ギタリスト梶原順さんが、ほぼ毎日、ご自分のFacebookグループ「梶原順の仲間たちへ」内で生演奏の配信をしてくださっているのですが、
先日「今日はジェイムス・テイラーのバージョンを参考にして演奏します」と言いながら、スタンダードナンバー「The Nearness Of You」をアコースティックギターで演奏してくださいました。
とても素敵な演奏でした。
で、梶原さんがおっしゃっていたジェイムス・テイラーのバージョンも気になって、聴きました。これまた、とても素敵でした。
で、そのThe Nearness Of You が収録されているジェイムス・テイラーのアルバム『American Standard』を通して聴いてみたら、これがまたすごーーーーく素敵でした。
古き良き時代のアメリカを思わせる。。
農道を行く荷馬車に積まれて、お日様の日差しをあびている干し草の上に寝転がりながら、聴いているような。。(そんな経験した事ないけど。でもそんなイメージ)
どの曲の中にも「心地よい風」みたいなものを感じるし、
「まあまあそんな深刻にならずに」と笑顔で語りかけてもらっているような気持ちにもなるし。。
閉塞感この上ない今の状況の中で、この上なく風通しのいいアルバムで、聴いていると自分の心と体の中に、心地よい風が吹き抜けていくような感覚を感じます。
部屋の窓を全部開け放して、5月の風を自由に行き来させるような感じ。笑顔で。
とっても気持ちいい。
これは、音楽にしかできないやり方だなー。。って思いながら聴いてます。
すごく救われます。