本田雅人さんが、BS-iの「BQ」という番組の、
「GOD JOINT〜極上」というコーナーに
ゲスト出演されていました。
このコーナー、
「ちょっと（かなり）変わったシチュエーションでの極上セッション」
というのがテーマ。
このセッションのプロデュースは斎藤ノブさん。
毎回斎藤ノブさんが、ゲストを迎えてセッションをします。
で、今回のゲストが本田さん。
本田さんゲストの回のパート１は、二週間前に放送されて、
この時はボクシングジムでのセッションでした。
ボクシングジムのぴりりとした緊張感の中で演奏される
「Take Five」めちゃめちゃかっこ良かったんですよ〜〜。
そして今回放送された、本田さんゲストの回パート２。
今回は、ヤナギサワのサックス工房（リペアルーム？）でのセッションでした。
演奏曲は、「ボレロ」。
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リペアルームで、机に向かい合わせで座っているノブさんと本田さん。
ノブさんが、リペア用の小さなハンマーを両手に持って、
おもむろに机を叩き始めます。
タンタタタ、タンタタタ、タンタン…ボレロのリズムです。
しばらくして、そのノブさんのテンポに合わせて、
リコーダーで「ボレロ」のメロディーを吹き始める本田さん（笑）
本田さんはゆっくりと立ち上がって歩き始め、
リペアルームに置いてある楽器をとっかえひっかえしながら、
「ボレロ」のメロディーを吹き続けます。
その間も、バックでずっとノブさんはリズムを刻み続けています。
（途中からノブさんは、ジャンべにチェンジ）
次々と楽器を取り替えて吹き続ける本田さん。
リコーダー→フルート→クラリネット→トロンボーン…
おぉ〜、久しぶりに「一人でどこまでできるでしょうか」コーナーを
見ちゃった感じです！
しっかし、何ともとぼけた、独特の妙〜〜な雰囲気の中で、
真面目に無表情でプレイされ続けているので、
もうそれが見てて、おかしくておかしくて！
シュール過ぎです！！
見ながら私、ずっとげらげら笑ってました。
だけど、本田さんの楽器がトロンボーンからバリトンサックスに移った後は、
一気にすごく勢いがついて、もう本田さんの本領発揮！って感じの
ばりばりのハイパープレイ！
私も、笑うのを止めて、
「おぉ〜、かっこいぃー！！」って見入ってしまいました。
その熱い勢いのままで、ついに本職（笑）のアルトサックスにチェンジ！
おお！ますますかっこいいー！
（本田さんは、いつものメイン楽器じゃなくて、
ピンクゴールドのアルトサックスを吹いてらっしゃいました。
あれはヤナギサワのサックスなのかなぁ）
しかし！アルトサックスをちょっと吹いては
すぐに持ち替えてフリューゲルホルンを吹き、
またちょっと吹いてはアルトサックスに戻り、
そしてまたちょっと吹いてはソプラノサックス…という、
もう見てる人を笑わせようとしているとしか考えられない
「早業持ち替え演奏ショー」に再び私、爆笑。
で、結局アルトサックスに戻って、
本田さんはジャンべを叩き続けているノブさんの方に歩いて近づいて行き、
二人で向かい合わせになって熱いセッション！
盛り上がります！かっこいいー！
リペアルームのスタッフ二人の、意味不明な踊りも盛り上がってます！
なにこのワケのわかんない空間！（笑）
…と、そこでリペアルームに一本の電話が。
セッション中断。
受話器を取るノブさん。
ノブさん「はい、BQ工房（←爆）ですー。…はい、はい…わかりましたー。」
受話器を置くノブさん。
ノブさん「本田ぁ、仕事だってー。仕事しないと、仕事。」
そのノブさんの言葉を聞いた本田さん、
「はい、すみませんー」みたいな仕草で、無言でこくこく頷きます。
再びリペアルームの机に、向かい合って座るノブさんと本田さん。
…で、何が始まったかと言うと…
ハンマーで机を叩いて、ボレロのリズムを刻み始めるノブさん。
しばらくして、リコーダーで「ボレロ」のメロディーを吹き始める本田さん。
…仕事、それですか！！（爆）
結局、「また、振り出しに戻る〜」みたいな感じでオチがついて、
このコーナー終了。
（時間は、１０分弱ぐらいかな）
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いやー、面白かった〜！！
あんな変なシチュエーションでの変なセッションなのに、
最初から最後までにこりとも笑わず、
無表情に吹き通した本田さん、素晴らしいです！
あそこで笑っちゃったら、つまんないですもんね。
「シュールなギャグ」みたいなコーナーに、仕上げたかったんでしょうね。
見事にそうなってました！
最初から最後まで全編コメディー、とも言えるし、
そんな妙ちくりんな雰囲気の中でも、
セッションとしての聴かせどころ、かっこいいプレイはしっかりあって、
そのバランスが素晴らしかったです！
リペアルームでのセッション、っていうシチュエーションも面白かったし。
最後のオチも、良かったし（笑）
ほんと斬新な企画で、面白かったなあ。
梶原さんも、この番組のこのコーナーに、ゲスト出演して下さらないかなあ。
梶原さんが、このコーナーの変なシチュエーションの中で、
どんなショートコントを披露されるか…じゃなくて(^^;
どんな演奏を聴かせて下さるか、一度見てみたいです。
