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こまきのブログです。

ドラマ「瑠璃の島」(第7回)

照明さん(小日向文世)、死んじゃいました。。。
台風で、倒れてきた電柱で、頭を強打して。
本当に、あっけなく。


もうすぐ、娘のいずみちゃんと一緒に暮らせるかもしれなかったのに。
あんなに誰よりも心の綺麗な優しい人だったのに。



実生活でも、こういう事って、ありますよね。


「まだまだ若かったのに」
「妻と子どもを抱えているのに」
「真面目で一生懸命な人だったのに」
「もうすぐ結婚予定だったのに」
「あんなにたくさんの人に愛された人だったのに」


・・・そういう「まだ死ぬべきではない」大切な理由を
たくさん持った人が、ある日突然、その理由の一切を無視されて、
命を断ち切られてしまう、という事。
しかもとても理不尽なやり方で。


それは地震や台風などの自然災害であったり、事故であったり、
殺人とかの、人が引き起こすような事件であったり。


太い頑丈なロープを、
鋭利なナイフで乱暴に「ばつっ!」と断ち切るような感覚で、
まだたくさんの未来のあるはずだった人の命が断ち切られてしまう。
それは本当に一瞬で、終わってしまうのです。
いのちを育てて行くのには、長い長い時間がかかるけど、
いのちが終わってしまう瞬間っていうのは、本当に一瞬。


自分の大切な人に、いつそういう事が起こるかわからない。
あるいは、私自身の身の上にだって、
いつそういう事が起こったっておかしくない。
先日の尼崎の電車脱線事故でも痛感したけど、
私たちはそういう世の中に生きているんですよね。


こういう「突然の死」も怖いけど、
病気とかで、じわじわと迫ってくる死も、それもまた、怖いなあ。


そして、「死」の意味を痛感した後に必ず感じるのは、
「生」の重みや大切さだったりします。



ドラマの話に戻りますけど、ドラマ「瑠璃の島」で
照明さんはめちゃくちゃ大好きな人でした。
砂浜で海亀の誕生を見ながら、
照明さんが瑠璃ちゃんを「がんばれ」って
励ますシーンがすごく心に温かく残ってて。


だから今回照明さんが死んじゃったとき、
本当に自分の大切な人が死んじゃったような気持ちで
わんわん泣いてしまいました。
ラストの回想シーンなんて悲し過ぎます。参りました。


小日向文世さん、名演でした。
照明さん、ありがとうー。