【LIVEレポ】梶原順 with Fab Bond@神戸チキンジョージ

 

●2022年4月20日(水)
「梶原順 with Fab Bond」

 

 【会場】
神戸チキンジョージ

 

 

【出演】
梶原順(G)
伊藤ハルトシ(G)
川内啓史(B)
小笠原拓海(Ds)

 
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【SET LIST】


☆1st
Black Mamba
Dessert Wind
Take A Break
JO JO
SA TSU KI BA RE
Birthday

 

☆2nd
Leaving Home
一期
速いやつ
Tokyo Rose
Certainly
Song For J&B

 

<Enc.>
そんなこと知るかい


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私にとって実に7年ぶりのチキンジョージでした。(そんなに経っていたとは。。)


建て替えられて、2008年に再オープンしてすぐの頃のチキンジョージは何だかぴかぴか綺麗になっていて、
私がその前にJ&Bのライブで通い倒していた頃とは雰囲気が変わってしまった気がして少し寂しかったのですが、
7年ぶりに訪れるといい感じに使い込まれていて、私がすごく好きだった頃のチキンジョージの雰囲気が戻って来ている感じがして嬉しかったです。
開演前にチキンジョージの空間にいられるだけで、すでに幸せでした。

 

チキンジョージで久しぶりに大音量、爆音のライブを聴きました。
でもどれだけ音が大きくても全く耳に痛くないという不思議。。心地よさしかない。。
爆音浴びて身体が喜んでました。気持ちよかったです。

 

「Dessert Wind」のイントロ、小さな音量から大きな音量へと、がっ!と変化するシーンで風圧みたいなものが起きてたなあ。大迫力でした。
「Take A Break」ではソロ終わりで、梶原さんとハルトシくんがハモるキメのシーンで、かつてのJ&Bライブでの梶原さんと浅野さんのそのシーンを思い出して、じーんとしました。


「JO JO」では演奏の素晴らしさもさる事ながら、「徐々にJO JOになっていきますから 笑」という梶原さんのだじゃれが私の中でかなりヒットしました 笑
(梶原さんが「あ、だんだんって意味ですよ?」って追い打ちかけるから、さらに笑ってしまうという・・笑)

 

「SA TSU KI BA RE」は、J&Bのライブでこの曲のイントロが会場に鳴り響く度に「わぁ!」と喜んでいた昔の自分を思い出して、またじーん。
「Birthday」、この曲大好きです。作曲者の川内くんの優しさがしんしんと伝わってきます。メロディーを奏でる梶原さんのギターは珠玉の美しさでした。

 

梶原さんの弾く「Leaving Home」、念願叶ってチキンジョージで聴く事ができて嬉しかったです。
「Certainly」のラストでは、あの日あの瞬間にしか起こらないような魔法みたいな出来事が起こりましたね。共有できて幸せでした。
「Song For J&B」では、川内くんがステージ前に自ら出てきて、ガンガンにソロ弾いてくれたのがめちゃくちゃかっこ良かった~~~!!!
このソロの間、私は心の中できゃーきゃー言ってました 笑 またああいうの、やって欲しいなあ!
あと、どの曲だったっけ・・拓海くんのドラムソロの内容が、前よりもすごくシンプルになっていて。。
「本当に必要な音だけ叩く」スタイルにチャレンジしているのかなあ、と思いました。

 

アンコールの「そんなこと知るかい」では、もう浅野さんの笑顔しか見えませんでした。
とてもあたたかい気持ちで聴きました。
こんな風に4月20日を過ごせて、すごく幸せな気持ちになりました。

 

「梶原順 with Fab Bond」のつくり出すグルーヴは、ものすごく強靭で揺るぎなくて、大きな熱いものになっていて、圧倒的でした。
その熱い大きなグルーヴが、神戸チキンジョージの空間いっぱいに広がっていました。
そんな中に身を置いていると、本当に幸せな気持ちしかないというか。。。
(私はこの記事の中で何回「幸せ」って書いてるんだろう?)
ものすごく気持ちよかったです。いつまででも聴いていたかったです。

 

いつの間にあんなすごいグルーヴになったんだろう?
川内くんのベースって、あそこまで深く歌ってたっけ?
ハルトシくんのギター、あんなにもダイナミックだった?あそこまで心に刺さる音だった?
拓海くんのドラムス、スネアからシンバルからキックまで、一音一音、あんなに美しい研ぎ澄まされた音だったっけ?

 

2007年の「Just for Fun」のライブで初めて見てから15年。とんでもない成長っぷりに驚くばかり。。
もうほんと「教え子さん」「生徒さん」じゃないなあ。
ステージ上での演奏中の梶原さんとの関係も、もう「先生と生徒」じゃなくて、完全に「ミュージシャンとミュージシャン」になっていて、すごいなあ、と改めて思いました。

 

しっかし、あの素晴らしいグルーヴは、もっともっと多くの人に体験していただくべきなのでは・・と思います。
私自身が聴き続けていきたいのはもちろんの事、まだあのサウンドを体験した事のない多くの人にもぜひ聴いて欲しいなあ。


「梶原順 with Fab Bond」これからもずっと定期的に活動を続けていただきたいです。
皆さんお忙しいと思いますが、またぜひ関西にもライブに来ていただきたいです。

 

本当に感慨深い、記憶に残る一日となりました。

 

メンバーの皆さん、素晴らしいライブをありがとうございました!!