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こまきのブログです。

発表会曲レッスンスタート!

komaki-13252006-06-06

今日は二週間ぶりのマリンバレッスンの日でした。


今日から、7月末の発表会で演奏する曲
ペーター・タナーの「SONATA」のレッスンが
スタートしました。
この曲のニ楽章と三楽章を
発表会で演奏する事になりました。


この二週間で私は三楽章の譜読みをしていたので、
今日のレッスンは三楽章。


三楽章は8分の6拍子で、テンポは138。(早いよー)
三連符系の動きが中心の曲です。


ピアノ伴奏は、去年の発表会の時と同じ方がして下さる事になりました。
やったー、嬉しいなあ。
去年伴奏して下さった方のピアノ、とても好きだったのです。


ピアノ伴奏の方とは、本番直前に二回ほど伴奏あわせの日を取って、
その時に合わせる事になります。


それ以外のレッスンの時は、マリンバの先生が
伴奏部分を簡単に弾いて下さいます。


って事で、今日はマリンバの先生の伴奏で
初めて今日この「SONATA」の三楽章を少し弾いてみました。
いきなりテンポ138は無理なので、もうちょっとゆっくりめで。
で、弾いてみたところ・・・


たのしい!この曲、響きがかっこいい!


しかし弾き始めてすぐに先生から指示が。


「タイの後の音符の入りが遅れてるよ。」


先生が、レッスン室の電子メトロノーム
三連符のリズムを鳴らしました。
そのリズムを鳴らしながら、再び先生の伴奏で曲を弾きます。


たしかに・・・。
タイの後がとってももたついているのが自分でもわかります。


家でも必ずメトロノーム鳴らしながら弾いてたんだけどなぁ。
(4CREATOR.COMサイトhttp://www.4creator.com/で梶原さんが、
「練習時は必ずメトロノームを鳴らすこと」とおっしゃっていたので、
今は私は練習時は必ずメトロノームを鳴らすようにしています。)


でももっと、大きなくくりのリズムでメトロノーム鳴らしてたもんなー。
家で練習する時も、こんな風に細かく三連符のリズムを鳴らしながら
練習してみよう。。


先生いわく
「リズムがつっこんでかっこいい曲と、
リズムを長めに引っ張ってかっこいい曲があるからね。
この曲は、つっこんで弾くとかっこいい曲。」
との事。
なるほど。ちょっとつっこみがちに弾いてみようと思います。


ちょっと試しでテンポ138でも弾いてみましたが、
見事に空中分解しました(汗)
「テンポ138は驚異的に早いからねー、
最終的にはテンポ120ぐらいを目指したらいいと思うよ。」
と先生。



数回弾いた後先生に
「この曲かっこいいですよねえ。響きがかっこいい。」と私が言うと、
「うん!かっこいい。学生時代にこの曲やった時は、
ちっともかっこいいと思わなかったんだけどなあ。」と先生。


私「あー、そういうのって本とかでもありますよね。
前読んだ時はピンと来なかったのに、何年か経って読んでみたら
すごく感動した、っていう。。」


先生「あー、あるよねー!CDとかでもあるよね。」


私「ありますよねー!買ったその時はピンと来なくても、
数年後に聴くとすごく感動したっていうCD。映画とかでもありますよね。」


先生「あるある。その時の自分の心理状態とか、
自分の置かれてる状況とかによるんだろうね。」


私「心理状態もあるし・・・自分が経験を重ねて、
以前と物の感じ方が違ってる、っていうのもありますよね。
あと、以前は意味のわからなかった事が今はわかるようになってたりとか。」


先生「そうだよねー。私も以前この曲を演奏した学生の頃は
ジャズとか全くやってなくて、ほんとクラシックだけしかやってなかったから
この曲の良さがわからなかったのかも。
ジャズを勉強中の今は、この曲の中に少しあるジャズテイストの響きの
かっこよさがわかるなぁ。」


その後も「この曲はかっこいい!」話で盛り上がり、
「この曲、今度自分がリサイタルやる時に弾いてみようかなあ。
また弾いてみたくなった。」と先生。


きゃー、ぜひやって下さい!
先生がこの曲を弾くの、見たいですー!!



次のレッスンはまた二週間後。
三連符のグルーブを出す事が課題かなあ。
リズム重視で練習します。頑張るぞー!