめて一回家に帰って、それで曲書いて、
それからまたランニングやった方がいいんじゃない?」


久: 「それがねぇ〜、できないんですよねぇー(苦笑)
一回走り出しちゃうと、もう気持ちが前へ行っちゃってるんで。」


梶: 「そうかぁー。。それも、久美ちゃんらしいね。」



などなど。。
かなり要約したし、MCの順序や細かいところは違うかもしれませんが、だいたいこういう雰囲気の会話だったって事で。
ここに書いた以外にも、楽しいMCがたくさんで、
ゆる〜い雰囲気の中で、梶原さんと久美さんのまったりトークが展開されていました。
聞いている私たちも、和んで楽しかったです。



さて、演奏の話に戻ります。
1部最後の曲は久美さんの曲「KITSUNE NO YOMEIRI」。
J&Kのライブで定番曲になってきた感のあるこの曲。
今回も笑顔あふれる、にこにこの楽しい演奏でした。
そして、また今回も梶原さんが久美さんに対していろいろ仕掛けてました(笑)



2部最初の曲はレクイエムである「Quiet Times」。
音楽を通じて、静かに大切に繋がる、祈る、ひととき。



そして、2曲目からいよいよ今日のゲスト、西部里菜さん(Vo,Ag)登場です。
里菜さんは、ステージ中央でギターを弾きながら歌い、
J&Kのおふたりは、その両脇で、里菜さんのバッキングでプレイされました。


初めて聴いた里菜さんの歌声は・・
すこぅしスモーキーというか、エアリーというか。。
ほんの少しだけハスキーな歌声。


なんとなく里菜さんの歌を聴きながら、「自然」(nature)を感じました。
(別にそういう歌詞ではなかったんだけど、なんとなく。。)


心の中にいっぱい光があって、歌いながらその自分の中の光を、
聴いている私たちにまぶしくあたたかく届けてくれる人、という印象でした。


梶原さんは「素晴らしい!」「好きだ〜、この歌声」と、何度も絶賛されていました。
バッキングのプレイにも熱がこもっていました。


里菜さんをゲストに迎えてのコーナーでは、里菜さんは4曲歌われました。
「またぜひ一緒にやりましょう」と梶原さんがおっしゃっていたので、また共演が実現するかもしれませんね。



里菜さんをゲストに迎えてのコーナーが終わった後は、再びJ&Kのおふたりでの演奏。
「悲しみの恋人たち」では、久美さんのソロが素晴らしかったです。
感情の中にある、深い暗い穴を、臆せずに自分から覗き込みに行くような、そんなプレイ。
深い音の響きのするソロでした。



本編ラスト曲は「いいんだよ」。
浅野祥之さんの曲です。
ライブでは私は、ちょっと久しぶりに聴きました。
光の粒が ぱちぱちと熱くスパークするような演奏、今回も素晴らしかったです!



アンコールでは、再び西部里菜さんをステージに迎えて、
梶原さんと久美さんと里菜さんの三人で「Drive My Car」を歌います。
梶原さんと久美さんはギターを弾きながら歌い(梶原さんメインボーカル)、
里菜さんはこの曲の時はギターは持たず、バックコーラスのみに徹します。
里菜さんいわく「(このお二人と一緒に)ギターを弾くなんて恐れ多くて」とのこと。
一方梶原さんは「里菜ちゃんと一緒に歌うなんて・・(汗)」とさかんに恐縮されてました。
会場から手拍子も起こり、この日も楽しい「Drive My Car」でした。



・・・という感じで、ギターの演奏も、歌も、両方楽しめた今回のライブでした。


梶原さん、久美さん、西部里菜さん、楽しいライブをありがとうございました!