もう1か月以上経ってしまいまいましたが・・(この記事を書いている今日は6月26日。)
5月9日にお友だちと一緒に、神戸空港に行ってきました。
(飛行機には乗らず、レストランでおしゃべりしたり、飛行機の発着の様子を見たり。)
お天気はあいにくの雨。でしたが。。
でもいちめんグレーの景色の中、飛行機が飛び立ったり着陸したりすると、
滑走路にずざざざぁっと、ものすごい水しぶきが立って、それはまるで水面のように見えて、
なんだか「海の中の飛行機」みたいに思えました。
それはそれで貴重な眺めに思えました。
(雨も決して悪いものではないんだな、と。。)
いろんな飛行機が飛び立っていったり、帰って来たりしました。
私は普段全く飛行機に乗らないし、空港に来たのも本当に久しぶりでした。
なんと前に私が空港に来たのは10年前、という。。
10年前にこの神戸空港に来た時は、今は亡き祖父と一緒でした。
(10年ぶりに同じ場所を訪れて、祖父の事をすごく思い出しました。
場所に思い出がパッケージされている。。)
今回神戸空港に来て見た、
空港を飛び立つ飛行機の姿は、私の中に、とても強くて深いものを残していきました。
大きな大きな飛行機が、滑走路でゆっくりと向きを変える。
(なんだかものすごい迫力でした。大げさかもしれないけれど、この世のものではないみたいに思えました。)
雨の中、滑走路で一列に並んで、飛び立つ飛行機に向かって礼をする3人のスタッフ。
とても想いのこもった礼。
ぐるっとまわり道をしながらの、長い長い長い飛行機の助走。
そして飛行機は、一直線に飛び立っていきました。
とても真っ直ぐに。
ほんの少しも迷わずに。
目標に向かって。
私は空港の窓ガラスにはりついて、そんな飛行機の姿を、声もなく見つめていました。
なんだか涙が出そうでした。
この飛行機が飛び立つ姿を見た時の自分の気持ちを、これからもずっと覚えておきたいな、と思いました。
飛行機にそんなに感動するなんて、何だか変かもしれないけれど、
でも、感動したのです。
あの飛行機の姿をずっと覚えておきたい。
私も真っ直ぐでありたい。