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こまきのブログです。

「JとBセッション@広島JIVE」ライブレポ!

komaki-13252006-12-29

●2006年12月29日(金)
「"Jam" from JとB 〜Session? 忘年会?〜」


【会場】
LIVE Cafe JIVE(広島)


【出演メンバー】
梶原順(G)
浅野祥之(G)
小田原政広 (G)
前田順三 (B)
吉岡洋充 (Ds)
Special Guest: Hiroko Shido (Vo)、 伍々慧 (G)




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【SET LIST】
<一部>
●「MEMORIES」・・・演奏/“JとB”梶原順(G)、浅野祥之(G)
●ブルース二曲・・・演奏/“俺とお前”(浅野祥之(G)、小田原政弘(G))
●「中央フリーウェイ」「赤いスイートピー
・・・演奏/“君と僕”梶原順(G)、小田原政弘(G))
●「どうですかね〜」・・・演奏/梶原順(G)、浅野祥之(G)、小田原政弘(G)


<二部>
● 伍々慧オリジナル曲(三曲ぐらい?)・・・演奏:/伍々慧(ごごさとし)(G)
●「TOKYO ROSE」「TAKE A BREAK」
・・・演奏/梶原順(G)、浅野祥之(G)、前田順三 (B)、吉岡洋充 (Ds)
●「タイズ」(Shidoさんオリジナル曲)
・・・演奏/梶原順(G)、浅野祥之(G)、前田順三 (B)、吉岡洋充 (Ds)、Hiroko Shido (Vo)
●「BLOOM」(小田原さんオリジナル曲)
・・・演奏/小田原政弘(G)、前田順三 (B)、吉岡洋充 (Ds
●「TALK」・・・演奏/梶原順(G)、浅野祥之(G)、小田原政弘(G)、
前田順三 (B)、吉岡洋充 (Ds)、Hiroko Shido (Vo)


<Enc.>
●「LONG TRAIN RUNNING」・・・演奏/梶原順(G)、浅野祥之(G)、小田原政弘(G)、
前田順三 (B)、吉岡洋充 (Ds)、Hiroko Shido (Vo)
●「RISA」・・・演奏/“JとB”梶原順(G)、浅野祥之(G)


※セットリストで抜けてる曲や、曲順違いがあったら、
気づかれた方はフォローお願いします。

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広島JIVE二日目です。
この日のJIVEはたくさんのお客さんで賑わっていました。
さぁ、今日はみんなで忘年会です!


今日のライブはさまざまな組み合わせが見られる
ライブになる、とのこと。


まずはJとBの演奏による「MEMORIES」でスタート。
その次は、梶原さんと地元ミュージシャンの小田原さんのデュオ
「君と僕」に対抗して結成された(?)、
浅野さんと小田原さんのデュオ「俺とお前」(笑)の演奏。


前日28日のJとBライブのMCで、
浅野さんがこの「俺とお前」のデュオの名前を発表したとき、
梶原さんは
「男らしぃ〜〜・・・。そうか、その手があったか。。。」
と少し口惜しそうでした(笑)


小田原さんは浅野さんが怖くて目を合わせられないらしくて(笑)
その小田原さんの様子が本当におかしかったです。
浅野さんに見られて小さくなる小田原さんの様子は、
蛇ににらまれたカエル・・・というか、熊ににらまれた子犬のよう(すいません)
そんな小田原さんの様子をネタにしてMCのほうも大変盛り上がりました(笑)


「俺とお前」デュオは、ブルース曲二曲を演奏。
おふたりの息、ぴったりです!!
うん、何だかとっても新鮮な演奏でした〜。


で、次が梶原さんと小田原さんのデュオ「君と僕」の演奏。
梶原さんと小田原さんのギターの音色、驚くほどに似ています。
梶原さんいわく「演奏を録音したものを後で聴くと、
他の人にもよく言われるんだけど、
どっちがどっちの音かわからないほど似てる。」
とのこと。本当にそれぐらいよく似ています。
音の輝き方の種類が同じ、という感じです。


JとBは、梶原さんと浅野さんの音色の違いが特徴ですが、
音色が驚くほど似ている梶原さんと小田原さんのデュオ「君と僕」の演奏は、
JとBの演奏とはこれまた違った趣があって、聴いていて楽しいです。
「中央フリーウェイ」の演奏、とっても素敵でした。また聴きたいな。


一部ラストは、JとBプラス小田原さん、の三人で
「どうですかね〜」の演奏。
小田原さんが加わることによって、
またいつもとは違う輝きがひとつ音楽に加わった感じで、
とても鮮やかな印象の「どうですかね〜」の演奏でした。


一部が終了した後の休憩時間を利用して、
梶原さんからのプレゼントタイム。
今日のライブは忘年会ってことで、梶原さんがいくつかプレゼントを
用意して来てくださったそうで。
梶原さんとのジャンケンで勝ち残った人が、
プレゼントをゲットできることに。


プレゼントの内容は、
かえるの形のシェーカーと、カズーという楽器。
あと豪華だったのが・・・ミニアコースティックギター!!
きれいなかわいいギターでした。
ゲットされた方は本当に喜んでらっしゃいました。
おめでとうございます!


あ、浅野さんからは新日本プロレス(だったっけ?)の、
浅野さんのサイン入りジャージのプレゼントもありましたっけ(笑)



という感じでプレゼントコーナーも盛り上がり、
二部スタート。


二部は、伍々慧 (ごごさとし)さんの、ギターソロ演奏からスタート。
伍々さんは2004年のモーリス主催の、フィンガーピッキングのギターコンテストで
最優秀賞に輝いた大阪出身のプレーヤーだそうで。なんと若干18歳!!若い!


前日28日のJとBのライブで、梶原さんが伍々慧さんについて
押尾コータローさんのような演奏を想像していただければ。。」
と説明してらっしゃいました。


はじめて聴く伍々さんの演奏、不思議な魅力がありました〜。
涼しげな顔で、すごい演奏をしちゃう伍々さん。
演奏も涼しげな印象でした。「繊細」という感じもしたかな。
ギターを爪弾く指も、まるで楽器の一部のようでした。
オリジナル曲のメロディーが、とっても素敵でしたね。


次はJとBに、前田さん (B)、吉岡さん (Ds)が加わってバンド形式で演奏。
J&Bのライブで演奏していた曲を演奏しました。
(梶原さんと浅野さんはアコースティックギター。)
「TOKYO ROSE」と「TAKE A BREAK」が演奏されたんですけど、
「TAKE A BREAK」は熱くて、めちゃくちゃカッコよかったですーー!
興奮しました!!
梶原さんも演奏後、「久しぶりで、楽しかったね」とおっしゃっていました。
あぁ、J&Bが聴きたいなぁ(涙)


次はこのバンドメンバーに、ボーカルのShidoさんも加わって、
Shidoさんのオリジナル曲「タイズ」を演奏。


そして次は、小田原さん(G)、前田さん(B)、吉岡さん(Ds)の三人で、
小田原さんのオリジナル曲「BLOOM」を演奏。
小田原さんのギターが本当にすばらしくて、感動してしまいました。


とつとつと、しんしんと弾かれるギター。
大切な話を、心をこめてぽつぽつと少しずつ話していくような、
そんなギターだったんです。
上手く文章に表現できないんですけど。
その演奏には、小田原さんの人柄みたいなものが、
しっかりと表れていたような気がします。
とてもひたむきで、誠実なギターに心を打たれました。
本当にきれいでした。
すごく「心のある」ギターだったと思います。
小田原さんのギターの中には、何かとくべつな輝きがあるような気がします。


二部ラストは、出演者全員で、
梶原さんのオリジナル曲「TALK」を演奏して盛り上がりました。


アンコール一曲目は、JとBのアルバム「GIFT」にも
カバーとして収録されている「LONG TRAIN RUNNING」を全員で演奏。
会場で手拍子して盛り上がりました。


そしてライブのラストは、やっぱり青木智仁さんの「RISA」。
この日も、とってもあたたかい「RISA」でした。


忘年会的な雰囲気で、いろんな組み合わせが見れて、
賑やかだったこの日のライブ。


地元ミュージシャンの方々や、広島のあたたかいお客さんに囲まれて、
幸せに楽しそうに演奏される梶原さんの表情が印象的でした。


ライブが終わってから、
お客さんにマイクで感謝の気持ちを述べられていた
JIVEの河村さんの表情は、
頬が少し上気していて、目がきらきらしていて、とても素敵だなと思いました。
「別れもあるけど、出会いもたくさんある。」の河村さんの言葉に、
私は思いをこめて頷きました。


広島JIVEは本当にすばらしいですよね。
河村さんも、地元ミュージシャンの方々も、お客さんも、
みんなあたたかくて、誠実で、愛にあふれています。


あの場所にいる人たちは、「大切なこと」を、みんなちゃんと、知っている。
本当に素敵な場所だなって思います。


梶原さんの音楽を通じて知り合った広島の方たちに、
ライブ会場で再会できたのも嬉しかったです。


また2007年もぜひ、JIVEにライブを見に行きたいと思います。


愛してます広島!
2007年もよろしくお願いします!!