It Will Be Fine!

こまきのブログです。

ギタマガ&ドラマガ!

ギターマガジン6月号と、ドラムマガジン6月号をチェックしに、
書店に行きました。
ギタマガ6月号には、今年の「最強プレイヤーズ・コンテスト」
(過去二回開催され、全国のギタリストたちが腕を競った
ギタマガ誌上のコンテスト)
の課題曲が収録された付録CDがついてるんですね。
この課題曲の作曲者が浅野祥之さん。


付録CDでの課題曲の演奏者が
(g)浅野祥之さん、(key)森俊之さん、
(b)松原秀樹さん、(ds)沼澤尚さん。
お友達にもこのCDのおすすめメールもらったし、
浅野さんサイトのBBSでもこの課題曲の事が話題になってたので、
CD欲しくて買いました。


ドラマガの方は、立ち読みで内容チェックしようかと思って
ぱらぱら見てたら内容がめちゃくちゃ豪華!
神保彰さんと則竹裕之さんのダブルドラムユニット
「Synchronized DNA」のインタビュー載ってるし
(載ってるの知ってたけどまだ未チェックだったので、
実際に見てみてその扱いの大きさにびっくり!)、
このユニットの曲「デンマークの森」(笑)の
則竹さんの手書き楽譜も一部分載ってるー!


私ドラマーじゃないですけど、中学から大学まで
ずっと吹奏楽部でパーカッションやってて、
その時にドラムもちょこっとかじったので、
叩かなくてもドラムの譜面見たりするのは楽しいです。
しっかしまあすごい譜面ですこれ(汗)
昨年の「ヤマハドラム放題」のイベントで、
神保さんと則竹さんの生演奏聴いた時にも
あまりの凄さにひっくり返りそうになりましたけど、
譜面見ても、まさにウルトラC級!!


ドラマガ7月号には、他には
「ドラムじゃない楽器を奏でる」っていう特集が載ってます。
この特集のテーマは
「ドラマーが、ドラムじゃない楽器に触れることで見えてきた
ドラムの本質について、深〜く迫る」というものなんだそうです。
面白そうですよね!


何人かのドラマーが登場して
いろんな楽器を写真つきで紹介してるんですけど、
外山明さんが紹介していた「バラフォン」という
アフリカの民族楽器の写真に釘づけ!
マリンバをもっとワイルドにしたような、
いかにも「木で作りました!アフリカで作りましたぁ!」な
ビジュアルの鍵盤打楽器です。
「何これー!叩いてみたいよー!どんな音するんだろー!」と
雑誌見ながらひとり書店の中で、
心の中で異様にに盛り上がってました(笑)
他にもドラムスを作る工場の見学レポとかも載ってて
これまた面白そうです。


・・・ってな感じで、ゆっくり読んでみたいなあと思う
興味深い記事が盛りだくさん!
ドラマガの方は買う予定なかったのですが、
しばらく「ううぅ〜」と迷った挙げ句、
結局我慢できなくって買ってしまいました…あぁお財布が痛い(泣)
こういう雑誌って高いですよね。
でもそのぶん心が豊かになるって事で!ゆっくり読むのが楽しみです♪
バラフォンの写真、マリンバの先生にも見せたいなあ。先生知ってるかな。


ところでドラマガ6月号をチェックしようとした
もともとの理由は「ジェフ・ポーカロについて熱く語る
沼澤さんの記事が載ってる」という書き込みを
浅野さんBBSで見たからなんですけど、
あれれ、どこに載ってるんでしょう?
見つけられない…(汗)←ばか


家に帰ってからギタマガの付録CD聴きました。
ファンキー&タイトな曲調の「Many turns and twists」と、
ブルースの王道!って感じの「Fragrant Blues」の二曲が、
今回のコンテストの課題曲ですね。


こういう「課題曲」って、ミュージシャンの方々は
どういうスタンスで演奏されるんでしょうね?
課題曲の模範演奏だから、あんまり自分達の
濃いぃ持ち味出し過ぎちゃいけないんだろうし、
かといって無表情な演奏になったらもちろんいけないんだろうし…
そのへんの匙加減が難しそうですね。


付録CDには課題曲のマイナスワン音源も
収録されてるんですけど、
このマイナスワン音源聴くのが、結構面白かったです。
マイナスワン音源っていうのは、
プレイヤーが演奏する為の「カラオケ音源」なんであって、
真面目に「聴く」ためのものではないと思うんですけど、
なんか結構真面目に聴いてしまいました(笑)
なぜかっていうと、このマイナスワン音源って
リズム隊のプレイがめちゃくちゃくっきり、クリアに聴けますよね!
それが面白くって、「おおぉ〜」って感じで聴いてました。
沼澤さんも秀樹さんもやっぱりかっこいいやあ。


この課題曲について、演奏メンバーがコメントしているのですが、
「楽曲制作について」の中での浅野さんのコメントに感動。
『その人がいて、持っている楽器があってという、
トータルに見て楽器とその人を好きになるというのが
音楽の根本じゃないですか。』
という浅野さんの言葉を読んで
「あああその通りですよね!」と大共感です。素敵な方だあ。
梶原さんがライブ中に、あんなに愛情あふれる視線を送るのもわかります(笑)


「ギタリストへの楽曲ごとのアドバイス」も読んでてすごく面白かったです。
プレイヤーの皆さん、普段からこれだけいろんな事を考えながら
プレイされてるんだなぁ、っていうのがよくわかります。
プロってすごいー。


秀樹さんの
「ギタリストのプレイで
僕のベースをおもしろくしてくれればいいと思います。
(僕は)自分が弾いていて“ギターはこうしてほしい”とか
思うことがないんですよね。
結果として聴いて、“あ、こういう風になったんだ”と
思うことはありますけど。」
っていうコメントがすごく興味深かったです。そうなんだ・・・。


最後に余談ですが、
Synchronized DNAの曲「デンマークの森」っていう曲タイトルは、
神保さんも則竹さんも、村上春樹さんのファンって事で、
春樹さんの小説「ノルウェイの森」のタイトルからパロって
つけたそうです(笑)
ノルウェイの池」っていう曲もあるんですよね(爆)

Synchronized DNAのインタビュー記事、ちょっとだけ読んだんですけど、
スクエア時代の則竹さんの楽曲「TOOI TAIKO」のタイトルが、
村上春樹さんの旅エッセイ「遠い太鼓」から来てるなんて
全然知りませんでした!びっくりした〜!
私大好きなんです、あの「遠い太鼓」ってエッセイ。
またスクエアの「TOOI TAIKO」も聴き返してみようっと。
今までと印象変わるかも(笑)