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こまきのブログです。

梶原順 meets Providence Cables 〜用途に合わせて使い分け!珠玉のプロビデンス・シールドを徹底チェック!



リットーミュージック刊「ギタリストとベーシストのためのシールド・ケーブル・パーフェクト・ガイド (GUITAR MAGAZINE PERFECT GUIDE SERIES)」で
64種(!)ものケーブルを試奏し、コメントしたギタリスト梶原順さんが、
今回は「プロビデンス」の主要6本のシールドを徹底的にチェックしました。


「デジマート・マガジン」のサイトで、
梶原さんの、それぞれのシールドを使用しての試奏動画と、それらのシールドに対するコメントが見られます。



梶原順さんの試奏動画とコメントは【こちら!】





私は実際には全くギターを弾かないし、
梶原順さんのギターが大好きである」というだけのただのど素人なんですが、
それでもこのサイトを見てみて、すごく楽しかったです。


まぁ私なんかは本当のところは何も理解できてないんだろうけど、
でも楽しかったし、そんな私なりにすごく勉強になったな。。。


特にB202を試奏しての梶原さんの
「(このシールドで試奏して、)楽器とか弦とかを選ぶように、“シールドを選ぶ”時代に入ったんだな、と強く感じた。」
というコメントや、


B205を試奏しての、
「このシールド、実際に僕も使ってるんですけど、大好きで。
何が違うかっていうと、弾いてて楽しくなっちゃう。フレーズがわいてくるんですよね。
だから、強弱とかを楽しみたくなる。タッチを楽しみたくなる。
タッチを楽しんで弾けるっていうのは、結果的に響きを楽しんで弾くという事になるので、、
すごく“音楽的”な気持ちになれるんですよね。そういう気持ちにさせてくれるシールドってすごくないですか。」


…というコメントがとても印象的でした。



あと、今回このサイトでは文章での梶原さんのインタビュー、
「Interview 梶原順が語るギター・シールドの奥深さ」も掲載されていますが…


取材の休憩時間に梶原さんが聞いた、プロビデンスの奥野さんの


「ケーブルで何かを加えたりはできないんです。ケーブルを通過した電気的情報は基本的には劣化していくのみですから」


…という言葉をきっかけに、
そこから始まる梶原さんのケーブルに関する考察の文章は、
読んで、「ううううぅむ」と唸ってしまいました。



「加えた」のではなく、「劣化」。。


「例えば高級ケーブルと言われるもの─特に音の劣化を最小限に─という指向のものが必ずしも演奏しやすいわけではない」


「最終的には、良い音楽を残す、そのために良いプレイができるようなシールドを使うという点が重要ですよね。」


「良い音の定義」


などなどなど。。


深い。。深すぎる。。。


底なしだなーーー。
でも楽しいな〜〜。



とにかく私は…「聴き手」、「オーディエンス」の側としては、
梶原さんのケーブル試奏動画を見て(聴いて)、
使用するケーブルによって、
こんなにも、「音の自分の心(&身体)への届き方」、「届いてくる感触」が変わってくることにびっくりしました。


そして、「弾き心地」という話も出てたけど…
弾き手が「弾き心地がいい」と感じる音と、
聴き手が「聴き心地がいい」と感じる音って、一緒なのかなぁ?


そんな事もぼんやり考えたりしています。。。



…と、なんだかだと書きましたが、
実際にギターを弾くかたから見たら、
「何こいつ的の外れまくった事言ってんだよ」的な文章になってるかもしれない。ごめんなさい。


「ギターは弾かないんだけど、音楽は大好き」な人間の感想として、許してくださいね。
“私なりに”いろいろ感じたり、考えたり、勉強できて楽しかったって事で。


ギター弾かない私でもこんなにいろいろ勉強になったんだから、
実際にギターを弾かれるかたには、もうほんと、とんでもなく役立つ試奏動画&コメントだと思いますので、
ご興味のあるかたは、ぜひぜひ!



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