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こまきのブログです。

三谷幸喜×糸井重里対談@ほぼ日刊イトイ新聞

今、「ほぼ日刊イトイ新聞」サイトで、こんな対談やってます〜。


☆「駄目な僕。三谷幸喜×糸井重里」


三谷さんのいろんなお話が聞けて楽しいのですが、
読んでいて特に「ふうむ!なるほど、その通りだ〜!」と思ったのが、
この対談の「第四回目『新選組!』のこと」の中でおふたりが語っているこの部分。



【糸井】三谷さんが考えているのって、ずっと、
そういうことなんじゃないかなと思ったんです。
つまり、「信じるんだ!」ということの強さで、
だからこそ物事が動くし、変わる人もいるし、
「そのおかげで迷惑だ!」
っていう人も出てきたりするし‥‥。


【三谷】そうですね。
信じることで、だれもが予想してなかった
何かが力を持って動きはじめるという。


【糸井】そうそうそう。
それは『王様のレストラン』でも‥‥。


【三谷】ああ、確かにそうですね。


【糸井】あれもそうですよね、
堺正章さんたちがやった川上音二郎一座。
アメリカに行っちゃった一座が
思い込みの連続で周囲を巻き込んでいく。


【三谷】本当だ(笑)。
けっきょく、同じようなことを
ずっとやっているようなもんですね。


【糸井】いや、人の「考えグセ」って
そういうものなんじゃないかなぁと思うんです。
同じこと、答えの出ないことを、何回も何回も、
「まだ足りない、まだ足りない」っていって
やることなのかなと思って。


【三谷】僕が考えることというのは、
たぶん、そういうことに行き着くし、
なにより、僕が好きなお話というのが
そういうものなんでしょうね。


ほぼ日刊イトイ新聞「駄目な僕。三谷幸喜×糸井重里」より)



「信じることで、だれもが予想してなかった
何かが力を持って動きはじめる」・・・


そうだなあ、確かに三谷さんが多くの作品の中で言い続けている事は、
そういう事だと思うなあ。


私も無意識のうちに、三谷さんの作品のそういうところに共感してるんだろうな。



糸井さんの「考えグセ」っていう発想、おもしろいですね。
私の「考えグセ」はどんなものだろ。