私は、中学〜大学の10年間、
ずーっと吹奏楽部でパーカッションをやってました。
途中から部活と平行して、マリンバのレッスンを受け始めました。
マリンバのレッスン始めてから、
いつの間にやらもう10年が経ってしまいました。
時の経つのって早いなぁ。
マリンバのレッスンでは、
マリンバの為に作られたマリンバのオリジナル曲とか、
クラシック系の曲をずっとやっていました。
先生はクラシック出身の人ですしね。
私は今から四年前にジャズ・フュージョンの世界に出会いました。
もうこの世界に出会ってからの、
自分ののめり込みようといったらすごかったんですけど(笑)
先生にはその話はしばらくしてなかったんです。
結局マリンバの先生に
「いま私、ジャズフュージョンの世界にはまってるんですよ〜!」と
初めて話したのは、今から約二年前ぐらいになるのかなあ?
あんまりはっきり覚えていないんですけど。。。
で、私が自分がジャズフュージョンにはまっている事を先生に初めて話した時期と、
先生が「クラシックとジャズの融合」みたいな事に興味を持ち出して
ジャズの勉強を始めた時期、っていうのが偶然一致してたんですよね。
(あれって今考えると不思議なんですけどね。お互いの波長が合っていたのかな?)
だから、先生と私で、お互いが今自分がはまっている音楽について語りだすと、
異様に盛り上がりました。
そうやってレッスンの合間にジャズ・フュージョンの話で
先生と二人で盛り上がる日々が続き、
「どうせなら、いま自分が一番興味を持っているジャンルの音楽をやろうよ!」
って事になって、その頃から、ジャズのスタンダードナンバーを、
レッスンでちょこちょこやり出したんですよね。
「ウォーターメロン・マン」やったりとか。「私のお気に入り」やったりとか。
去年の8月の発表会ではチック・コリアの「ラ・フィエスタ」を演奏しました。
いい曲でした。大好きでした。
中間部のアドリブ部分は、わけわかんないなりにも自分で楽譜書いて
オリジナルの譜面を作ったりして。すんごい練習に燃えましたね。
本番の結果は、正直あんまり満足のいくものではなかったけど、
でもとっても楽しかったです。
で、その8月の発表会が終わった後、
「レッスンで次は何の曲やろうか」って事になったんですが・・・
「大好きな『Nowadays』をやりたい!!」と思ったんですよね。
(「Nowadays」はJ&Bのアルバム『Family Tree』に収録されている
梶原さんのオリジナル曲です。)
J&Bの曲をマリンバでやるって相当無理がある感じがしますけど、
でも「Nowadays」なら終始メロディーラインがはっきりしてて歌モノっぽいし、
あの曲の中核は、梶原さんのギターメロと秀樹さんのベースラインな感じがする。
なら、二台のマリンバで「Nowadays」を演奏できないかな、って思ったんですよ。
一台のマリンバで私が梶原さんのギターメロを弾いて、
もう一台のマリンバで、先生に秀樹さんのベースラインを弾いてもらって、って感じで。
J&Bの曲をマリンバでやるなら、
「Nowadays」がぎりぎりのラインかもしれないな、とも思ったし。
だって、例えばJ&Bのアルバム『Family Tree』の中でなら
私「SI!SI!」とかも大好きなんですけど、
あの曲をマリンバでやるなんて絶対無理でしょう。
そんなこんなで「マリンバで『Nowadays』を!!」な気分が
自分の中で一気に盛り上がり、ある日レッスンで先生に相談してみました。
これこれこういう曲があって、マリンバデュオでやってみたいんですけど、って。
そしたら先生は「いいじゃない!やってみようよ!」っていう
返事をくれたんです。
嬉しかったなあ。
うわぁ〜、マリンバのレッスンで梶原さんの曲やれるよ!と思いました。
ここからマリンバレッスンで
「Nowadays」のコピーに取り組む日々が始まるんですが、
もう、苦難の連続でした(苦笑)
たいへんたいへん。とってもたいへん。
そのたいへんなお話は、また後日。
(つづく!)