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こまきのブログです。

梶原順のこのプレイが好き2〜「Wait for No One」(J&Kアルバム『TIME』より)

J&Kの2ndアルバム『TIME』の2曲目に収録されている、梶原順さんの曲「Wait for No One」。
私はこの曲のメロディー部分の、梶原さんのエレキギターの歌い方がとても好きです。


音の唸り方、のばし方、ひねり方、切り方。。。
他にも上手く言葉では表現できないけれど、
とにかくこの曲のメロディーでの梶原さんの歌い方全てが好きで、
その歌い方になんとなく私は、
梶原さんが今までの長い音楽生活の道のりの中で培ってきた、しっかりとした強靭な「歌う力」みたいなものを感じます。


運動して、運動して、運動し続けたら、いつしか身体に筋力がつくように、
演奏でも、歌って、歌って、ずっとひたすら一生懸命に歌い続けてきたら、
その歌い方や歌心も鍛えられて、「歌う力」みたいなものがついてくるのかな。。
しっかりとしていて頑丈で、揺るぎない、深みのある。。


いや、もちろん梶原さんの場合は最初からすごかったと思うけど、
でもこのWait for No Oneの梶原さんの歌い方を聴いていると、
梶原さんが培ってきたもの、長い時間をかけて努力して積み重ねてきたもの、をその中になんとなく感じるのです。
ただ直感的に感じるとしか言えませんが。。



そして、そういう「今までの時間」を感じさせると同時に・・・
とてもいきいきとした溌剌とした、リアルな、今の梶原さんにしか歌えない、「今」の歌。。。


Wait for No Oneの梶原さんのエレキギターの歌は、
梶原さんの「今まで」の道のりと、梶原さんの「今」の新しい感じが合わさって、
とても魅力的な歌となって私の心に届いてきます。



この曲のメロディーの歌い方も好きだけれど、
この曲の終盤での梶原さんのソロも好きです。
高い空を飛ぶジェット機を、憧れの気持ちを持って見上げる時のような気持ちで、いつも聴いてます。
誰かひとりの人間を、まるごとすっぽりと深く愛するような気持ちで聴いています。


いつまでも元気に、弾いていて欲しいなと思います。



私がこの曲を初めてライブで聴いたのは、昨年2014年8月のJ&K@京都ラグのライブでした。
その時のライブがとっても楽しかったので、
私にとってこの曲「Wait for No One」は、夏のイメージがあります。


今年もまた夏が来たな、
いよいよ夏が始まるなぁ。。
と思いながら、この曲を聴いている今日この頃です。



TIME

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