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こまきのブログです。

【Live】「本田バンド@名古屋ブルーノート」ライブレポ!

komaki-13252011-02-27

●2011年2月27日(日)
「MASATO HONDA BAND LIVE」


【会場】
名古屋ブルーノート


【出演メンバー】
本田雅人(Sax)
梶原順(G)
松本圭司(Pf,Key)
櫻井哲夫(B)
則竹裕之(Ds)



【※注!ネタばれあり!!】




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【SET LIST】
☆1st
Opening SE
Funky Monsters
ロバートの肖像
君はエスパー
Orange
Forget Me Not(本田リコーダー&松本Keyデュオ)
Condolence
放課後は日曜日
ガリ
<Enc.>
Joy


☆2nd
Opening SE
Laughter Of Dragon
ロバートの肖像
君はエスパー
Stop! The Funk
Forget Me Not(本田リコーダー&松本Keyデュオ)
Bad Moon
放課後は日曜日
ガリ
<Enc.>
Angel Smile(本田ソプラノサックス&梶原アコギデュオ)
Funky Monsters


                                                                          • -

セットリスト、大体これであってると思うんですけど、
「君はエスパー」が3曲目だったか4曲目だったかが自信なし。。
このライブ行かれた方でわかる方いらしたら、フォローお願いします〜。


さて、本田バンドでの初の(←ですよね?)ブルーノートでのライブ、
とっても楽しみにしておりました。
私は今回が初の名古屋ブルーノートでもあり、わくわくでした。


1stの一曲目は「Funky Monsters」からスタート。
うん、この曲一曲目に合いますよね〜。


で、次が大好きな本田さんのフルート曲「ロバートの肖像」!うっれしかった〜〜。
私の好きな本田さんフルート曲第一位は「Mermaid Kiss」でこれはずっと不動なんですが、
二位がFour of a Kindの「Alamode」だったんです、今まで。
でも本田さんのアルバム『SOLID STATE FUNK』がリリースされてからというもの、
この「ロバートの肖像」が好っきで好きでずっと聴いてて、
どうやらこの曲が私の中で、「好きな本田さんフルート曲第二位」になりそうな勢い!


でも昨年2月の本田バンドツアーで、ライブでこの曲が演奏されたのを初めて聴いた時、
いまいちぴんと来なくてですね。
「あれー?ライブでだといまいちなのかなぁ?」と思っていたのですが、
今回の名古屋ブルーノートでは来た!心に!すごく来た!!!
同じ曲でも演奏されるたびに印象が違うのも、ライブの面白いところ。。


「ロバートの肖像」でのイントロの松本さんのピアノ、きれいだったなぁ。。
あたたかいきれいな水で、静かに空間を満たしていくようなピアノでした。
そしてこの曲での松本さんソロの時の、
則竹さんが叩く(というか「奏でる」感じの)シンバルがもう!美し過ぎた!びっくり!!
まるでメロディーが聴こえてきそうなシンバル。
音階が聴こえてきそうなシンバルのプレイでした。
ものすごく「音楽的」な演奏。素晴らしい〜〜〜。うっとり!!
(1stのライブが終わった後、則竹さんファンの友人と
「あのシンバルは素晴らしかったよねーー!!」と盛り上がりまくりでした/笑)


2ndで「ロバートの肖像」が演奏された時は、梶原さんのソロが素晴らしかったです。
聴いていると胸の中が茜色に染まって、きゅうっ、となりました。
ギターの音色の温度がそのままに、私の身体にうつってくる。
言葉にできない光景が私の心の中に広がる。
言葉にできない感情が私の中に生まれてくる。
あの人は、私の心を茜色に染め上げる事のできるギタリストだ。すごいなぁ。。。


「君はエスパー」では、梶原さん→本田さん→松本さんの
三人でのソロ回しがすごかったです!熱い!
あまりにも「超絶技巧の応酬」なソロ回しになって、
梶原さんが音数少なめのソロを弾いて緩めたり(という風に私には感じられた)、
そういうのも面白かった。


1stで演奏された「Orange」嬉しかったですね。
増崎・青木・本田PROJECTというセッションで京都ラグでたびたび演奏されたこの曲、
メロディーラインがとても好きでした。
でもなぜか本田さんのアルバム『Assemble A Crew』にこの曲が収録されてからは、
ライブでこの曲が聴ける機会がしばらくなかったのです。
最近よく演奏されるのでとっても嬉しいです。
そしてやっぱり聴きながら、ものすごく青木さんを思い出します。
この日の名古屋ブルノでの「Orange」の演奏は、進んで行くにつれて
どんどんじわーと、ぐうっと深く熱くなっていく感じの演奏で、
終盤とかほんと熱くって感動しました。
聴き終わった後に「う〜、ほんと良かったぁ。。」と思うような、
ほうっとため息が出ちゃうような、そんな素敵な演奏でした。。


2ndでは「Orange」が演奏された位置で「Stop! The Funk」が演奏されてびっくり!!
アルバム『Cross Hearts』に収録されてて私は大好きな曲ですが(沼澤さんのドラムスが超かっこいい!)、
マニアックでしょ!この曲。
よくブルーノートで、よくこの時期にやるよね〜〜、とびっくりしつつウケました。
てれてれ〜、としただるっこいグルーヴ・・
だけどしっかりとした重みと質感と、熱さのあるこの特有のグルーヴ、
これはやっぱりプロの人たちじゃなきゃ、このメンバーじゃなきゃ出せませんよね〜。
梶原さんのカッティングかっこ良かった。
んで、16分音符での掛け合いシーンの梶原さんのエレキは
聴いてて「はっ!」とするような鋭さで、ものすごく尖ってて、スリリングで、
これまたかっこ良かったです。相変わらずすごいリズムですねぇ。。


「Forget Me Not」は、本田さんのリコーダーと、松本さんのオルガン風音色のKeyでのデュオ。
小学校の音楽室で演奏を聴いているような気持ち。
それにしても本田さんが吹くと、リコーダーもあんなに立派な楽器に聴こえてしまうんだからすごい(笑)


「Condolence」は則竹さんのソロが爆笑したくなるぐらいすごかった!
心の中で「わはははは!すごい〜〜!すご過ぎるーー!!」って爆笑してました私(笑)
なんか則竹さんのドラムスって、「巨大な強靭な戦艦」みたいなものをイメージしてしまいます。
則竹さんのドラムと、本田さんのハーモナイザーを使ったアルトサックスの掛け合いのシーンが
めちゃくちゃかっこ良かったですねえ。
なんとなくこのシーンではFour of a Kindのライブ思い出しちゃってちょっとしんみりしました。
(なんでだろ。Four of a Kindのライブで本田さんがハーモナイザー使ってたシーンが
色濃く印象に残っているからかなぁ。。)


2ndでは、この「Condolence」の位置では「Bad Moon」が演奏されました。
櫻井さん大フィーチャーのBad Moonでございました。
そりゃあもう、バキバキ弾いてらっしゃいました。


「放課後は日曜日」は、本田さんのファンになった頃、アホみたいに延々と聴きまくっていた曲なので、
ライブでこの曲を聴くとその頃の想いが自分の中に鮮やかに蘇って来て、うるうるしてしまいます。
今回もやっぱりうるうるしながら聴いてました。
本田さんのスキャット&梶原さんのエレキのユニゾンシーンは、
「いつ見ても仲良しだなあ!素晴らしい!」とにこにこしてました(笑)
(梶原さんと本田さんの仲良しシーンを見ると嬉しい私)


1stも2ndも、本編ラストは「メガリス」。
熱くて迫力のある圧倒的グルーヴでしめくくって、会場からは拍手喝采
やっぱこのメンバーすごいや!


アンコールは、1stは「Joy」。
本田さんのバリトンと、青木さんのベースのユニゾンだったかつてのシーンは、
今ではメンバー全員のユニゾンでの演奏になっています。
心はひとつ。「青木さん!!」
・・そういう気持ちでいるのは私だけじゃないと思いたい。


2ndでのアンコールは、
1曲目は本田さんのソプラノサックスと梶原さんのアコギデュオでの「Angel Smile」でした。
聴きたかった曲だったので嬉しかったな。
この曲での梶原さんのギターは、とても、あたたかい。。


2ndでのアンコール2曲目は「Funky Monsters」。
びしいっ!とかっこ良く決めて終了!でしたー。



なぁんか「本田バンドのライブをブルーノートで聴いている」という感覚が時々不思議ではありましたが、
やっぱり最高のメンバーで、とっても楽しいライブでした!!


んで、毎回本田バンドライブは会場にお友だち大集合!になるので嬉しいです。
お会いできた方々、ありがとうございましたー。


私の名古屋日帰りミッションも無事終了!
最後まで見れて本当に良かった〜〜。。


3月4日のビルボードライブ大阪公演も楽しみですね。
(あぁ〜、どうか1stの開演に間に合いますように・・厳しそうだなぁ。。)