It Will Be Fine!

こまきのブログです。

梶原順『EVER』〜outside〜

※( )内は作曲者名です。


1.「Have Some Fun」(梶原順
「とにかく元気に、楽しくやろうよ!」がテーマの、
もう最っ高にエレキが似合う曲!です!
梶原さんがオフィシャルサイトの楽曲紹介でもコメントらっしゃるように、
「ドライヴィングミュージックに最適」です!
この曲を聴きながら車の運転をしていると、
アクセルを深く踏み込んで、ぶぃーん!とスピード出したくなります(危険)。


私が初めてこの曲を聴いたのは、2007年3月の「Just for Fun」@京都RAGのライブでした。
もーあの時は、初めて聴いたこの曲の梶原さんのエレキのかっこ良さに
心の中で「かっこいい〜〜!!」って叫びまくりでした。
いや〜、ほんとあの時の演奏はかっこよかった。しびれちゃいましたね。
その後JK Trio(梶原順トリオ)のライブでもよく演奏される事になったこの曲。
またライブで聴きたいです。



2.「You Got The News」(梶原順
Steely Danのアルバム『Aja』に収録されている
「I Got The News」のベースラインをモチーフに作曲された曲だそうです。
はっきりとしたメロディといえるものは存在せず、
リズムとリズムの絡みで成り立っている曲です。
J&B的なリズム遊びの要素がたくさん見られる曲だと思います。
クールでスリリングな、都会的な雰囲気も漂うこの曲。
「梶原さん、なんてかっこいい曲を作ったんだ!」と、聴きながらいつも心の中で絶賛です。


このアルバムでのテイクももちろんかっこいいのですが〜・・・
この曲は、なんといってもライブで映える!!(ですよね?皆さん!)
今ではJK Trio(梶原順トリオ)のライブでの代表曲に成長したと思います。
ライブのたびに、リズム隊のベース川内啓史くんと、ドラムス小笠原拓海くんの二人のプレイが
ぐんぐん成長しているのが分かって、
毎回ライブのたびに「また成長してるー!!すごい〜!」と驚かされます。
若手プレイヤー二人の成長は、未来へ向かって無限大!ですね。
これから先も楽しみです!(もちろん梶原さんも♪)


ライブだと、この曲の中盤では梶原さんの長いカッティングソロのシーンがあって、
このシーンが毎回めちゃくちゃかっこいいんですよね。
「なんでカッティングだけであんなにかっこいいプレイができるんだろう!」
っていつも思います。


あー、書いてたらますますライブで聴きたくなってきました。。
梶原さーん、JK Trioのライブ、来年はいっぱいやってくださーい!(笑)



3.Easy To Go(梶原順
J&Bの活動初期に演奏されていた曲。
曲タイトルの由来も面白いので、ご興味のある方は
梶原さんオフィシャルサイトの「Special」ページ
「EVER」楽曲紹介で、梶原さんご本人のコメントを読んでみてください。


マイナーといえばマイナー、地味といえば地味なこの曲なんですが、
私はこの曲を聴いていると、なんだか自分の中で
想像がゆっくりと広がっていくような感触を覚えます。


ゆらぁりと近づいたり、遠ざかったり・・・を繰り返す音像。
薄暗がりの迷路の中に迷い込んだような感触。
どことなく愁いのあるメロディーライン。。


なんだか最近、ふっと聴きたくなる曲ですね。


そして久しぶりに聴いたこのリズム隊、
ベース松原秀樹さん、ドラムス沼澤尚さん、
やっぱり素晴らしい!です。


ライブでは、この曲での梶原さんのギターの最後の一音に注目!(注聴?)
伸ばした音が、「ふいいいぃぃん」と、
まるで魔法にかかったみたいに刻一刻と姿を変えながら、
すうっと消えていきます。



4.「Sultry Night-熱帯夜-」(梶原順
これもJ&Bのライブで演奏されていた曲。
梶原さんの記憶にある「昭和40年代のころ」をイメージしながらできた曲だそうで。
梶原さんがよくライブのMCでおっしゃっていたように、
ピンクのネオンがぴかぴかしている感じなんかを想像しながら聴くと、
良い感じなのではないでしょうか。


私がこの曲を今までライブで聴いた中で、最も「名演!」だと思ったのは、
なんといっても2007年8月に「JK Trio SE@高円寺ジロキチ」のライブで聴いた、
あの時の「熱帯夜」です!
その時のライブレポはこちら


いやー、あの時の演奏は昭和度高かったなぁ〜。
梶原さんも、
「ベースとドラムだけで、こんなに『昭和』を表現できるなんてすごい!!(笑)」
と絶賛(っていうか爆笑)でした(笑)
バカボンさんと鶴谷さん、さすがです!素晴らしい!!



5.「It Will Be Fine」(梶原順
個人的に非常に思い入れの深いこの曲。
このブログのタイトルにも使わせていただいています。


過去にJ&Bのライブで聴いて以来、
「あの曲をもう一回聴きたい。いつかアルバムに収録して欲しい。」
と願い続けてきたこの曲が、
梶原さん初のソロアルバムで、
さらに美しく生まれ変わった姿で収録される事になりました。
本当に嬉しかったです。


この曲の楽曲プロデュースは全面的に松本圭司さんが担当されています。
梶原さんご本人がオフィシャルサイトの楽曲紹介でコメントされているように、
「サイバーでいてオーガニック、暖かいのにクール。」。。
本来なら相反するはずの世界観が見事に調和され、同時に成り立ち、
それぞれの要素を引き立て合っています。


過去にJ&Bのライブで演奏された時とはずいぶん違う姿に生まれ変わりましたが、
この曲の特徴である、不思議な独特の「浮遊感」はそのまま残っている感じがします。


不思議なゆったりとした空間を行き交う、
梶原さんのエレキギターと、松本さんのピアノの音色が
本当に美しいです。


聴いていると、曲のラストでは、
雲の隙間から柔らかい優しい光が差し込んでくるようなイメージが浮かびます。
こんなイメージを心の中で大切にしていたいなって思います。



6.「Jive」(梶原順
梶原さんが心から愛するライブハウス「広島Jive」。
梶原さんが愛し、梶原さんを愛するJiveで、
そこでみんなでセッションして盛り上がるために・・と作曲された曲です。


まるで実際にJiveでこの演奏メンバー
(梶原さん、本田雅人さん、森俊之さん、バカボン鈴木さん、鶴谷智生さん)が
集まって演奏しているのを録音したかのような、
ライヴ感あふれる素晴らしいテイクです。


聴いていると、Jiveのあたたかい親密な空間の雰囲気が、
広島の大切な人たちの顔が、心の中に浮かびます。
その空間の中で、幸せそうに楽しそうにギターを弾く梶原さんの姿も。


この「Jive」のテイクを聴いていると、
「私たちの楽しい時間は、これからもずっとずっと続いていくんだ。」って思えます。


ライブハウス「Jive」で「Jive」を聴く瞬間は、至福のひとときです。
最高に幸せで楽しい瞬間。


梶原さんのギターを聴きながら、梶原さんを囲みながら、
またみんなで手拍子して、笑顔笑顔で盛り上がりたいですね!



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以上、アルバム『EVER』全曲紹介、いってみました。
想像はしていましたが、大変に長いアルバム紹介となりました。
最後まで読んでくださった方(いるのかな。。)、
お疲れ様でした。。ありがとうございます。



このアルバム『EVER』が発売されてからもうすぐ一年が経ちます。


本当によく聴いたなぁ〜、って思います。
ハッピーな時にも、つらくてさみしい時にも、本当によく聴きました。。


このアルバムが発売された頃、梶原さんが
「いつまでも愛聴盤として楽しんでいただけますように。。」
といった意味合いのコメントをよくされていましたが、
本当にその通りになったなぁと思います。


私とって、「一生の、大切な友だち」みたいな存在のアルバムです。
これからもずっとずっと、一緒にいるでしょう。


いろんな大切な話をしながら。
いろんな感情を共有しながら。。


これからもずっと大切に聴き続けていきたいと思います。



梶原さん、素敵なアルバムを本当にありがとうございました。


11月に発売される2ndソロアルバム『You Make Me Smile』も
心から楽しみに待っていますね。


今度は、どんな素晴らしい音楽との新しい出会いがあるでしょうか。。
本当に楽しみです。



☆梶原順オフィシャル・ウェブサイト