It Will Be Fine!

こまきのブログです。

発表会曲目

先週のマリンバレッスンから、「今年の発表会の曲は何にするか」
という話を先生とちらっとしてました。
で、昨日のレッスンの時に私は案をふたつ持っていきました。


案その1は、クレストンという作曲者の「マリンバ小協奏曲」という曲。
マリンバで演奏する為に作曲された曲です。
超早弾きのめちゃめちゃ難易度高い曲です。
この前、自分が持ってるカセットテープの発掘作業をがさごそやってたら、
この曲の入ってるテープが出てきて、
何気なく聴き返してみたらめちゃくちゃかっこよくって。


案その2は、このブログでもたびたび書いてきたように、
もうずいぶん長い間取り組んで来ている「NOWADAYS」をやるというもの。


で、このふたつの案で昨日先生と相談してたんですけど…
やっぱり発表会のステージにはNOWADAYSは適さないかなあ、
というのが私と先生の結論でした。
いろんな意味で難しいし、適さないのではないか、
というところで意見が一致してしまいました。


それに、私は去年の夏の発表会が終わったあと、
去年の9月頃から今日までずうーっと
このNOWADAYSばっかり延々とやって来ているので、
ちょっとこの曲をやる事に対して気持ちが停滞ぎみなところも、
少しあるんですね。


ここらで一発、全然違う雰囲気の曲をドカンとやってみたいんです。
去年の9月からずっとミディアムテンポの曲を延々とやって来たから、
久々に早弾き系の曲を思いっきりやってみたい!という欲求も
いま自分の中ですごく強くて。
(実力全然伴ってないのにできるんかい、
って感じなんですけど、でもやってみたい)


それに、ずっとクラシック系の曲をやって来た私が、
初めてNOWADAYSのようなブルーステイストのある曲をやった時に、
ものすごくいろんな発見があったように、
逆に今度は一年近くブルーステイストの曲ばかりやって来た私が、
今ここで久しぶりにクラシック系の曲をやってみたら、
またきっと新たな発見があると思うんですよ。
また以前とは違った視点でクラシック系の曲をやれると思うんです。


で、発表会で思いっきりクラシック系の曲をやった後に、
また再びNOWADAYSに取り組んだら、
またきっと違うものが見えてくると思うんです。
そういう風に、全く違うジャンルの音楽をやる事によって、
かえってくっきりと見えてくるもの、っていうのがあるんですよね。
(日常生活の中においても、
音楽だけに限らず、こういう場面ってきっとあるような気がします。)


というわけで、発表会ではクラシック系の曲
マリンバで演奏される為に作曲された曲)をやろうと思うのですが、
最初に書いた案その1のクレストンの小協奏曲は、
先生に「今から二ヵ月間では、無理!」と却下されました。
あぁ、やっぱりいくら何でも無謀過ぎましたか…(汗)
自分の実力考えろ!って感じですね。すいません。


で、先生に「私が今から二ヵ月間で仕上げられそうな曲で、
早弾き系で華やかで、
かつハッチ(←マリンバ曲の作曲者の名前)みたいな
きれいなメロディーの曲を探して頂けませんか」とお願いしてきました。


NOWADAYSは、発表会が終わった後に、
また9月頃から新たな気持ちでゆっくり取り組みたいですね。
で、年内にはなんとか一応それなりに形にして、
ひとまず自分の中でケリをつけたいかな、と。


昨日のレッスンで先生に
「この曲(NOWADAYS)をこの先ステージでやる機会がないとしても、
でもこの曲のコピーに取り組んだ事で、
演奏面でも、音楽を『聴く』という面でもすごく勉強になったから、
ほんとにこの曲やって良かったです。」って先生に言ったら、
先生も「うん、それは私も同じだよ。私もすごく勉強になったよ。」って
すごく実感をこめて、感慨深げに言って下さったんです。
何だかとっても嬉しかった。
とてもあたたかい、心のこもった言い方だったんです。


その先生の言葉を聞いた時、
「ああこの人のもとでやって来て良かったなあ」って思っちゃいました。



さて、発表会、頑張るぞー!!
来週には演奏曲決まるかな。


いい夏にしたいです!