It Will Be Fine!

こまきのブログです。

曲との絆

 

梶原さんとFab Bondの皆さんのアルバム「Time Tree」が本当に大好きで、
もうこれ以上聴けない、これ以上感じ取れない、というぐらいに聴いたつもりだったんですが。。

ライブでの演奏を聴いた後に(私の場合は配信ライブでしたが)、またそれらの曲をCD音源で改めて聴くと、また違った感じ方ができるものですね。。


こういう風に、CDで聴いた時の気持ちと、ライブで聴いた時の気持ちを行ったり来たりしながら聴き続けるうちに、
その曲と自分の絆というか、信頼関係みたいなものがどんどん深まっていくような感じがします。ぎゅっと手を繋ぐ力が強くなっていくみたいに。
過去にも何度も経験してきたこの感覚がとても好きです。

 

そんな風にいろんな感情を行き来しながら曲を聴き込むうちに、
私も曲を理解するけれど、
やがて曲のほうも私の事を理解してくれるようになる・・感じがします。

 

例えば・・ものすごくつらい時に、自分が大切にしてきたある曲を聴くと、「ああ今私のこのつらい気持ちをわかってくれるのはこの曲しかいない」みたいな気持ちになる事があります。
誰にも話せない自分の胸のうちを、その曲が全部理解して、全部受け止めてくれるような。。すごく救われます。

 

「音楽を聴く」という行為は決して一方的な受け身なものではなくて、曲と聴き手のあいだで、相互に作用し合うものだ、という感じがします。

 

その楽曲の製作者の知らないところで、楽曲と聴き手がこつこつと信頼関係を深めている。。
全国に(世界じゅうに?)そういう、「曲とその人だけの」ストーリーがいっぱいある気がします。
音楽ってやっぱり素敵だなと思います。

 

【配信LIVE視聴レポ】還暦記念スペシャル!梶原順 LIVE@RAG 3days~DAY3「coco←musika」

 

●2021年8月29日(日)
還暦記念スペシャル!梶原順 Live@RAG 3days
DAY3「coco←musika」

 

  【会場】
Live Spot RAG(京都)

 

 【出演】
梶原順 (G)
ゲレン大嶋(三線)
目木とーる(G)
川内啓史(B)

 
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【SET LIST】


サンゴのサンバ
Kacharseeing Cats
サバニに乗って
Some Calm Place
片降い サニー・サイド
You Will
ブセナの娘
ヨナバルの汽車
Nordestina ~O Festival do Izena~
Natsu no Owari ni
Swingin' Koza
Route 58
ニライカナイ~A Song of Hope


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梶原さん還暦記念スペシャル3DAYS最終日です。
梶原さんは赤のお洋服。他のメンバーの方々はおっきい赤い蝶ネクタイ姿でそろえていて、それが何だかユーモラスで、メンバー登場の際には会場から笑い声が。。

 

1曲目は「サンゴのサンバ」。
三線の音が鳴り響き始めると、もうそれだけですいいっ、と南国の風があたりに吹き始めるのを感じます。
他の楽器のグルーヴも絡み合って、波も作り出されていきます。

 

「Kacharseeing Cats」では目木さんのブルージーなソロがかっこよかったです。
それまで沖縄にいたのに、その目木さんのソロのシーンで、一瞬ですっと他の国に移動するような感覚がありました。音楽っておもしろい。


「サバニに乗って」で優しい星空を感じ、

「Some Calm Place」で祈りと愛を音楽にのせて、

「片降い サニー・サイド」で柔らかな雨を感じて。

 

「You Will」は笑顔の行進みたいな曲ですね。この曲を聴くと、うきうきと無条件に楽しくなります。

 

「ブセナの娘」は・・曲前のMCから、演奏中、そのかわいそうなハスキーのイメージが頭から離れなかったです(笑)ああ、かわいそうに。。

 

「ヨナバルの汽車」では、曲ラストで目木さんがギターのボディを叩いて、「タタン、タタン」と汽車の走るリズムを表現されていたのが、おおぅ~~、と思いました。センスの光る素敵なプレイ。

 

「Nordestina」は、倫明さんのパーカッションがなくても、ライブならではの素晴らしい熱いグルーヴ!かっこよかったです。

 

「夏の終わりに」を聴きながら、「ああ私の夏が終わる。。」と、色々と想いをはせました。

 

「Route 58」は梶原さんの確かな熱いカッティングがかっこよかったです。疾走感あふれるプレイ。

そしてこの曲の演奏終了後にケーキ登場!
今日はわりと普通のタイミングで、普通のケーキが出てきました(笑)タルトのケーキかな?美味しそうでした~~~。

 

ラスト曲「ニライカナイ」では涙腺崩壊。自分の部屋でひとりPC前でぼろぼろ泣いてました。
天上から海にさす光、みたいなものが見えたなぁ。。
会いたいけれどずっと会えていない大切な人たちの顔も。
音楽を聴きながら、その人たちとしっかりと繋がっていると感じる事ができました。ありがとうございます。

 

やっぱりココムジカは、ゆったりリラックスできますね。
梶原さんがMCで「睡眠導入効果のある音楽」と評されていたけれど・・私はココムジカの音楽を聴いても眠くなりませんが、もし眠くなるとしたら、それはココムジカの音楽を聴いていると、心から安心するからじゃないかなぁ。いいですよね、聴いていて安心できる音楽って。

 

そして、きつく締めすぎている身体のねじをゆるめてくれるような、

心と身体を、ちょうどいいフラットな状態にチューニングし直してくれるような、そんな音楽にも感じます。
自然100パーセントの景色の中に飛び込んで、すっかりリフレッシュして帰ってきた後のような、そんなリラクゼーション効果も感じます。

うん、ココムジカの音楽はやっぱりすてき。

 


今日も楽しいライブでした。

梶原さん還暦スペシャル3DAYS、それぞれに本当に素晴らしい内容のライブでした。
会場に行けなくて残念でしたが、配信があってありがたかったです。
ラグスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 

梶原さん、60歳の、還暦のお誕生日おめでとうございました。
困難な時代に、弾き続けてくださってありがとうございます。
これからもずっとずっと、聴き続けていきたいです。
三日間、素晴らしいライブを本当にありがとうございました。

 

【配信LIVE視聴レポ】還暦記念スペシャル!梶原順 LIVE@RAG 3days~DAY2「梶原順 with DEPAPEPE」

 

●2021年8月28日(土)
還暦記念スペシャル!梶原順 Live@RAG 3days
DAY2「梶原順 with DEPAPEPE」

 

  【会場】
Live Spot RAG(京都)

 

 【出演】
梶原順 (G)
徳岡慶也(G)
三浦拓也(G)

 
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【SET LIST】

Flow
Old Chicken George
An Extra
Short Short
War Cry
Burned
The Courage
Jamming Dance Party
見上げれば星
J.D.P
One


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久しぶりのDEPAPEPEと梶原さんの共演です。
(三浦くんの今の髪型、すごくよく似合ってるな~。。)

 

ライブは「Flow」からスタート。
光のシャワーが降り注ぐような、きらきらの音の粒があたり一面に弾け飛ぶような、素敵な音空間でした。

 

演奏終了後のMCで、徳岡さんが三浦くんに向かって「そっち側いいなぁ~。」と。
(徳岡さん側からだと梶原さんの手元がよく見えないそうで。)


そして始まった次の曲「Old Chicken George」では、演奏中に梶原さんが思いっきり徳岡さんの方を向いて演奏する大サービス(笑)会場爆笑。
一方、梶原さんのプレイが見えなくなって寂しそうな表情で、立ち上がって必死に梶原さんの手元を覗き込もうとする三浦くん・・。
なにこの寸劇、という見ていて非常にほのぼのするシーンでした♪

 

「The Courage」の演奏素晴らしかったです。
生ライブ、配信を含めて今まで聴いてきた中で、今日のが一番感動しました。
何かこう、演奏が始まる直前の雰囲気から「あっ、絶対この後の演奏すごくなる」って直感的に感じるものがあって。。
中間の、徳岡さんと三浦くんのソロのシーンも素敵でした。
自分の内面を見つめながら真摯に音を紡ぎ出す徳岡さんと、純粋な大きな歌を笑顔で歌い続ける三浦くん。
すごく対照的で、このお二人がデュオなのは素晴らしいなあと改めて思いました。
ラストの梶原さんのソロも、今のこの状況の中で聴くとまた心への届き方が違って、「困難に堂々と立ち向かっていく」・・そんな印象の力強い演奏でした。

 

「Jamming Dance Party」、三浦くんと梶原さんのやり取りがツボ(笑)
中間部の梶原さんの長いカッティングソロがめちゃくちゃかっこ良かったです。
カッティングだけであんなにかっこ良くできるってすごいなぁ!と改めて思いました。

 

「見上げれば星」は・・
三浦くんと徳岡さんのお二人に挟まれてこの曲を弾く梶原さんの姿を見て涙、でした。。
神戸チキンジョージで、JとBのオープニングアクトとして初めてDEPAPEPEが登場した時のライブ、私は見てるんですけど、
あれからあっという間にたくさんの時間が経ったんだなぁ。
何だかいろんな思い出が、曲を聴きながら走馬灯状態で駆け巡りました。
浅野さんも、絶対来てましたね。


「J.D.P」では、梶原さんの、椅子にがっ!と片足かけてガンガンに弾きまくるシーンが久しぶりに見れて嬉しかった~~~!!!!!
あああああかっこいい。ありがとうございます。足の長さも際立って最高です。
生で見ていたらどうなっていた事でしょう。。。

 

この曲の演奏終了後に、スイカケーキ登場!(なんかラグのケーキ登場のタイミングが毎回微妙な感じがして個人的にツボです)
前日「糖質が~」とぼやいていた梶原さんに対しての、ラグスタッフの方々の心遣いでした♪
さあ明日は、いったいどんなタイミングで、どんなケーキが登場するのか??乞うご期待!ですね。

 

ラスト曲は「One」で、会場のみんなで盛り上がって終了!でした。

 

久しぶりのDEPAPEPEとの共演、楽しかったですね。
梶原さんも楽しそうでした。

ここにも Time Tree あり、ですね。

いろんなところにある。。。

 

はー、それにしてもやっぱり生のライブ会場で体験したかったなぁ。。。
なんかもう外で秋の虫とか鳴いてるし。。一本もライブに行けなかった私の夏っていったい。。

 

・・・いかん、DAY2にしてすでに後ろ向きになりかけている!

明日はいよいよDAY3、最終日です!
明日も今の自分にできる方法で、精一杯楽しみまーす!!

 

【配信LIVE視聴レポ】還暦記念スペシャル!梶原順 Live@RAG 3days~DAY1「梶原順 with FAB BOND」

 

●2021年8月27日(金)
還暦記念スペシャル!梶原順 Live@RAG 3days
DAY1「梶原順 with FAB BOND」

 

  【会場】
Live Spot RAG(京都)

 

 【出演】
梶原順 (G)
伊藤ハルトシ(G)
川内啓史(B)
小笠原拓海(Ds)

 
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【SET LIST】

Black Mamba
Desert Wind
Don't Give It Up
Take A Break
Walking Around
Birthday
SA TSU KI BA RE
JOJO
速いやつ
Certainly
<Enc.>
Just For Fun


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ライブ配信スタート直前のひととき、自分の部屋でPC前でひとり、じっと目を閉じて集中して、「京都RAGの客席の暗闇の中にいる自分」を想像していました。
大丈夫、思い出せるあの雰囲気、まだ自分の想像力も記憶力も大丈夫、頑張れ自分、と励ましつつ。

 

ライブ開演前に梶原さんがステージに登場し、ライブスポットラグスタッフ松尾さんとのMCのやり取りがありました。
そしてここでまさかのハッピーバースデイソング(状況を鑑みてみんなで鼻歌)、還暦お祝いのケーキ登場!がありました。譜面でケーキのろうそくを消す梶原さん(笑)
「この時期はケーキ攻めになるから糖質制限が・・」とぼやきつつもにこにこ嬉しそうな梶原さんを見て、こちらも幸せな気持ちになりました。

 

そしてライブスタート。一曲目は「Black Mamba」。
「ああもうRAGの配信、音がいい~~!!」と改めて思いました。
ライブになかなか行けない状況の中、RAGの配信の高音質、高画質、ほんとありがたいです。
そしてこの曲ラストの梶原さんのソロのかっこよかった事ったら!!弾き倒しです!!
演奏が終わった後、川内くんとハルトシくんが思わず目を合わせて「だっはー!」って感じで笑い合ってたのが印象的でした。梶原さんすっごい演奏だったなあ!って感じで笑い合ってた。
演奏後のMCでも「それが60歳の演奏ですか!(笑)」と川内くん。

「大人げなく弾いてしまいまいした。もっと大人にならなくては(笑)」と梶原さん。
いえいえ、これからの60代も、その先の70代も、80代も、ずっと大人げなくやんちゃに弾き倒していただきたいです!ずっとそんな梶原さんの演奏を聴き続けていきたいなあ!

 

Desert Windでは、とにかく「大きな」ハルトシくんの演奏が印象的でした。
ラストのソロも、とても大きい音楽だったなあ。
また、そのソロを弾いているハルトシくんを見つめている梶原さんの表情がなんとも幸せそうで嬉しそうで、ぐっと来てしまいました。

 

「Don't Give It Up」、冒頭の不穏な拓海くんのタムの音が最高です。
演奏が進んでいくにつれて不穏度(?)みたいなものがどんどん高まっていくところがまた最高でした。
この曲のしぶとくてしつこい感じが、今のこの時代の中で聴くとほんとかっこいい。
梶原さんが奏でるメロデイーの「オラオラぁ」な感じも大好きで、ずっとオラオラしていていただきたいです。

 

ぎゅっと引き締まったカッティングの音で始まった「Take A Break」かっこ良かった~!
この曲はこの前のブルースアレイの配信では聴けなかったので嬉しかったですね。
ラストの梶原さんとハルトシくんのギターソロバトルは、聴いているともう自分の中から言葉が消えるというか、本当に音と音そのものから、お互いの気持ちとか強い絆とかがびしばし伝わって来て、感動して思わず涙してしまいました。
私、Take A Break で泣いたの初めてだ、とびっくりしながら。「J&B時代にもこの曲聴きながら泣いた事ないぞ!」とか思いながら。嬉しい涙でした。

 

「Walking Around」はライブならではの広がりを見せる曲ですね。
途中の梶原さんのソロは、現実のお散歩からちょっと抜け出して、すっと夢の世界に入って、遠くて広くて熱いところに行って、そしてソロ終わりにはまた、ふっと現実の世界に戻って来て再び歩き始めるような・・
そんなソロでした。聴いているこちらもギターの音と一緒にトリップできました。

こういう感覚を味わえるのも音楽の幸せなところ、と思います。

 

川内くんの曲「Birthday」、私この曲大好きです。
今回のライブでの演奏もすごく素敵で・・丁寧に紡がれる梶原さんのメロディー、拓海くんのナチュラルなビートが心地よく、ハルトシくんの抒情的なソロも素敵、川内くんのふわふわの雲みたいな優しいソロも素敵、そして時間の経過とともに皆さんの気持ちがしっかりと繋がり合っていく様子が素敵、でした。
演奏終了後のMCで梶原さんが「僕は今日はここでケーキが出ると読んでたんだけど(笑)」と。すごく意表をつかれた、と。(はい、見ているこちらも相当意表をつかれました)
「明日は(さらに意表をついて)僕のホテルの部屋にケーキが届いたりしてね」と梶原さん。会場爆笑でした。私もPC前で笑ってました。

 

「SA TSU KI BA RE」の演奏、先日のブルースアレイではなかったのでとっても嬉しかったです。個人的にとても思い入れの深い曲なので。
梶原さんの曲を聴いていて、風景の見える曲が私は大好きですが、その中でもこの曲は「元祖」という感じがします。
拓海くんのドラムソロ、かっこよかった!拓海くんのドラムは、ほんと「ここしかない」ところで「それしかない」音を叩いている感じがして、必然、という感じがするというか。
先日のYouTubeでの梶原さんとFAB BONDの皆さんのトークライブ配信で、拓海くんからポンタさんのドラミングについてのお話が出てましたけど、拓海くんのドラミングを聴いているとポンタさんに通じるものも感じます。
難しいとされるラストシーンのソロ、ハルトシくんは堂々と弾ききっていて、かっこよかった~~~!!
演奏終了後にハルトシくんが「(このソロシーンは)制約がある中で、どれだけ自由に弾けるか、自分を出せるか、が楽しい」という意味合いの事を語っていたけれど、これって、まんま今の状況を生きる私たちにも置き換えて言える事かもしれませんね。。

 

はっきりとしたメロディーがないのに聴きごたえのある「JOJO」のカバーの次は、

 

J&Bの「速いやつ」!!!
きたーーー!!!って感じでした。これも先日のブルースアレイではなかったですね。
なんかもう、音が熱い弾丸みたいになっててかっこよかったー!気持ち良かったーー!!
そしてラストのあの梶原さんのソロ、何だあれは!って感じでした。なんて表現したらいいのかわからない不思議なかっこよさ!
「何これ~!」って思いながら最高にどきどきしながら聴いてました。

 

本編ラスト曲は「Certainly」。
熱くて優しい夕焼け色の演奏でした。
今回のライブで、会場に響き渡るこの曲のラストの音を聴いた時に、やっぱり私はJ&Bの「TOUCH」を聴いた時の気持ちを思い出しました。
渋谷AXで「TOUCH」を聴いた時の、アンコールのラストで聴いたあの時の音。どうしてかな。。。

 

アンコールはJ&Bの「Just For Fun」!
私は音楽が好きで、文章を書く事が好きなので、音楽に感動した気持ちを文章に置き換えていく作業が好きですが、
なんか、J&Bの曲を聴いていると、自分の中から良い意味で言葉がなくなっていくなあ、と思いました。
J&Bの曲を聴いていると、そこには音とリズムと自分の身体だけになる、というか。。
自分の身体で、本能的に、動物的に(?)、頭からっぽにして聴いて、楽しんでいる感じ。
J&Bって自分の中にそういうすごく原始的な、プリミティヴなものを思い起こさせてくれる存在だったのかな。。
J&Bのライブに通い倒していた頃には意識した事がなかったけれど、私はそういう風にJ&Bの音楽を本能的に楽しんでいたのかな。。と、今回のライブで演奏されるJ&Bの曲たちを聴きながらふっと思いました。
いろんな意味でかけがえのない存在だったんだな、と思います。

 

そんなかけがえのない大切な大切なJ&Bの音楽性を、FAB BONDの皆さんがしっかりと受け継いでくださっているのが嬉しいし、もうすでに新しい音楽の世界に踏み出して行っているのが、また本当に嬉しい、です。

 

アルバム「Time Tree」発売記念ライブ、先日の目黒ブルースアレイの配信も見たのですが、アルバム発売記念ライブとしては今回のラグが二回目、だったわけですけど
もう二回目のライブにして演奏がぐっと進化していて、また全然違っていて、プロの方々って本当にすごいなと改めて思いました。

 

そして今回の配信ライブ、不思議なことに、本当に会場にいるみたいな気持ちで聴けました。
いや、もちろん生のライブ空間を心から愛する者として、配信ライブと生のライブが違うものである事は、それはもう重々承知なんですけど、でも、なんだか「隔てられている」感じがあまりなかったのです。。どうしてかな。
梶原さんが会場から「配信ライブをご覧の皆様も楽しまれてますか」と何度も呼びかけてくださったのもとても嬉しかったです。ありがとうございました。

 

梶原さんとFAB BONDの皆さんのライブ、本当に素晴らしかったです。
もう梶原さんとその生徒さん、じゃないですね。完全にミュージシャン対ミュージシャンですね。自然とそう思って聴いてます。
今回で終わらずに、ぜひ今後もずっとずっと続けて活動していただきたいです。ツアーもぜひ、お願いしたいです。
「Time Tree」のアルバムとライブを通して、梶原さんとFAB BONDの皆さんからたくさんの幸せな楽しい気持ちをいただきました。
音楽そのものを、またさらに好きになったような気がします。本当にありがとうございました。

 

さて、明日は梶原さん還暦スペシャルDAY2です!
明日は梶原さんはどんな赤いお洋服で登場されるのでしょうか…!

 

そしてライブレポを、ライブを見た当日にブログにあげたのって、さすがに初めてな気がします。
これも配信ライブで家にいるからなせる技、でしょうか。(いいんだか悪いんだかよくわかりませんが)

お疲れさまでしたーー!!

 

【配信LIVE視聴】梶原順 Triple Acoustic Guitars@ジロキチ

 

●2021年8月25日(水)
「梶原順 Triple Acoustic Guitars」

 

 【会場】
JIROKICHI

 

 【出演】
梶原順 (G)
内田康平(G)
渡部敬汰(G)

 
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【SET LIST】

Pastral
An Extra
Short Short
OHANAMI
The Courage
Old Chicken George
Jamming Dance Party
The Four Seasons
Certainly
Burned

 <Enc.>
見上げれば星


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私は昨年の2月中旬に京都でこのお三方のライブを見て、それ以来のこのメンバーでのライブ、でしたが
画面越しでも内田さんと渡部さんのギターが一年半前とは大きく変わっているのがすごく伝わってきました。
ダイナミクスの幅が以前とは全然違うような。。
特に「OHANAMI」の熱い演奏はぐっと来ました。
今後もこのメンバーでの活動は続く、との事で楽しみです。

 

この日は梶原順さん還暦のお誕生日当日。
リラックスしていて温かい、素敵なライブでした。

 

Four Wheels@京都ラグ 【ハイライト&セットリスト】

京都ライブスポットラグのYouTubeチャンネルで、先日行われた Four Wheels(小野塚晃・梶原順・川内啓史・則竹裕之) ライブのハイライトシーンと、セットリストがアップされています。

 


www.youtube.com


見ましたが。。。なんでハイライトに「Foots」のあのラストシーンが入ってないんだーーーーー。
・・とか叫ぶと、アップしてくださったラグスタッフの方に失礼でしょうか。。すみません。
あの素晴らしいシーンは、また生のライブ会場で!って事かな。

 

Four Wheels@ラグ、配信ライブで見てましたが、「Foots」のラストシーン(梶原さんが高速カッティングで駆け抜けるところ)に大感動して、配信終了ぎりぎりまで何度も何度も繰り返して見てました。


独奏でもリズムグルーヴっていうのはある程度つくれるものだとは思うけれど。。
人と人のそれが合わさった時は、本当にすごいというか。。
あの「Foots」のラストシーン・・梶原さんと則竹さんの強靭なリズムグルーヴが、強烈に絡み合った時っていうのは、
まるで広い海を巨大な戦艦が何者にも負けずにがんがんに突き進んでいくような、そんな無敵感というか、とんでもない圧倒的な迫力が生まれるなあ、と思いました。すごかったです。


合奏ってすごい。音楽ってすごい。人ってすごい。
次こそはリアルライブで体験したいな。