It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「THIS IS 4 ALTO!」@京都RAG

komaki-13252008-08-10

●2008年8月10日(日)
土岐英史4DAYS・4 THIS IS 4 ALTO!」


【会場】
Live Spot RAG(京都)


【出演メンバー】
土岐英史(Sax)
坂田明(Sax)
伊東たけし(Sax)
本田雅人(Sax)
清水興(B)
セシル・モンロー(Ds)
難波弘之(Key)



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本田さんと伊東さんのデュオを見れて感無量、でした。
そのひとことに尽きます。。。



そもそも私がこのジャンル・・・インスト音楽にはまったのは、
今から7年前、2001年4月に神戸チキンジョージに、友だちに誘われて
伊東たけし×本田雅人スペシャルドリームライブ」に行った事がきっかけなのです。


そのライブで初めて本田さんに出会い、フュージョンというジャンルを知りました。
本田さんの音楽に感動し、フュージョンという音楽の魅力に感動し、
そこをきっかけとして、そこからどんどん私はインスト音楽の魅力にはまり込んで行ったのでした。
梶原さんの存在も、最初は「本田さんの共演者として」知りました。
今はどこからどう見ても(?)「梶原さんファン!」な私だけれど、
インストにはまった初期は、かなり熱心な本田さんのファンでした。



今回の京都RAGのライブは、本田さんと伊東さんが共演するという事で、
「これは行かなければ」と思って行きました。
「できれば本田さんと伊東さんのデュオが聴きたいけど、
4人のサックスプレイヤー共演のステージだから無理だろうな。
でも本田さんと伊東さんが同じステージに立っているところを見られるだけでもいいや。」
とそんな気持ちで行きました。


そしたらなんと、見れちゃったんですね、聴けちゃったんですね、
本田さんと伊東さんのデュオが。


サックスプレーヤー4人全員の演奏だけでなく、
総当り戦的な感じでデュオ演奏もかわるがわる行われたので、
本田さんと伊東さんのデュオも聴けたのです。


本田さんと伊東さんが2人並んで同じステージに立つのを見るのは、
本当に7年前のあのチキンでのドリームライブの日以来で、
もう本当に感無量でした。


もう演奏内容がどうこうとか言うより、
2人が同じステージに立っている姿を見れたというだけで
じゅうぶん過ぎるぐらい幸せだったし、嬉しかったのです。


本田さんと伊藤さんが並んでステージに立つ姿を見ながら私は、
「全てはここから始まったんだなあ。」と思いました。


今回2人が共演するステージを見れた事は、
「もうこれでいろんな事が本当にひと回りしたから、
またここから新しく始めなさい。新しくスタートしなさい。」という
メッセージのようにも思えました。
わけわかんないですね。すみません。
でも本当にそう思えました。



今回本田さんと伊東さんが共演するステージを見ていて、
7年前のあのチキンジョージのライブの時の、いろんな気持ちを思い出しました。
本当にいろんな事を、とても鮮やかに思い出しました。


7年前のライブの記憶が、そんなにもはっきりと蘇った事が嬉しかったです。
「ちゃんと覚えているんだ。」と思いました。嬉しかったです。



数年前にASKAさんがライブのMCで、
「人間っていうのは、一度見たり聞いたりした事は全て覚えているんだ。
“忘れた”わけじゃないんだ。“思い出さない”だけなんだ。
一度見聞きしたことは、人間は本当は全て覚えていて、絶対に忘れないんだ。」
・・・という話をしていた事があって。


私はこのASKAさんの話を初めて聞いた時は半信半疑だったというか・・
「え〜、そんなものかなあ?」と正直思ったんですけど、
でも今は・・・ASKAさんのこの話を、心から信じる事ができます。自分自身の実感を持って。
人は一度見たり聞いたりした事は全て覚えている。絶対に忘れない。
(あるいはそう信じたい、のかもしれない。)


だから青木さんの事も、青木さんの音も忘れない。
浅野さんの事も、浅野さんの音も忘れない。
J&Bの事も忘れない。
いつまでもずっとずっと覚えている。
これからも私は、そういうものと一緒に生きていく。
一緒に前に向かって、生きていく。



いろんな想いがあって上手く表現できないけれど、
とにかく自分にとって、素晴らしい晩でした。


本田さんと伊東さんのデュオが見れて、聴けて、本当に嬉しかった。


本当にありがとう。