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こまきのブログです。

好きな曲紹介14〜「そんなこと知るかい」(浅野祥之)


今日はブルーアレイでの浅野祥之さんメモリアルライブ最終日、ですね。
残念ながら参加できないので、静かに気持ちを送り続けています。
(それしかできない。。)


今日は、J&Bのアルバム『Family Tree』の中から、浅野さん作曲の「そんなこと知るかい」をご紹介します。




2004年にJ&Bのアルバム『Family Tree』がリリースされた後、
ジャズライフの記事の中で、梶原順さんが、浅野さんの曲「そんなこと知るかい」について
こんなコメントをされていました。


「僕ね、この曲を聴くといつも浅野さんの『背中』を思い出すんですよ。」


素敵なコメントだなって思いました。
たった一行で、すごく伝わってくる。



「そんなこと知るかい」は、どっしりまったりしたグルーヴ(←こういう太いグルーヴはJ&Bじゃないと出せない)のループの中で、
浅野さんのエレクトリック・ギターが鳴り響く曲です。


「哀愁」「郷愁」・・そういう言葉が似合う曲だと思うけど、
でも100パーセント郷愁、って感じじゃなくて、
なんとなーく、どこかこう、おどけたような、ユーモラスな感じもこの曲の中にはあるような感じがして、
私はそこが、とっても浅野さんらしいなって思います。




2005年5月のJ&B@神戸チキンジョージのライブを見に行ったとき、
この日はセンターステージ(ステージが中央にくる)形式でした。
J&Bのメンバーを、お客さんがぐるっと取り囲むような形でライブを見ました。


私はこの日、浅野さんの真後ろでライブを見ました。


浅野さんの背中を見つめながら、「そんなこと知るかい」の演奏を聴いたとき、とっても感動しました。





何ひとつ消えていない。
ずっと覚えている。


浅野さんは、今も私たちの中に生きている。



☆2005/5/12の日記〜J&B@チキンレポ



FAMILY TREE

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