It Will Be Fine!

こまきのブログです。

舞台袖の空気、ステージの空気

私は別にステージ関係の仕事をしているわけではないんですが、
今日はちょっと仕事の番外編?みたいな感じで
某ホールの某ステージにちょこっと出演する仕事がありました。


で、久しぶりに味わいました、ホールの舞台袖の空気感。




舞台袖は、華やかなステージとは対称的な場所。
真っ暗な闇にとっぷりと包まれた場所。
いろんな、何だかわけのわからない無機質な管みたいなものがそのままにむき出しになっていて。
空気感はひんやりと冷たい。
そしてその天上は見上げると驚くほど高い。吸い込まれそう。


「ああ久しぶりだな、この空気感。」と思いました。
学生時代に吹奏楽をやっていた頃にはよくホールに出演する機会があったので、
この空気感をしょっちゅう味わっていました。
マリンバの発表会でホールのステージに立つ時にも。
だけどここ2年ぐらいは「ホールのステージで」演奏する機会っていうのはなかったので。
マリンバを人前で演奏する機会はあったのですが。)


久しく離れていたホールの舞台袖のあの独特の空気感、
久しぶりに味わってみて「やっぱりいいものだなぁ〜〜」と思いました。
私はこの空気感をすごく愛してるなあ、と。


あの舞台袖の暗闇の中で、緊張で心臓ばくばくで自分と闘う時間も。
本番の時間が来て、心を決めて「よし行くぞ!」と開き直ってステージに足を踏み出す瞬間も。
暗い舞台袖からステージに踏み出すと一転、
明るい光に包まれてそのまぶしさに目が慣れる事に少し時間がかかる事や。
ステージから見た客席というのは意外と狭く見える事や。。


・・・そういう舞台袖の空気や、本番に臨む時の気持ち、
とにかく全部ひっくるめて「ステージ」というものの空気が
私はすごく好きだなぁーと思います。


本番を迎えるその瞬間は、緊張と闘うのに必死で
「好きだ」とか感じてる余裕はあんまりないんだけど(笑)


でもとにかく今こうやって振り返ってみると、
すごく愛してるなあの空気、あの気持ち、と思います。



音楽とはあんまり関係ないステージだったけれど、
今日はホールの舞台袖、ステージの空気感を久しぶりに味わえて嬉しかったです。



そして、一ヶ月後の自分のマリンバ発表会の本番に思いをはせました。


「久しぶりにホールのステージに立てる。この空気感を音楽で味わえる。」
と思うと、ああもうそれだけで幸せかも、と思いました。
大事にしようこの気持ち。


マリンバ発表会の詳細については15日の日記にて。。