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こまきのブログです。

「JIVE7周年記念ライブ@広島JIVE」ライブレポ!

komaki-13252007-08-19

●2007年8月19日(日)
「JIVE 7th Anniversary Special Live」


【会場】
LIVE Cafe JIVE(広島)


【出演メンバー】
小田原政弘(G)
福田康作(G,Vo)
Smoky Kondo(G,Vo)
Dr.Gen(G,Vo)
山本優一郎(B)
折重由美子(クラビオーラ、Key)
藤井政美(Sax)
吉岡洋光(Ds)
Hiroko Shidoh(Vo)
よしだともよ(Vo)


Special Guest:
上綱克彦(Vo,Key/from Rainy Wood)
梶原順(G)








出演メンバーを見ていただけるとわかると思うんですけど、
なんせこの日のライブは出演者がいっぱい!
(地元広島で活躍されているミュージシャンの方々がほとんどです。)


いろんな組み合わせで、いろんな編成で行われたライブは、
内容的に盛りだくさんの、三部形式の豪華ライブとなりました。


で、この日のライブで唯一ずーっと出ずっぱりだったのが
梶原さんです(笑)
「これってゲストじゃないよね・・・」の言葉には
会場爆笑でした(笑)



なんせ盛りだくさんのライブだったので、
細かく書いていくときりがないので(笑)
かんたんに感想を書いていきますね。


【一部】
●梶原さん(G)、小田原政弘さん(G)の「君と僕」のアコギデュオで
JとBの「Pollen Shower」「Don't Be Cruel」を演奏。


梶原さんは鉄弦、小田原さんはガット弦。
以前はこの「君と僕」のデュオはおふたりともガット弦で演奏されていて、
梶原さんと小田原さんの音色があまりにもそっくりで
聴くたびにいつも驚いていたのですが、
今回は梶原さんが鉄弦使用ということで、
以前の「君と僕」とはまた印象が違いました。
まるで小田原さんがJとBの「梶原さん役」を担当し、
梶原さんが「浅野さん役」を担当されているような・・・。
「Don't Be Cruel」でも、浅野さんのソロパートの部分は
梶原さんが弾かれていました。



●梶原さん(G)、小田原さん(G)、折重由美子さん(クラビオーラ)、
で数曲演奏。


「君と僕」に、クラビオーラ奏者の折重由美子さんが加わって数曲演奏。
クラビオーラは、現在日本では三、四名しか奏者がいないという
貴重な楽器なんだそうです。
クラビオーラは吹く楽器。
音色は、「ピアニカの音に木をくぐらせたような音」がします。
ピアニカの音に、木のぬくもりを与えたような、そんな音です。
この日のライブでクラビオーラの音色を初めて聴いた瞬間って
けっこう感動でしたね。
すごく「懐かしい」感じの音がするんですよ。
「郷愁」って感じの。
クラビオーラの音色がJIVEに流れた瞬間、
夕暮れ時の風景の中に、すうっと連れて行かれるような気持ちになりました。



●梶原さん(G)、小田原さん(G)、折重由美子さん(クラビオーラ)、
吉田洋光さん(カホーン)、で数曲演奏。



●梶原さん(G)、福田康作さん(G,Vo)のアコギデュオで数曲演奏。






【二部】
●梶原さん(G)、山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、
Dr.Genさん(G,Vo)、で数曲演奏。


二部はエレクトリックのステージとなりました。
「Have you ever loved a woman」の梶原さんのエレキのソロ、
ねちっこくてセクシーで、すごかったなぁ〜〜。
「うひゃああぁ〜〜」って思いました。
なんとも言葉で表現できない感じです。



●梶原さん(G)、山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、
Smoky Kondoさん(G,Vo)、でJ&Bの
「Opening」「へなちょこぐるぐるべろべろばぁ〜」「LEAVING HOME」
を演奏。


なつかしくて大好きな曲の数々に、もう聴きながら涙腺ゆるみっぱなしでした。
いろんな事を、本当にいろんな事を思い出しました。
涙をこらえるのに必死でした。
特に「LEAVING HOME」は・・・
きっと多くの人にとってこの曲は大切な曲だと思うんですが、
私にとってもとても大切で、特別な曲です。
どんなにつらい心境にいる時でも、
J&Bのライブでこの「LEAVING HOME」が演奏されるたびに、
「またここから始まるんだ」といつも新しい気持ちになれたものでした。
そういういろんな気持ちをいっぱい思い出しました。
チキンジョージでこの曲を聴いたときのこと、
2003年の渋谷AXのライブでこの曲が演奏されたときのこと・・・。
この日JIVEで演奏された「LEAVING HOME」を聴いている時、
いろんな記憶が自分の中で鮮明に蘇りました。
自分でもびっくりするぐらい覚えているんですよ。
過去にライブハウスでこの曲を聴いた時の、
ライブハウスの空間の雰囲気も、その時の自分の気持ちも。
ギタリスト大村憲司さんが神戸を「再出発」する時の思いが
こめられた曲「LEAVING HOME」。
いろんな意味で大切な曲です。
これからもずっと大切に聴き続けていきたいと思います。
久しぶりにライブで聴けて本当に嬉しかったです。
Smoky Kondoさん、気持ちのいっぱい伝わってくる演奏を
本当にありがとうございました。



●梶原さん(G)、山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、
小田原さん(G)、藤井政美さん(Sax)、で数曲演奏。


この編成で演奏された一曲目の曲、なんともオシャレで
口あたりがいい感じの曲で、素敵だったなぁ〜。
はじめて聴いた藤井政美さんのサックスは、
素直なあたたかい音色で、好感を持ちました。
小田原さんの「誠実さのかたまり」という感じのギターにも、改めて感動。
昨年末のJとBセッション@広島JIVEで小田原さんのギターを聴いたときも、
自分の中の物語を自分なりに精いっぱい誠実に、とつとつと語っていくようなその演奏に
とっても感動して心打たれたのですが、今回もやっぱり心打たれちゃいました。
人柄がそのままギターに表れているような小田原さんのギターは、
とても素敵だと思います。
そうそう、この編成で「JIVE」も演奏されました!
久しぶりにJIVEで「JIVE」が聴けました!嬉しい!
終盤での梶原さんと小田原さんのソロバトルが白熱して
めちゃくちゃかっこ良かったです。
ライブのMCでの梶原さんのお話によると、
年末発売予定の梶原さんのソロアルバムに、
この「JIVE」も収録される予定だそうです。
大好きな曲なので嬉しい〜!楽しみですね♪






【三部】
●梶原さん(G)、山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、
折重由美子さん(Key)、
しどうひろこさん(Vo)、で「タイズ」を演奏。


しどうさんのパワフルなボーカルがJIVEに響き渡って
かっこよかったです〜!



●梶原さん(G)、山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、
折重由美子さん(Key)、
しどうひろこさん(Vo)、よしだともよさん(Vo)、で数曲演奏。


「WORK TO DO」盛り上がりましたね〜。
しどうひろこさんとよしだともよさんが、
何度もアイコンタクトをしながら
にこにこと楽しそうに歌う姿がとっても印象的でした。
聴いている私もとても楽しい気分になりました。



●梶原さん(G)、藤井政美さん(Sax)、上綱克彦さん(Vo,Key)、
で数曲演奏。



●梶原さん(G)、藤井政美さん(Sax)、上綱克彦さん(Vo,Key)、
山本優一郎さん(B)、吉岡洋光さん(Ds)、で数曲演奏。


渋ぅ〜〜いブルージーな雰囲気のステージになりました〜。







・・・という感じで、かけ足でたーっとレポしてみましたが。


最初にも書きましたが、もうほんと盛りだくさん!
という感じのライブでした。
ふだん梶原さんが広島JIVEでよく共演される方々が勢揃い!
という感じでしたね。
広島JIVEならではの、手づくり感あふれる、
心のこもった素敵なライブだったと思います。


ライブ終了後に、JIVEのマスター河村さんから
あいさつがありましたが、
「今日8月19日でJIVEは7周年。また明日から新しく始まります!」
という河村さんの言葉が印象的でした。


私は広島JIVEの空間が、
広島JIVEに集まるあたたかい人たち
(ミュージシャンの方々も、お客さんも)が、本当に大好きです。
JIVEに行くとほっとします。
なんだか勝手に「第二の故郷」みたいな感じがしてるので(笑)
またJIVEに行きたいなあと思うし、
これからもJIVEで素敵な音楽空間を楽しんで行けたらいいなあと思います。
愛してます広島!応援してます!!


19日のライブで、会場でお会いできた方々、
空間を共有できた皆さん、本当にありがとうございました!