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こまきのブログです。

バラフォン&マリンバ

5月16日の日記にもちらっと書いたんですけど、
ドラムマガジン6月号の、「ドラムじゃない楽器を奏でる」っていう
特集記事の中に「バラフォン」っていう楽器の写真が載ってて
それを見た私は「何これ!叩いてみたーい!」と釘づけになったんです。
で、今日はマリンバのレッスンの日だったんで、
マリンバの先生は、バラフォン知ってるのかな?と思って
レッスンにドラマガ6月号持っていきました。


ちなみにバラフォンのビジュアルはこんな感じ。
      ↓
http://0505.net/cmk/shop/africa/img/1_05.html


ネット検索して見つけた写真です。
ドラマガ6月号に載ってたバラフォンは、
もっと鍵盤数も多くて見た目も綺麗なんですけどね。
ま、とりあえず雰囲気だけわかって頂ければ。


で、先生にドラマガ6月号のバラフォンの写真見せたところ、
「あー、バラフォンね!買おうと思ってたのよー。」
との答え。ええーっ!ほんとですか!びっくり!!
先生の事だから、バラフォンっていう楽器の事はたぶん知ってるだろうな、
と思ってましたけど、まさか買おうと思ってたとは・・・(汗)


先生から今日バラフォンについていろいろ教えてもらったんですけど、
バラフォンはアフリカの民族楽器で、
民族の儀式とかに深いつながりがある楽器なんだそうです。


で、今日聴いたエピソードの中で面白かったのが・・・
部族によっては、
バラフォンの左から二番目の鍵盤を叩くと呪われるので、
絶対にその鍵盤を叩いてはいけない!」
とかいう言い伝えがあったりもするんだそうです。へええ。


もし私みたいなうっかりさんがその部族にいたら、
たぶんぼーっとしてて、
その左から二番目の鍵盤思いっきり叩いちゃって、
速攻呪われそうな気がします(汗)


木琴とかマリンバだと、
鍵盤の下に共鳴管(←鍵盤の音を響かせる為の、金属の長い筒のようなもの)
がついてるんですが、
バラフォンはなんと、鍵盤の下にひょうたんみたいなのがついてます。
写真見ると「なんだこりゃ!」って感じ。


ちなみに私がレッスン受けてるマリンバって、どんな楽器?というと、
見た目的には、木琴(シロフォン)をひとまわり大きくしたような感じの楽器です。
音域は、マリンバの方がシロフォンよりも低いです。
音の残響も、シロフォンよりマリンバの方が長いですね。
マリンバも、バラフォンと同じくアフリカで生まれた楽器です。


マリンバは鍵盤を叩いたあとには、
「ポーン」て感じの、ストレートな残響が残りますが
(といってもあんまり長い間は響きません)
バラフォンの場合は鍵盤を叩いた後に
「びよよょぉ〜〜ん」って感じの、非常に変わった残響が残るんだそうです。


マリンバでも、「メキシカンマリンバ」という楽器は
鍵盤の下に共鳴管ではなく、豚の腸の皮とかが張ってあって、
それで音を共鳴させるんだとか。
こちらもバラフォンと同じく
「びよよょん」系の残響なんだそうで、だいぶ癖がある感じなんだそうです。
マリンバにもいろいろあるんですねー。面白いですねえ。


今度マリンバの先生に、
メキシカンマリンバのCD貸してもらえる事になりました。
とっても楽しみです。どんな音がするのかなあ。


このバラフォンも載ってるドラマガ6月号の、
「ドラムじゃない楽器を奏でる」の特集記事は
ほーーんっとに面白いです。


「ドラマーが、ドラムス以外の楽器を演奏する事によって
見えてきたドラムスという楽器の性質」
について、いろんなドラマーがコメントしてるんですけど、
大坂昌彦さんの記事がもう、めっちゃくちゃ面白い!!
かつわかりやすい!


大坂さんは、メロディー楽器とドラムスとの会話についても
述べられたりしてたんですけど、もうそれが読んでて
「おおおお」って感じの内容でした。
昨日読んでて、かなりひとりで盛り上がってました(笑)


ご興味のある方は是非読んでみて下さい。
特にパーカッション好きな方は必読!!