It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「Signals feat 梶原順@広島JIVE」ライブレポ!

komaki-13252008-08-23

●2008年8月23日(土)
「Signals feat 梶原順


【会場】
LIVE Cafe JIVE(広島)


【出演メンバー】
小田原 政広(G)
吉岡 洋充(Ds)
山本 優一郎(B)
ゲスト:梶原 順(G)



【※注!梶原順 2ndソロアルバム内容に関するネタばれあり】




===================================



【SET LIST】
☆一部
カクタス
レッド・バロン
Way back home
room 335
Country
Ain't none of your blues(←梶原順 2ndソロアルバムに収録されている、松本圭司さん作曲の新曲)


☆二部
Talk
Smiling
エイプリル・ミスト
オブリビオン
How the world feel to be free
JIVE


<Enc.>
Some calm place(←梶原順 2ndソロアルバムに収録されている、梶原さん作曲の新曲)



                                                                          • -

広島JIVE 2DAYSいってきました〜。


まずは23日のレポから・・・と思うのですが、
24日の「歌声喫茶JIVE」のインパクトがあまりにも強すぎて、
23日のシグナルズのライブの記憶が半分飛んでしまっています(汗)
シグナルズのライブは相当に素敵ライブだったのに〜。
おそるべし歌声喫茶。。。


とにかく頑張って記憶を掘り起こして書いてみます。
それではライブレポ、GO!




「シグナルズ」は広島で活動しているユニットで、
メンバーは、小田原 政広さん(G)、吉岡 洋充さん(Ds)、山本 優一郎さん(B)、の三人。


私はそれぞれのミュージシャンの方は
梶原さんとの共演のライブで広島で見ていますが、
「シグナルズ」としてのライブは今回初めて見ました。


ゲストの梶原さんはライブの最初から参加。


一曲目は「カクタス」。
一部はカバー曲を中心に進んで行きました。


「カクタス」素敵な曲でした〜。
爽やかで清涼感があり、かつきゅんっとしちゃうようなちょっと切ない感じもあり。
そしてこの曲では梶原さんが終始メロディーを取り、
最初から最後まで延々と梶原さんがメロディーを弾いている状態。
私にとっての至福パターンです(笑)しあわせでした〜。


「room 335」では曲紹介のときに梶原さんが
「3!」「3!」「5!」ってすっごいお茶目な顔で言ったので場内爆笑(笑)
それってナベアツ?やっぱりナベアツ??(笑)
いやー、貴重なもん見ました。もっぺん見たい(笑)


「Country」では小田原さんのギターが素晴らしかったです。
夕焼け色の空間に、すいいっと綺麗な弧を描いていくような、
本当に綺麗なギターでした。
私は小田原さんのギターを聴いていると、
小田原さんの大切な話を聴いているような気持ちになります。
「大切に聴かなきゃ」って思います。
小田原さんのギターには、小田原さんの誠実な人柄や生き方がとても実直な感じで出ていて、
本当に素晴らしいなって思います。


一部ラストは、梶原さんの2ndソロアルバムに収録されているという、
松本圭司さん作曲の「Ain't none of your blues」。
ここで梶原さんより2ndソロアルバムに関するお話が。


「2ndソロアルバムのレコーディングが終りました。
今回のアルバムの特色として挙げられるのが、
ボーカルのKOSUKEが数曲参加している事と、
松本圭司くんがサウンドメイクに大きく関わっている事。


松本くんに『何か僕をイメージしたような曲を作ってよ』とリクエストしたところ
松本くんが作曲してくれたのがこの『Ain't none of your blues』。
これがまた僕のストライクゾーンな曲で・・・。
僕は今回のアルバムは落ち着いた感じにしようと思っていたんだけど、
この曲で予定が変わって、カラフルなアルバムにする事にしました(笑)


松本くんはギターが趣味で、すごくギターが上手いんだよね。
この『Ain't none of your blues』のデモを僕のPCに松本くんが送ってくれた時も、
そこには松本くんの見事なギターが入っていて・・・(笑)あれー、と思いました(笑)
機会があったらぜひそのデモをいつか皆さんに聴いていただきたいです。」


うーん、そのデモは本当にいつか聴いてみたいものですね(笑)



「アルバム発売日は、だいたいその月の第三水曜日か第四水曜日になるという
業界のならわしがあって、最初は11月20日になる予定でした。
でも、なら、どうせなら、という事で11月18日にしてもらいました。
大村憲司さんの命日である11月18日にリリースします。」


じーんとしました。。


そして「You make me smile」というアルバムタイトルにこめられた意味も、
梶原さんからお話があったのですが。。


私はこのお話を上手く文章にできそうにないし、
ぜひ皆さんにはライブ会場等で梶原さんの口から直接聞いていただきたいなと思うので、
ここには書かずにおきますね。
「You make me smile」本当に素敵なタイトルだと思います。



そして演奏された「Ain't none of your blues」、
とってもかっこいいブルースロックでした〜!
松本さんってこんなブルースロックも作曲されるんですねぇ。。びっくりです。
松本さんと梶原さんのコラボ、これからも楽しみだなぁと思います。



休憩を挟んで、二部では梶原さんと小田原さんは
ギターをアコースティックギターに持ち替えて演奏をスタート。


二部の一曲目は梶原さんの曲「Talk」。
わお、久しぶりです。嬉しかったです♪
華やかに盛り上がりました。


演奏が終ったところで小田原さんが、
「いつもこの曲は終盤の盛り上がったところで演奏するじゃないですか。
だから演奏が粗くなるんだと思っていたんですけど、
最初の方で演奏しても粗くなる事がわかりました。。(反省)」


とおっしゃると、
「ま、新たな発見があったって事で(笑)」と梶原さん(笑)


次に演奏されたのは「Smiling」。これも久しぶりだったな〜。
「リズム隊つきでこの曲を演奏するのは初めてじゃないかな。」と梶原さん。


そして演奏スタート。
私はこの曲を聴く時、草原を風が吹いていくようなイメージを思い浮かべるんですが、
リズム隊つきだと、その風の感触がすこぅし強めな感じに感じられたかな。
よりリアルに風の感触を感じられるような感じ。


以前チキンジョージでJとBのライブでこの曲を演奏した時、演奏後に浅野さんが、
「この曲の演奏中に、お客さんの体が左右に揺れるんだよね。その感じがいいよね。」
って、にこにこしながらおっしゃっていました。
その浅野さんの言葉を思い出しながら、体を左右に揺らしながら聴いてました。。



ライブは進み、5曲目の「How the world feel to be free」(タイトル長い/笑)からは
梶原さんと小田原さんは再びギターをエレキに持ち替えてプレイ。


この時に梶原さんが「ちょっとトイレ」と席を外し、
その間にシグナルズの三人のメンバーによるおもしろトークが展開されたのですが、
内容が思い出せない〜〜。全て歌声喫茶のせいだ(笑)


なかなかステージに帰ってこない梶原さんに小田原さんが
「順さんどこまで行ってるんですか」と声をかけると、
梶原さんは客席でシグナルズのトークを鑑賞中(笑)
「ここで話聞いてると面白いよ(笑)」と梶原さん。



二部のラストは「JIVE」!
いぇい!やっぱりJIVEではこの曲聴かなくっちゃね!
手拍子しながらたのしく聴きました〜。


終盤の梶原さんと小田原さんのソロバトルもかっこよかったなぁ。
梶原さんのギターが熱く吠えると、私は「ひゃあっ」と身をすくめたくなるような気持ちになりました。
「わあっ、撃たれるっ」な気持ち。っていうか、「撃たれたっ!」な気持ち。
この感触を味わうために、ずっと梶原さんのライブに足を運んじゃうんだな。



本編が盛り上がって終了した後は、アンコール。
梶原さんと小田原さんはギターをアコギに持ち替えます。
曲は「Some calm place」。
梶原さんの2ndソロアルバムに収録されている、梶原さん作曲の新曲だそうです。


もうこの曲がほんとにあったかくて、優しくて、穏やかで。。。
聴いてて涙が出そうでした。
なんて優しさなんだろう、なんて愛にあふれた曲なんだろうと思って感動しました。
聴きながら「梶原さんのファンで良かったなぁ。」って心から思いました。



静かに優しく穏やかに、シグナルズと梶原さんの共演のライブは幕を閉じました。


カバー曲が多く演奏されたこのライブ。
無知な私にはほとんど全て新曲状態でしたが、
どの曲もメロディーラインが素敵で、聴いてて心がきゅっとなるようなものばかり。
選曲が素晴らしかったです。
そんなメロディーラインが素敵な曲たちの中で、
梶原さんのギターがいきいきとくっきりと冴え渡っていました。


シグナルズ三人のメンバーのプレイも素晴らしかったです。
キックにものすごい重量感と安定感のある吉岡さんのドラムス、
しっかりとラインを固めつつも柔軟性もある山本さんのベース、
そして前にも書いたように、誠実な人柄を感じさせる小田原さんのギター。


(あ、ライブのMCで梶原さんが
「君と僕(梶原さんと小田原さんのアコギデュオ)もそろそろ県外脱出したいね。」
ともおっしゃってました。これは是非実現していただきたい!
小田原さんの素晴らしいギター、ぜひ多くの方に聴いていただきたいですね!)



梶原さんも「またシグナルズとライブをやりたいね。」とおっしゃっていました。
本当に素敵なライブでした。
私もまた機会があればぜひ、シグナルズと梶原さん共演のライブを見たいと思います。