It Will Be Fine!

こまきのブログです。

映画「スウィング・ガールズ」

komaki-13252005-11-07

昨年2004年、9月に公開された映画です。


先日、11月5日に、テレビでも放送あったそうですね。
(メール下さった方、ありがとうございました(^^))



昨年、この映画が公開された時、
公開初日に見に行きましたよ〜。


何故なら!
ギタリストの梶原順さんが、
この映画のサウンドトラックに参加されている、という事を
映画公開前に、梶原さんサイトのBBSで知ったからです。



私はそれまで、「映画を見に行く」という習慣が、
ほとんど全くなかったんですよ。
なので、この映画「スウィング・ガールズ」を見る為に、
本当に久しぶりに映画館に足を運ぶ事になりました。


神戸元町の映画館に行ったんですけどね。
話題作&公開初日、って事で館内満員。立見でした。


仕事帰りの疲れた身体に立見はきつかったですが、
映画が始まって、サントラが流れて、
映画館内いっぱいに
梶原さんのアコースティックギターの音が流れたあの瞬間!


感動しましたねぇ〜〜。本当に嬉しかったです。
自分にとってこの音が、どれだけ大事なものかという事を、
思い知った瞬間でした。


あの時、映画館じゅうの人に、
「このギターを弾いてる人、梶原順っていう人なんですよ〜!」って
教えて回りたかったです。
なんだか勝手に、誇らしかった。



映画の内容自体も、とっても楽しかったです。
エンターテイメント!って感じですね。

いっぱい笑えて、ちょっときゅんとするところもあって、
ラストには「やっぱり音楽っていいなあ」と思える、そんな映画。


矢口監督は、何かの雑誌のインタビューで、


「ずっと楽器を続けるとなったら、より演奏表現を追及するとなったら、
“楽しい”だけじゃ済まなくなってくる。苦労みたいなものも、出てくる。
でも僕はこの映画の中にはそれは求めない。
楽器に出会って、楽器の魅力に目覚めて行く段階の
ピュアな気持ちを表現したい。
この映画を見て、“楽器をやってみたい”と思ってくれる人がいたら
本当に嬉しい」


・・・という意味合いの事をおっしゃっていました。
(すいません、今手元にその雑誌がないんで、
細かいニュアンス間違ってるかもしれませんが。)


うん、まさにそういう映画だったと思います。
実際に今、この映画の影響でサックスがたいへん売れているそうです。
この映画を見て「私も楽器をやってみたい!」と思った人が
実際に多かったという事ですね。


個人的にこの映画の中で好きだったシーンは。。
主人公の友子(上野樹里)が、
欲しくて欲しくてたまらなかったテナーサックスを
やっと手に入れて愛おしそうに吹くシーンとか、
川を挟んで男の子とセッションするシーン、かな。


そうそう、野球の試合のシーンで、観客が選手に向かって
「スウィングしなけりゃ意味ねえぞ〜!」って野次るところも、
最高にシャレてて、好きでした。
うまいっ!って思っちゃいました(笑)



この映画を見に行った事がきっかけで、
「映画館で映画を見るのって楽しいな」と思い、
それから、決してハイペースではないですけど、
ちょくちょく映画館に映画を見に行くようになりました。


映画に少し興味が出てきたんですね。
WOWOWの映画放送予定も、チェックするようになったし。


あぁでも、「ハウルの城」(←すごく好きでした)を見たのを最後に、
最近映画館から足が遠のいてしまっています。。
また行こうっと、映画館。



というわけで、この映画「スウィング・ガールズ」は、
私が“映画”というものに興味を持つきっかけを作ってくれた
ちょっと大切な映画なのです。


でもサントラに梶原さんが参加されていなかったら、
この映画、見に行かなかったんだろうなあ。
そしたらその後、映画に興味を持つ事も、なかったのかもしれないなぁ。


・・・って事は、結局は梶原さんに感謝?


梶原さんは、いろんなものの興味への扉を、
私に開いてくれるんですよね。本当に感謝です。



この映画のサウンドトラックのCDも出てますね。

SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック

SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック

映画を見に行く前に買って、楽しんで聴いてました。
梶原さん大活躍です♪


映画公開後、今年の3月に発売された、DVDも買いましたよ〜。

スウィングガールズ スペシャル・エディション [DVD]

スウィングガールズ スペシャル・エディション [DVD]

確かこのスウィング・ガールズのDVD、3パターンぐらいあって、
全部特典が違うんですよね。
私はその中の「スペシャル・エディション」のDVDを買いました。
おまけでついてるショートフィルムがかなりアホらしくて、笑えます(笑)



余談なんですが・・・。
昨年この映画を神戸元町の映画館に見に行った帰り、
駅に向かう途中で迷子になりました。普段よく通る道なのにも関わらず。


映画館を出た後、何を思ったのか、
どこかで正反対の方向に道を曲がってしまったみたいで。


人に道を聞きたかったんですけど、
「地元神戸元町で、人に道を聞くなんて!」という変なプライド(?)があり、
自力でこの迷子状態を脱出しようとやみくもに歩き回っていたら、
余計に人気のない暗い通りに出てしまってますますドツボ(涙)


「さすがにこれは、まずいかも」と観念し、
近くにあったコンビニの店員のお姉さんに道を聞きました。
初めて元町に来た観光客です〜、みたいな雰囲気を装って(爆)


元町駅へはどう行ったらいいんですか?」と聞いた瞬間、
自分で自分がとっても情けなかったです・・・。


あの時優しく道を教えて下さったコンビニ店員のお姉さん、
ありがとうございました。


すいません私本当は、思いっきり地元民なんです・・・。