今日はブルーアレイでの浅野祥之さんメモリアルライブ最終日、ですね。
残念ながら参加できないので、静かに気持ちを送り続けています。
(それしかできない。。)
今日は、J&Bのアルバム『Family Tree』の中から、浅野さん作曲の「そんなこと知るかい」をご紹介します。
2004年にJ&Bのアルバム『Family Tree』がリリースされた後、
ジャズライフの記事の中で、梶原順さんが、浅野さんの曲「そんなこと知るかい」について
こんなコメントをされていました。
「僕ね、この曲を聴くといつも浅野さんの『背中』を思い出すんですよ。」
素敵なコメントだなって思いました。
たった一行で、すごく伝わってくる。
「そんなこと知るかい」は、どっしりまったりしたグルーヴ(←こういう太いグルーヴはJ&Bじゃないと出せない)のループの中で、
浅野さんのエレクトリック・ギターが鳴り響く曲です。
「哀愁」「郷愁」・・そういう言葉が似合う曲だと思うけど、
でも100パーセント郷愁、って感じじゃなくて、
なんとなーく、どこかこう、おどけたような、ユーモラスな感じもこの曲の中にはあるような感じがして、
私はそこが、とっても浅野さんらしいなって思います。
2005年5月のJ&B@神戸チキンジョージのライブを見に行ったとき、
この日はセンターステージ(ステージが中央にくる)形式でした。
J&Bのメンバーを、お客さんがぐるっと取り囲むような形でライブを見ました。
私はこの日、浅野さんの真後ろでライブを見ました。
浅野さんの背中を見つめながら、「そんなこと知るかい」の演奏を聴いたとき、とっても感動しました。
何ひとつ消えていない。
ずっと覚えている。
浅野さんは、今も私たちの中に生きている。
- アーティスト: J&B
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 70回
- この商品を含むブログ (4件) を見る