矢野さんとひろみちゃんのピアノデュオでの演奏。
もう、かーっこ良くてかっこ良くて！
私は晩ごはんを食べながらこの録画を見ていたのですが、
もう、箸を持つ手が止まりまくり（笑）
晩ごはん食べている場合ではなくなってしまいました。
矢野さんの曲、『そこのアイロンに告ぐ』かっこ良かったなああ。
イントロから二人とも飛ばしまくりでピアノ弾いてて。
熱い感性のぶつかり合い。音楽に対する愛情のぶつかり合い。すごかった！
それにしても矢野さんの存在感、すごい。。大きい。。。
そしてこの曲、歌詞がとってもかっこいい。
「そこのアイロンに告ぐ
直ちに熱くなるべし
何も言わず 誰にも見られず・・・」
だったかな。（ちょっと違うかもしれないけど）
矢野さんの歌詞って哲学だなー。
これからアイロンを見つめる目が変わりそうです（笑）
上原ひろみちゃんの曲『デジャ・ヴ』もふたりのピアノデュオで。
当たり前だけど、チック・コリアとのデュオの時とは
また全く違うものになってました。
同じ曲でも、その時その時で印象が違うし、
共演者によってもがらっと雰囲気が変わるから、本当に音楽って面白い。
そして矢野さんのスキャットは風のようでした。
ひろみちゃんの曲『Green Tea Farm』歌詞つきバージョンの、
歌＆演奏を、初めて映像で見れてとっても嬉しかったです。
矢野さんはステージの中央に立って歌ってたんだけれど、その姿はまるで、
世界の淵みたいな場所にすっと立っているように見えました。
とても深い姿。。。
「矢野さん自身が」歌っているというよりは・・・
世界じゅうの私たちみんなの気持ちを、まるで矢野さんが代弁して
かわりに歌ってくれているかのような、そんな普遍的な姿でした。
ひろみちゃんのピアノは優しく優しく、
大きくて深い矢野さんの歌に寄り添ってました。
急いで過ぎ行く日々を
私は生きる 大地踏みしめて
あなたがいるから頑張れる
いつもありがとう ありがとう
本当にありがとう
（アルバム『PLACE TO BE』収録 上原ひろみ作詞・作曲「GREEN TEA FARM」より）
ああもう、私この歌詞に弱いなあ。泣いてしまいます。
矢野さんを見つめながら、最後の一音を弾き終えたひろみちゃんも、
ぽろりと涙。
ひろみちゃんの頬で光る一粒の涙、本当に綺麗でした。。
素晴らしい歌と演奏に、会場はスタンディングオベーションになってましたね。
私もあの場にいたかったなあ。
