●2016年8月3日(水)
Romantica Quatro “ORACION Tour”
【会場】
Live Spot RAG (京都)
【出演メンバー】
田中倫明 (Per)
梶原順 (G)
早川純 (バンドネオン)
伊藤ハルトシ (Vc,G)
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【SET LIST】
☆1st
モンカダアタック
バンドネオンソロ〜ブエノスアイレス
マリア・セルバンテス
モーニング・イン・メイ
ゲルニカ
☆2nd
カノープス(田中、梶原、伊藤)
ハーベスト・ウインド
ラスト・タンゴ・イン・パリ
セルフ・ポートレート
オラシオン
ガルシア・マルケス
<Enc.>
風の又三郎
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やあっと聴けた Romantica Quatro のライブでした。。
一見変わった編成のようにも見えますが、全くそのサウンドに違和感はなく、
そのサウンドの「熱」と「一体感」に圧倒されました。。
ものすごい上質の大人のアンサンブルでありながら、とてつもなく熱い。。
バンドメンバーの皆さんが同じ方向にとても強い勢いで向かい、
空間の中に、音楽で、メンバーが一丸となって熱い杭のようなものを「がんっ!!と打ち込んでいく様子が凄かったです。。。
熱い魂のかたまりみたいでした。。
バンドネオンという楽器を初めて生で見て、初めて生で音を聴きました。
とても美しい、精巧なつくりの楽器でした。見とれました。
奏者がその楽器を広げると、ジャバラがゆるやかな曲線を描いてうねり、
吸気の時には人が息をするような、「ふーーっ」という、とてもリアルな音がしました。
まるでその楽器そのものが生きていて、自分で息をしているみたいでした。
バンドネオンの音が鳴ってその空間に響けば、たちまちその場所は、異国の空間みたいになりました。
ハルトシくんのエレクトリック・チェロ、素晴らしかった。
歌いに歌っていました。
とってもすてきな歌でした。
ずっと聴いていたかったです。
パーカッションで歌を紡ぎ出す倫明さんの手元を、吸い込まれるように見ていました。
しなやかで、時に強く、激しく、厳しく。。
いろんな楽器が登場しました。
パーカッションずきとしては見ていて聴いていて、とっても楽しかったです。
梶原さんのプレイは、
私が聴いた梶原さんのアコースティックギターのプレイの中では、
「今まででいちばん熱い」と思えるほど、とんでもなく熱いものでした。
聴いていてどきどきしました。
本当にかっこ良かったです。
異国情緒あふれる、熱い熱い熱い Romantica Quatro のサウンド、素晴らしかったです。
これはぜひライブで体験するべきですね。
また11月にもツアーが予定されています。
お近くのかたは、ぜひ足を運ばれてみてくださいね。