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こまきのブログです。

「梶原順×渡辺直樹Duo@広島JIVE」ライブレポ!

komaki-13252007-06-08

●2007年6月8日(金)
梶原順 x 渡辺直樹 Duo
〜瀬戸内旅情・薬研堀編〜」


【会場】
LIVE Cafe JIVE(広島)


【出演メンバー】
梶原順(G)
渡辺直樹(B)



                                        • -

昨年の年末以来の広島JIVEでした。


この日は開場時間の30分ぐらい前から
JIVE前で友だちと一緒に並んでいたのですが、
も〜う、すっごい雨&雷!!


JIVEの軒下の階段(?)みたいなところに
友だちと並んで座って、雨を見つめ、雷の音を聴きながら、
いろいろ語り合いながら開場を待つのもこれまた楽し?(笑)


そんなこんなで開場。
そして開演の時間になると、JIVE内はほぼ満員の状態になっていました。


いよいよライブスタートです。


梶原さんのギターは新しいギターでした。
弦の種類が今までと違って鉄弦なので、
「ギィーン」と渋めの男前な音がします。
今までの透明感のある艶やかな音色とは対称的で、新鮮でした。


直樹さんのハーモニクス奏法(という言い方でいいんでしょうか)
を聴いていると、
優しい揺りかごの中でゆらゆら揺られているような気持ちになりました。



今日はアコースティックギターとベースのデュオ、という事で
特殊な(ですよね?)編成です。


奏者がふたりで、しかも基本的にコード楽器は梶原さんひとり、
という事で、なんだか「空間」がいい意味で
たっぷりとあるように感じられました。


そのたっぷりとした空間の中を、いろんな表情の音が行き交う様子を
ゆったりとした気持ちで感じられる素敵なライブでした。


空間の中を、ギターとベースの音が優しく揺らぎ合ったり、
時には火花を散らしてクラッシュし合ったり、
時には重なり合ってグルーヴを増して熱くなったり・・・


そういういろんな音の表情を見つめる事ができました。
なんだかとっても贅沢で、幸せな空間でしたね。



曲目は、
パット・メセニーの「トラベルズ」や
アントニオ・カルロス・ジョビンの「トリステ」、
ビートルズの「I Will」「Here, There And Everywhere」、
他カバーもの、
直樹さんのオリジナル曲、
JとBの曲より「The Beginning」、「Smiling」、「Gift」
などなど。


直樹さんの曲「カプチーノはさよならの苦さ」っていう曲、
いい曲だったなぁ〜。



アンコールは・・・
梶原さんが
「アンコールではいつもこの曲をやる事に決めているので」
と言って演奏された1曲目は
青木智仁さん作曲の「Risa」。
ベースとのデュオで演奏されても、やっぱりとっても素敵な曲です。


そして次に梶原さんが
「次は、浅野さんに。。」
と言って演奏したのは・・・


浅野さん作曲の、J&Bの「そんなこと知るかい」でした。


この曲を聴いたときの自分の気持ちを
上手く言葉にする事はできませんが・・・
演奏を聴いている間、浅野さんの素敵な笑顔がいっぱい思い浮かびました。


浅野さんの曲の中から、
梶原さんがあの曲をチョイスしてくださったのは
とっても嬉しかったです。
また弾いていただきたいな、と思います。



梶原さんと直樹さんのデュオ、特殊な編成ですから
演奏者側はいろいろ大変だと思いますが、
聴く側としては
「なんだかいろんな事ができそうなデュオだなぁ〜」と思って
いろんな可能性を感じてわくわくしました。


これからどんどん進化していきそうなデュオだと思います。
いつか地元でも、このデュオでのライブを見てみたいですね。



そして久しぶりに行った広島で、
大好きなあたたかい方たちに再会できて
本当に嬉しかったです。


あの日JIVEで再会できた全ての方々に感謝!
本当に本当にありがとうございました。


また広島JIVEに行きたいと思いますので、
これからもよろしくお願いします。