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こまきのブログです。

【Live】ギタートルネード@大阪 心斎橋 SUNHALL ライブレポ



●2016年5月21日(土)
「ギタートルネード」


【会場】
心斎橋 SUNHALL


【出演メンバー】
<Gt>
Timothy Reid
安達久美
三宅庸介
西村守
梶原順
ISAO
ichiro


<Support Musicians>
水戸康陽 (B)
星山哲也 (Ds)


<ゲスト>
日野JINO賢二(B)


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梶原順 SET LIST】


The Champ
That's the way of the world
Joker & King (with 安達久美


                                                                • -

行ってきました!ギターの祭典、ギタートルネード。


会場に着いて、普段自分が行っているライブ会場とはやや違う雰囲気にびびる私。。
さすがにロックな雰囲気です。とんがっています。
でも時間の経過とともにその雰囲気にも慣れてきました。


変にごてごてと飾り立てず、とてもシンプルに、「愛する楽器ギターの魅力を、思いっきりとことん楽しもう!」という、
出演ミュージシャンやスタッフやオーディエンスの気持ちが、そのままに熱く伝わってくるとても良いイベントでした。
そういうイベントなんだ、って実際に参加してよくわかりました。
「ギター愛」、「音楽愛」だな〜、と。。。


私が行った一日目の5月21日には、計7組のギタリストが出演。(最初にアマチュアギタリストによるコンテストもあり。)
さすがに全部聴くと耳が疲れるかな。。と思っていたし、休み休み聴くかたちにしよう、と思っていたのですが、
早めに会場に着き、安達久美さんのステージの途中ぐらいから聴き始めて、
結局それ以降の全てのギタリストの演奏を聴きました。


ひとりのギタリストが、ベースとドラムのサポートミュージシャンがつく、トリオ形式のかたちでまず2曲演奏。
その後、そこに別のギタリストを招き入れて1曲演奏。
・・という形を繰り返しながら、ライブは進んでいきました。


安達久美さん含め計6組のギタリストの演奏を聴きましたが、
全く飽きもせず、疲れもせず。。


「へええ、この人はこんな風に弾くんだ。ふううん。じゃあ、次の人は??」
とわくわくしながら聴き続け、
それを繰り返し続け、気がついたらもう最後。。という感じでした。
何だかあっという間に感じられました。
とっても面白かったです。
それぞれのギタリストの持ち味が違っていて。
(最初のギターコンテストから聴けば良かったな。。)


どの人も同じ「ギター」という楽器、そして基本的にトリオ形式、というかたちで演奏し続けると、
「楽しい」と同時に、結構「怖い」側面もあるというか。。
その演奏からいろんなものが透けて見えてくる感じがしました。
そういうのがとても興味深かったです。



「梶原さんはどんな演奏するのかな。。」って、どきどきしながら待っていたのですが。。


梶原さんの演奏は、他のどのギタリストとも違いました。
私にはそう感じられました。
梶原さんには梶原さんだけの、確固とした歌がありました。
確固とした世界観がありました。
良い意味での。
そこにすごく感動しました。


特に2曲目に演奏されたEW&Fの「That's the way of the world」はすばらしく、
私は聴いていて、強く強く感動しました。涙が出ました。
なんだか夢を見ているような演奏でした。


また絶対いつか聴きたいなぁ。。
ものすごい名演だったと思います。



最後の、出演ミュージシャン全員でのジャムセッションもとっても盛り上がり、
ラフな気分で、ギター大好きなみんなで、わちゃわちゃお祭りみたいに盛り上がる感じがすごく楽しかったです。
(このジャムセッションでも、多くのギタリストが激しく弾き続ける中、
自分のソロのシーンが来た時に、ベースとドラムに音量を落とすようにさっと指示を出して、
そこからぐっと確かに弾き込み始める梶原さんの姿が本当にかっこ良かったな〜〜〜)


あ、ステージで、デジカメ撮影マンとしてあちこちで暗躍しまくる岡本博文さんの姿も、とっても楽しくってキュートでした(笑)



ギタートルネード、深い「ギター愛」にあふれる、熱くて楽しいステージでした。
ギタリストの皆さん、楽しいステージをありがとうございました。
来年も梶原さんが出演されるようだったら、またぜひ行きたいです!