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こまきのブログです。

【Live】「Jun Kajiwara Fan Meeting」@広島JIVE

komaki-13252009-11-22

●2009年11月22日(日)
「Jun Kajiwara Fan Meeting」


【会場】
LIVE Cafe JIVE(広島)


【出演メンバー】
梶原順(G)
Smoky Kondo(G)
小田原政広(G)
河野星児(G)
小島浩治(B)
石井サトシ(Ds)
リコ(Key)





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【SET LIST】
トークコーナー
梶原順&Smoky Kondo)


☆「君と僕」
梶原順(G)、小田原政広(G))
1.Memories
2.Pollen Shower
3.Drizzle
4.Smiling
5.Some Calm Place
6.いいんだよ


〜休憩〜


☆「THE BAND 4 REAL with 梶原順
(Smoky Kondo(G)、河野星児(G)、小島浩治(B)、石井サトシ(Ds)、リコ(Key) with梶原順(G))
1.AT THE RIGHT PLACE
2.TOKYO ROSE
3.Like This Way
4.Happy Puppy
5.へなちょこぐるぐるべろべろばぁ〜
6.TOUCH
7.LEAVIG HOME
<Enc.>
JIVE


                                                                            • -

5年ぶりの「梶原さんファンの集い」@広島JIVEでした〜。


JIVE内に入場すると、この日の記念チケットがもらえました。



コレです!!



ポストカードサイズの台紙に、ギターピック。
かあっこいいですよね〜〜!!素敵!
台紙のデザインも素敵だし、ピックも嬉しいし!
すっごい記念になります。ほんと嬉しい〜〜♪


この記念チケットの作成者は、
今回の梶原さんファンの集いの主催者であるSmoky Kondoさんです。
(台紙にピックをはさむ為の切込みをカッターで入れてくださったのも
Kondoさんだそうです。)
ありがとうございます。大事にします〜〜。



・・・と、素敵な記念チケットですでにテンションが上がってしまいましたが、
開演時間になり、梶原さんファンの集いスタートです。


最初はトークコーナーから。
Smoky Kondoさんが司会進行役で、梶原さんにいろいろと質問をし、
その質問に対して梶原さんが答える・・
という形で進んでいきました。


この中で出た話題は
「10月のSOURCE復活について」
「10月の名古屋での教会ライブについて」
「今年多くの“憧れのミュージシャン”と共演できた事、一緒に飲む機会があった事に対する梶原さんの想い」
などなど。
いろいろ貴重なお話が聞けました。
トークコーナーがだいたい40分ぐらいだったでしょうか。



トークコーナーの後は、
梶原さんと広島の地元ミュージシャン小田原さんによる
アコースティックギターデュオ「君と僕」によるライブです。


「Memories」何回聴いても大好きですね。
朝の優しい光が、上から柔らかく降り注いでくるような曲。


それにしても、梶原さんのアコギの音色と
小田原さんのアコギの音色が本当にそっくりだーー、と
改めてびっくり。
音の輝き方が本当によく似てる。。



「Pollen Shower」も久しぶりで嬉しかったなあ。
思い出のいっぱいつまった曲です。


「Drizzle」はマイナー調の曲にも関わらず・・
イントロの梶原さんのギターの音がすごくあったかくて。
「マイナーなんだけど、あったかい」。。
とても不思議な感触でした。
その音のぬくもりがとても素敵でした。


「Some Calm Plase」は感動的な優しさでしたね。。
ちょっとこれは言葉では言い表せない感じ。
本当にどこまでもどこまでも優しくて。
優しく染み渡って、切ない記憶、懐かしい記憶、いつかどこかの優しい記憶・・
そういうものを呼び起こして心を優しくあたたかく包んでくれるような、
かつ新しい気持ちも与えてくれて、心をじんわりとすうっと広げてくれるような、そんな演奏でした。
本当にどこまでも優しかったな。
あれ以上に優しい演奏なんてあるんだろうか、と思います。


「君と僕」コーナーラストの
「いいんだよ」はすご過ぎでした〜!!
終盤の梶原さんのプレイの凄さといったらもう!!
18日の神戸での安達久美さんとのデュオでのこの曲の演奏ももの凄かったですけど、
この日の広島も凄かった!!
火花飛び散りまくりでした!
とんでもない熱いグルーヴ!!
ほんと凄かったな〜〜〜〜。
聴いててぐっと身体が熱くなりました。
素晴らしかったです!!!


「君と僕」デュオは、ぜひ広島以外でも活動していただきたいですね。
ほんと素晴らしいので。
プレイはもちろん、梶原さんと小田原さんのゆる〜いMCも必聴です(笑)
来年には実現して欲しいな〜〜。



休憩をはさんで、この後は
広島で活動するJ&Bのコピーバンド「THE BAND 4 REAL」と、
梶原さんによるバンドセッションです。
(THE BAND 4 REALは、浅野さんが亡くなった後に広島で活動を始めました。)


まず最初はTHE BAND 4 REALのメンバーのみでの演奏。
曲は〜・・
最初の音を聴いた瞬間にすぐわかりました!
「AT THE RIGHT PLACE」です!


「え〜っ、この曲やっちゃうんだー」って私びっくり。
理由は上手く説明できないけど驚きました。
この曲選ぶなんてすごいなぁって。


初めて聴いたTHE BAND 4 REALの音。
J&Bとはグルーヴの質が全く違うので、また新鮮な気持ちで聴きました。
演奏者の「J&Bが大好き!」という気持ちが伝わってくる、好感の持てる演奏です。


それにしても・・・
曲を聴くと、本当にいろんな事を思い出すものだなあ、と思います。
何だか聴きながら涙目になっちゃいました。


CDで聴くのとは、また全然違う。
「ライブ」でその曲を聴くと、いろんな場面が自分の心の中に蘇るものだなあ、と思います。
THE BAND 4 REALの演奏を聴きながら、
過去のJ&Bのライブのいろんなシーン、本当に鮮やかに思い出しました。
人の記憶というのは不思議っていうか。
本当に細かい事をよく覚えているものだと思います。



2曲目の「TOKYO ROSE」からは梶原さんが参加。
(Kondoさんは休憩)
梶原さんと河野さんのツインギターで演奏です。


河野さんのギター、よく歌ってました〜〜。素敵だった!
この曲の演奏後に河野さんが、
「普段僕はコピーというものをやらないんだけれど、
この曲に関してはアドリブというものをやりたくなくて、
浅野さんのフレーズを全部コピーしました。」
とおっしゃっていましたが、
そんな河野さんの浅野さんに対する熱い気持ちが
しっかりと伝わってくる演奏でした。


それにしても・・憲司さんの曲っていうのは、
どこで弾いても、誰が弾いても、どこからどう聴いても
「憲司さんの曲」だなぁー、と改めて思いました。
演奏中は、そこに憲司さんが現れる。。
憲司さんのこころざしが、凛とした意志が表れる。。
とても強くて大きな姿で。


ライブでいろんな人が憲司さんの曲を演奏するたびに思います。
大村憲司という人は、本当にすごい人だなぁ。」と。
楽曲を通して生き続ける憲司さんの姿に、心を打たれてしまうのです。
そして楽曲を通して憲司さんを感じられる事に、幸せを感じます。



「Happy Puppy」盛り上がりましたね!
ラストの梶原さん弾きまくりすごかった!
演奏終わった後の
「ごめんね!この曲大変だったでしょ!」の梶原さんのコメントも印象的でした。



ここでギターの河野さんは休憩で、
ギターSmoky Kondoさんが加わって、
ここからは梶原さんとKondoさんのツインギターに。
(Kondoさんがチューニングし始めた時につぶやいた
「心のチューニングを・・」に私大ウケ(笑)おもしろい〜〜)


Kondoさんが加わっての1曲目は、
これも懐かしい「へなちょこぐるぐるべろべろばぁ〜」です。
Kondoさんのボーカルが会場内に響きます。
Kondoさんのシャープなカッティングも冴えてました。
この曲の歌詞の意味が私、
最近になってやっとわかるようになって来たんですけど・・
深い歌詞ですよね。浅野さん天才だぁ。
頭でうだうだ考えるのをやめたい時に、肩の力を抜きたい時によく聴きます。この曲。



次はKeyのリコさん(国府弘子さんのお弟子さんなんですって!すごいですねぇ。)も
加わって、「TOUCH」。


「演奏前に順さんの曲解説があるのって、いいですよね〜。」
とSmoky Kondoさんが話題をふったところ、
梶原さんがこの曲を作曲をした時の秘話(?)を話してくださったのですが、
これが面白くって(笑)
「聞かなきゃ良かった・・」とKondoさん(笑)


久しぶりに聞いた「TOUCH」素敵だったなぁ。
熱く染み渡る演奏でした。



Kondoさんが「僕はこの曲がいちばん好きです」と言って
本編ラストに演奏されたのは、大村憲司さんの「LEAVING HOME」。


私もこの曲が、J&Bで演奏された曲の中ではいちばん好きです。
もうCDで何度聴いたかわかりません。


どんなに落ち込んでいる心境の時でも、J&Bのライブでこの曲を聴くと、
「ああまたここから新しく出発なんだ」と
本当にまっすぐに、まっさらな気持ちで思えたものでした。
いつもいつも。何度でも。。。


たくさんの勇気をもらったこの曲。
神戸チキンジョージで、渋谷AXで、
J&Bのライブでこの曲を聴いて感動した時の事を思い出しながら聴いていました。


聴きながら、自然と口は「ラララ」でこの曲のメロディーを口ずさんでいました。
憲司さんの曲は、「歌」なのです。
大きな大きな歌。。。



THE BAND 4 REALの演奏を聴きながら、
「浅野さんも、憲司さんも喜んでいるだろうなぁ。」と思いました。


「亡くなった人を生かし続ける事ができるかどうかは、
残された私たちが、その亡くなった人をどんな風に愛し続けるかで決まる」
と私は思っています。
私たちが忘れたら終わりです。
亡くなった人がいつまでも生き続けていけるかどうかは、
私たちにかかっている、と思うのです。


だから、THE BAND 4 REALの活動は、そういう意味合いにおいても
素晴らしいなと思います。
これからもずっと活動を続けていただきたいです。


THE BAND 4 REALの演奏が聴けて、
THE BAND 4 REALと一緒に演奏する梶原さんの姿が見れて、
本当に嬉しかったです。




本編が終わってアンコールの曲は、
「このライブハウスでは、やっぱこの曲やらないとね!」の
「JIVE」です!!


やっぱりこの曲は、この場所で聴くのが一番楽しいし、嬉しいなぁ。
会場からも手拍子が起こります。


もうラスト梶原さんギュインギュイン弾きまくりで(笑)
そんな梶原さんを、ギターの河野さんが
「すっげぇなぁ〜〜〜」って感じの表情で苦笑(?)しながら見てて、
そんなシーンも素敵だなあ、と思ったり。


ステージも客席もひとつになって、同じ温度で盛り上がりました。


そんな楽しい楽しい「JIVE」の演奏で、
この日の梶原さんファンの集いは幕を閉じたのでした。




もう本当に、もりもりだくさん!!の内容で、
非常に充実していて楽しかったです〜〜。


かちっとしたライブというよりも、
「ファンの集いだし、ちょっとゆるめの感じでもいいよね」って感じで、
ちょっとラフめの雰囲気の中でトークやライブが進んでいくのも
居心地良かったし。


トークコーナーやライブが楽しかったのはもちろん、
ライブ前やライブ後に梶原さんファンの友人たちと話をするのも楽しかったし。
やっぱり広島はいいなぁ。


そして!年末!!
とっても嬉しい発表がありましたね!
もうすぐオフィシャルサイトの方でもスケジュールがアップされるかな?
楽しみです〜〜〜。



5年ぶりの梶原さんファンの集い、本当に楽しい時間でした。
広島JIVEでお会いできた皆さん、ありがとうざいました!