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こまきのブログです。

好きな曲紹介8〜「MEMORIES」(JとB)

もともと好きなこの曲なんですが、
最近なんだか改めて惚れ直してるって感じで、
本当によく聴いてます。




この「MEMORIES」を私が初めて聴いたのは、
昨年10月のJとB@神戸ウィンターランドのライブでした。


☆2006/10/29の日記〜「JとB@神戸ウィンターランド」ライブレポ!


この時のライブの梶原さんのMCで、
アコースティックギターマガジンの付録CDに
この「MEMORIES」が収録されると知って買いに行き、
本当に何度も何度も聴きました。


この曲の、上から音がふんわりと降ってくる感じ、
ゆとりのある空間の中で音が優しく揺らいでいる感じが大好きです。


決め込みすぎないゆとりのある空間の中には、
「自由」やいい意味での「遊び」が生まれるんですよね。


この「MEMORIES」を聴いていると、
そんなゆとりのあるリラックスした空間の中で、音たちが一音一音、
幸せそうににこにこと微笑んでいる様子が見えるような気がします。
この曲を聴いていると「音が幸せそうだなあ」と思います。


梶原さんと浅野さんのギターの音色の違いも、
このシンプルな楽曲に、とても鮮やかに彩りを添えているような感じがします。
優しく艶やかに光り輝く梶原さんの音色も、
ギィーンと心に染み渡る浅野さんの音色も、どちらも素敵だなぁと思います。


浅野さんのソロのときの、梶原さんのバッキング、かっこいいですよね。
このシーンになると、梶原さんのギターの音の重みが、すっと変わって、
グルーヴも少し粘っこくなるのがすごいな、って思います。
で、その後の梶原さんのソロシーンではまた元のふんわりグルーヴに戻る。。


私は「MEMORIES」のこのシーンを聴いて、
「グルーヴにも、いろんな種類があるんだなあ」と思いました。
ひとくちに「グルーヴ」といっても、本当に様々な種類のグルーヴがあるんですよね。
柔らかいのや、粘っこいのや、重いのや、軽いのや・・・他にもいろいろ。
「MEMORIES」を聴いてその事に気づいてから、
ライブやCDを聴くときに、「グルーヴの種類」「グルーヴの質」みたいなものに
注目して音楽を聴くことが、とても楽しくなりました。



これだけシンプルな曲で、これだけ聴かせてくれるのは本当にすごいなぁって思います。
たくさんの経験を重ねてきたアーティストだからこそ出せる味わいがありますよね。



ゆとりのある、決め込みすぎない空間の中で、
音が優しく揺らいでいる曲「MEMORIES」。


そういうゆとりのある自由な空間だからこそ、
私はこの曲を聴きながら、そのメロディーの中に
いろんな種類の感情を託すことができます。
音の揺らぎを幸せな気持ちで見つめ、感じることができます。


最近朝起きる時のタイマーで、CDコンポから流れてくるのはこの曲です。
朝日が柔らかく降ってくるような感じで、この曲のメロディーが降ってきます。
そんな中で目を覚ますのは、とても幸せな気持ちです。




GIFT

GIFT

「MEMORIES」は、JとBのアルバム『GIFT』に収録されています。


☆2006/12/8の日記〜好きなアルバム紹介17「GIFT」(JとB)