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こまきのブログです。

「本田バンドカウントダウン@目黒BAJ」ライブレポ!

komaki-13252005-12-31

●2005年12月31日(土)
「HONDA BAND SPECIAL COUNT DOWN LIVE」


【会場】
BLUES ALLEY JAPAN(東京・目黒)
http://www.bluesalley.co.jp/schedule/live_body.html


【出演メンバー】
本田雅人(Sax)
梶原順(G)
松本圭司(Key)
青木智仁(B)
則竹裕之(Ds)


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本田雅人名義としては初めてのカウントダウンライブです!
本田バンドのカウントダウン、ずっと見たいと思っていました。
遂に念願叶って嬉しかったですね〜。

この日のライブはなんと三部構成!
ミュージシャンもお客さんも、
体力勝負のライブになりそうな予感です。



本田さん名義のライブは、
本田さん作成のSEから始まるのが恒例ですが、
この日も同じくSEからスタート。


むむっ、何やら聞き覚えのあるこのSE・・・
一曲目は「Athlete」だ!!とわかって嬉しかったです〜。
疾走感あふれる「Athlete」の演奏で、
本田バンドカウントダウンライブの幕開けです!


二曲目は「Traffic Jam」。
この曲とっても久しぶりに聴いた気がします〜。
この曲をライブで弾く梶原さんを見るのは、
おそらく私は初めてのはず。
ああぁ、とっても難しそう(汗)
リズムがもう、凝りに凝りまくっている曲なんですよね〜。
しかしさすがは本田バンドの皆さん、
トリッキーなリズムもびしばし合ってます。


一部で演奏された中で個人的にとっても嬉しかった曲は、
「Broken Promise」!
本田さんのT-SQUARE在籍時の楽曲で、
T-SQUAREの『IMPRESSIVE』というアルバムに収録されています。


私、この曲が大好きだったんですよ〜。
特にファンの間で人気の高い曲、というわけでは
ないと思うのですが、
艶っぽいサビのメロディーが大好きで、
勝手に自分の中で「隠れた名曲」と思ってました。


でもライブで聴いた事は一回もなくて。
まさか今回のカウントダウンライブで聴けるとは〜!
って感じで感動でした。
この曲のイントロの梶原さんのギターも、
艶やかにセクシーに
ライブ会場に響き渡りましたねー。素敵でした!

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一部終了の後、休憩をはさんで二部スタート。
本田さんいわく、「二部では催し物があります。」との事。
ええっ、一体何なんですか〜。


まずは、本田さんの多重録音サックスをバックに、
本田さんがアルトサックスでソロで
「Turning of the Dream」を演奏。


その次は、今年の9月の本田バンドライブで
演奏されたのと同じ形式で、
本田さんのリコーダー&松本さんのKey(足踏みオルガン)で、
「Forget Me Not」をしっとりと演奏。


ここまではまだ理解できます。
しかーし!ここからの展開がすごい事に!!


特別企画で、本田バンドのメンバーが、
普段の自分の楽器とは違う楽器を演奏しよう!という
コーナーが展開される事に。
(メンバーの皆さん、このコーナーの練習が
いちばん大変だったとか/笑)


本田さんがメンバーをステージに呼び込みながら、
担当の楽器を発表していきます。


まず、ドラムスは〜・・・
なんと梶原さん!!
きゃあー、梶原さんのドラム姿が見れるー!!
大喜びの私(笑)
ドラムスの椅子に座って、
何やらにこにこと楽しそうな梶原さん。


キーボードは、青木さん。おぉー。


そして松本さんは?なんとアルトサックス!えぇーっ。


則竹さんは・・・エレキギター
エレキギターを肩からかけた則竹さん、
本田さんから「似合わないね〜」というツッコミを受け、
苦笑。会場爆笑。
(ほんと全然似合ってなかったです。。すいません(^^;)


で、本田さんはベース。まぁ、本田さんは何でも弾けますからね。



「この編成で、オレ様の曲を演奏します!」と本田さんが言うと、
客席からは「ええーっ?!」という声が上がりました。
そりゃそうですよね〜。
このヘンテコリンな編成で、本田さんの難曲を演奏するなんてー。


演奏曲は、本田さんの「Pork」!
演奏スタートです。
何よりも梶原さんのドラムスに注目している私(笑)


梶原さん、ドラムスお上手じゃないですかー!びっくり!
ライトなタッチで、正確なリズムを刻む梶原さん。
全然聴いてて違和感なし。
ハイハットを閉じたり開いたりする「シュパッ!」っていう仕草も
鋭くかっこよく決まってます!
アクセントのつけ方も、フィルインの入れ方も上手いし。
タムもシンバルもライドシンバルも、
全部余裕で、楽に使いこなしてたし。
すごいすごい〜!
ソロ回しの時のタムの使い方とか、
かっこ良かったですよー!決まってた!!
則竹さんファンのお友達の方々にも、
梶原さんのドラムスは好評でした♪


あと驚いたのは、やっぱり松本さんのサックスですよね。
松本さん、今回のこのイベントの為に
初めてサックスを練習されたそうなんですが、
そんな風には全然思えない!すごい。。
アドリブだって吹いてらしたし。
演奏終了後にも、松本さんはMCで本田さんに
「まぁ、できると思ってたけどね」って言われてました。
松本さん、本田さんと同じで器用な方なんだなー。
「サックスを趣味でやってみたくなった」と松本さん、
おっしゃってました(笑)


個人的にツボにはまったのが、
青木さんのキーボードを弾く姿。
文章で説明するの難しいんですけど、
なんかこう、生真面目な学生が弾いてるような感じで、
その姿がシュールで、かなりツボでした(笑)


このコーナーでいちばん観客の笑いを取ったのが
則竹さんのギター!
ソロ回しの時どうするのかと思ってたら
則竹さんは、ギターで「びよおおぉ〜ん」と
妙ちくりんな音を、ひたすら伸ばしてらっしゃいました(爆笑)
あれはおっかしかったー。
則竹さんの、魔可不思議お笑いワールド全開でしたぁ。


大盛り上がりで、楽器とりかえっこ演奏コーナー終了。
あーっ、楽しいコーナーでした!
いつかまた見たいなあ。(無理か)


そしてまだまだ怒涛の催しものコーナーは続いていきます!
次はなんと〜・・・、
本田バンドの「紅白歌合戦メドレー」の開演です!!


本田バンドのメンバー5人が、それぞれ一曲ずつ持ち寄って、
本田バンドの演奏をバックに歌おう!という趣向。
うっわー、これは貴重ですよ〜〜。


まず最初に歌ったのは本田さん。
本田さんと間瀬場さんのデュオ
「アマント」というグループの為に作曲した曲の中から、
『裸足』という曲を披露。
まだ私、この曲を聴いた事がなかったので
聴けて嬉しかったです。
あれぐらいの音域の、本田さんのボーカルとても好きです。
とってもいい曲でした。優しい雰囲気でしたね。


そして次はお待ちかね!梶原さんの歌です!!(笑)←なぜ笑う
梶原さんが歌ったのは「ルイジアンナ」という曲。
ストレートなロックナンバーです。
エレキギターを弾きながら、
男らしく一気に駆け抜けるように歌う梶原さん。
きゃあ〜、かっこいいーー。(←ミーハー)
梶原さんが一曲まるまる歌うのを聴く機会なんてもうないかも。。
うーん、聴けて良かった!
梶原さん、いつか機会があれば
バラードなんかも、ぜひ・・・(ダメ?)


そして次が松本さんの歌(?)です。
(すいません、曲名忘れました)
声にエフェクトをいっぱいかけて、
ものすごい不思議空間になってました。
もうお客さん爆笑(^^;


次が青木さん!
青木さんは「おふくろさん」を歌ったのですが
もーうこれがすごい事に!
なんかもう、役に入りきってるような感じで
もっのすごい歌い方だったんですよー。
「おふくぅろぉさあああぁん!」って
ビブラートもわざとオーバー過ぎるぐらいにかけまくってて。
ノリノリじゃないですか、青木さん!
歌ってる時の表情も、すごかったなぁ。
(ダメだ、この文章打ってても笑いがこみ上げて来ます)
ものすごく濃いーぃ「青木智仁歌謡ショー」が
ブルースアレイのステージ上で展開されていました。
うーん、エンターテイナーだなー、青木さん。
しっかし笑い死ぬかと思いましたよ、私は(^^;


本田バンド紅白歌合戦のトリをつとめるのは則竹さん!
ドラムを離れ、すたすたとステージ前に出て来て、
マイクを握って歌い出します。
歌は「そして神戸」。(則竹さんは神戸出身の方ですもんね。)
則竹さんの歌、初めて聴きましたがお上手でした〜!
声をまっすぐに伸ばすところなんか、
とってもセクシーで深い声で「素敵〜!」と思いました。
聴けて良かったねー!>Shihoさん


則竹さんが歌っている間、
本田さんがドラムスを担当されてました。
念願の本田さんのドラム姿、こんなところで見れちゃって
とっても嬉しかったです!


そんなこんなで本田バンドの紅白歌合戦終了!
いやー、楽しかったです〜。笑った笑った(笑)
私は青木さんの歌う姿が
いちばん強烈に心に残りました(笑)



そして次に突然演奏されたのが、
「サックスのためのソナタ18番“おはこ”」
本田さんの、ソプラノサックスによる
超高速アドリブソロで始まります。


この曲での梶原さんの裏打ちが、ほんとかっこいぃー!
曲中、ずっと梶原さんの裏打ちばっかり聴いてました。
(オタク・・・)


則竹さんのドラムソロも、すごかったなー!
ドラムが壊れちゃいそうなほどの、
パワーとガッツ溢れるソロでした!


「おはこ」の演奏が終了したところで、二部終了です。

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三部は、なんとビンゴゲーム大会でスタート。
司会本田雅人、アシスタント梶原順で、
ゲーム大会は進行していきます(笑)


ライブ会場のブルースアレイや、
本田バンドメンバーが持ち寄ったりしたプレゼント
計37個(でしたっけ)をめぐって、
ビンゴゲーム大会スタート!


本田さんがガラガラ(?)を回して
番号のついた玉を出していきます。
梶原さんは、そばで本田さんの
アシスタントをつとめます(笑)


ゲームがスムーズに進行するように、
常に流れに気を配って、
本田さんに適宜アドバイスを出したりされている
梶原さんの姿がかっこ良かったなぁ。


プレゼント内容は、
ブルースアレイ特製(?)録画用CD-Rとか(笑)
梶原さんの好きな日本酒とか、
Four of a Kindのアルバムの見本盤とか、
青木さんの私服とか、
則竹さんの鉄道模型セットとか(笑)


後半になると当選者が多くて、
「じゃあ、ジャンケンで誰がもらうか決めよう!」という事になり、
梶原さんが
「なかなか決まらないから、パーグージャンケンで決めよう!」
というアドバイスを出しました。


直後に、「パーグージャンケンって・・・
それはグーの人が、パーの人に負けるじゃん。」と
本田さんにつっこまれ、「あっ(^^;」となっていた
梶原さんの様子が面白かったです(笑)


37個も景品があったので、非常に長い時間がかかりましたが、
和やかな雰囲気でビンゴゲーム大会も無事終了。


予定より、早い時間帯にビンゴゲーム大会が
終わってしまったようで、
「どうしようか〜。時間余ってるよ〜。」と迷う本田さん。
ここで一曲、急遽曲が演奏される事に!
「BAD MOON」を演奏です!


・・・なのに「BAD MOON」を演奏しても、まだ時間があまっている!
ここでしばし、トークコーナーに。
うるう秒」の話題で盛り上がります。


うるう秒は、0:00の段階で入れるのか、
9:00の段階で入れるのか?」で
ステージと客席で議論になり、
「ここでそんな事を議論しても・・・(^^:」と梶原さん(笑)
結局正解は、“日本時間なら”9:00になる段階で入れる、
という事で決着がつきました。


・・・とトークで盛り上がっていたら、
「わっ、時間が足りなくなる。早めのテンポで演奏しなきゃ!」
と本田さん。
それを聞いて、「ええーっ、ただでさえ早いのに〜?!」
ととっても嫌そうな梶原さん。


梶原さんがあんなに
嫌そうな顔をされるという事はもしや・・・!(笑)
そう!2005年最後の演奏曲は
「Step Up Action」です!
わーい、大好きな曲です!嬉しい〜!


スピード感溢れる熱い演奏で、
「Step Up Action」終了!


そしたら、早く演奏し過ぎたみたいで、
またカウントダウンまで時間が余る、という事態に(笑)


「これって、カウントダウンの秒数って、
スクリーンに出るの〜?」と本田さん。


ブルースアレイは、会場の壁面二箇所に
大きなスクリーンがあって、
ライブ中はライブの様子が、
そのスクリーンに映し出されるようになっています。


このスクリーンには、テレビ番組なんかも映し出せるようで。
カウントダウンの瞬間は、
このスクリーンにどこかのテレビ局の番組を映して
カウントダウンしよう!という事になって(ええーっ/笑)
スクリーンに、いろんなテレビ番組を
映し出してもらって、「どれにしようか〜」と迷う本田さん。


「“ゆく年来る年”はダメだよ!
あれはカウントダウンの秒数出なくて、
ごおぉーん、とかやってるうちに、いきなり新年になるから!」
と梶原さん。確かに(笑)


ぱちぱちとスクリーンのテレビ映像を切り替えているうちに、
ナインティナインのバラエティ番組が映し出されたり、
プロレスの番組(あるいはK-1でしたっけ?)が映し出されたりして、
梶原さん、それ見て爆笑(笑)


プロレスの番組を見て、
「なんで年末になると、みんな闘うんでしょうねー・・・
なんか、間違ってると思うんですけど。。」
と本田さん(笑)


結局、カウントダウンは
V6とかKinki Kidsとかが出ていた
ジャニーズのカウントダウンライブの番組(でしたよね?)を
スクリーンに映し出して、する事に。
「これならばっちりカウントダウンの秒数が画面に出る!大丈夫!」
という事で決定。


ブルースアレイで、
ジャニーズのカウントダウンライブ番組を見ながら
カウントダウンする私達、妙〜〜(笑)
でも、これも本田バンドならではの面白さ?


スクリーンに映し出されたテレビ番組の画面に
カウントダウンの秒数が映し出されます。


5!4!3!2!1!・・・0!!


明けましておめでとーっ!!!


事前に客席に配布されていたクラッカーを
みんなで「パァン!」と鳴らします!
わーい、明けましておめでとうー♪


そして2006年一曲目の演奏がスタートです!
曲は「Smack Out」!!
やったー、これも大好きな曲です!


熱い演奏が終了した後、客席に配られていた
ふるまい酒をみんなで飲みます。
あの日本酒、美味しかったな〜。


「すきっ腹に日本酒は効くねぇ〜(苦笑)」と梶原さん(笑)
嬉々として、お酒の入った枡を受け取る青木さん(笑)
梶原さんと青木さんって、どっちがお酒強いんだろう。。


お酒も堪能して、次に演奏されたのは「Farmscpe」。
あぁ〜、私この曲大好きなんですよー。嬉しいなぁ。
本田さんと梶原さんがメロディーをハモるシーンでは、
本田さんと梶原さん、目線を合わせてにっこり(^^)
やっぱり本田さんと梶原さんのハモりはいいなぁ。


Panther」では、梶原さんのカッティングソロが
セクシーで男前でかっこ良かったです!


本編のラストは「Megalith」で終了。


アンコールの1曲目は「JOY」。
青木さんのばっきばきのソロ、かっこ良かった〜!!
その後の青木さんと、本田さんのバリトンサックスのユニゾンでも
客席はやんややんやの手拍子で大盛り上がり!
お二人ともかっこいいー!


サビのメロディーを、客席が歌うシーンでは、
もう私、思いっきり歌っちゃいました。
その私達の歌に、本田さんのサックスが
アドリブっぽい感じで絡んで来て、楽しかったですね♪


アンコールのラスト曲は「Just Like A Woman」。
本田さんのT-SQUARE時代の名曲です。
大好きな曲だけど、ライブで聴くのは私は初めて!
嬉しかったです〜!!


イントロの梶原さんのギターが清涼感があって
甘くて切なくて素敵でした。


この曲は、しっとりとした
美しいメロディーラインのバラード。
美しいメロディーラインの中で、
美しい本田さんのアルトサックスの音色が映えます。


ゆっくりと丁寧に、サックスで心を歌って。歌を歌って。


優しく丁寧な、切ない演奏で、
客席の感情を静かにクールダウンさせるような感じで、
この日のカウントダウンライブは幕を閉じました。



あぁー、ほんと盛りだくさんの内容で、
楽しかったですねー!!


やっぱり二部の、楽器とりかえっこコーナーと
紅白歌合戦がものすごく強く印象に残ってます(笑)
またこんな楽しいライブが見てみたいなー。



そしていつか、J&Bのカウントダウンライブを
見てみたいです!!


笑いっぱなしとか、飲みっぱなしで
年が明けていく恐れがありますが(笑)
でもいつか、実現するといいな。


本田バンドカウントダウンライブ、とっても楽しかったです!
2006年も、たくさんの素晴らしい音楽に出会えますように!


会場ではお友達が大集結していて、
久しぶりにお会いできた方もたくさんいて、
とっても嬉しかったです。


お会いできた皆さん、本当にありがとうございました。
2006年もまた、いろんなライブ会場でお会いできますように!