- アーティスト: スガシカオ
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: CD
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スガさん、ずーっと気になってはいたんですが、
なかなかアルバムを買うまでにはいたらず、
遅ればせながら私にとってはこのアルバムが初スガさんとなりました。
私がスガさんの歌を初めて聴いたのは何年前だったのかなあ？
7〜8年前になるのかな。それとももっと前になるのかな。
ある日、「ミュージックフェア」を何気なく見ていたらスガさんが出演してて、
スガさんがその時に歌った歌がすごく心に残ったんですね。
（なんていうタイトルの歌だったか忘れてしまったなぁ・・・
確か「月」っていう言葉が入ってたと思うんだけど・・・
と思っていたら、今回買ったライブアルバムでその曲名が判明。）
それ以来、テレビやラジオからスガさんの歌が聞こえてくると、
「あ、あの素敵な歌を歌う人だ。」と意識するようになって。
私がスガさんの歌でいちばん惹かれたのは、その歌詞の世界ですね。
人生の影の部分や孤独をしっかりと書き、
詞の行間に毒を綺麗にすっとすべりこませているところ。
まぁ、私はまだスガさんの歌の魅力の
ほんの一部分しかわかってないんでしょうけど。
でもとにかく私はそこに強く惹かれたかな・・・。
その後、梶原さんの音楽を通じて知り合った心の友（笑）が
長年のスガさんファンだったり、
CHAGEさんが自分のソロライブイベントで
スガさんの「黄金の月」を歌ったり（すごく素敵でした〜♪）、
村上春樹さんが著書の中でスガさんを絶賛してたり・・・と、
「なんだなんだ、私の好きな人たちはみんなスガさんを好きじゃないか」
という事を知り、ますますスガさんは気になる存在に。
でもまだアルバムを買うまでにはいたらず。
・・・だったんですが！
先週の土曜日の朝、仕事に行く支度をしながら地元神戸のFM放送を聴いてたら、
10月10日発売のスガさんのライブアルバムの音源がかかったんです。
それを聴いてもう私、「素敵〜！」ってときめいてしまって。
何やら耳になじんだミュージシャンの音色もいっぱい聞こえてくるし。
で、「これは買おう！」と思って。
初めて今回スガさんのアルバムを買うにいたったわけです。
今日仕事帰りにタワレコ神戸店にいそいそと向かって
ライブアルバム『ALL LIVE BEST』を購入。
家に帰ってCDのパッケージ開けたんですけど。
ブックレットに歌詞がのってない！
しょーーっっく！(^^;
私は邦楽の歌ものを聴くときは、
歌詞とメロディーを同じ割合で重視して聴くので
（メロディーが良くても歌詞が良くないと納得しないし、
歌詞が良くてもメロディーが気に入らないと納得しない。）
歌詞カードがないのは痛い！
まあライブベストアルバムだから仕方ないのかな・・・
歌詞カードなくても、だいたいの詞の雰囲気はわかるかぁ。。と
思い直して聴いてみました。
で、聴いてみた感想。
うん、とってもいい！です。
どの曲もどきどきしながら聴きました。
まだざっと一回聴いただけなんで、また聴き込んだら印象変わるでしょうけど、
いま一回聴いた印象で好きだった曲は・・・
【Disc1】
●「夕立ち」
（曲全体に漂ってる物憂げなけだるい雰囲気が好き。）
●「ぼくたちの日々」
（以前TVで聴いてすごくいい歌だなぁと思って感動したんですけど、
今回改めて聴いてもやっぱりすっごくいい歌だと思いました。
そうそう、「すり減ってる」し、「よろめいてる」んですよね。
わかるなぁ〜〜、と共感。）
●「夜明けまえ」
（「銃声」だって！かっこいいー！！）
●「月とナイフ」
（私が「ミュージックフェア」で初めて聴いたスガさんの歌はこの歌です！祝再会！）
●「春夏秋冬」
（いい歌ですねえ。。これもとっても共感。わかる〜。しみる〜〜。）
【Disc2】
●「黄金の月」
（CHAGEさんが歌ってくれた「黄金の月」とっても素敵でした〜♪）
●「ひとりごと」
（「明日は僕はちゃんとするよ」っていいですよねー。）
●「愛について」
（心のいちばんシンプルな部分で感動！）
やっぱり歌詞がめちゃくちゃいいです。
歌い方も好き。
これから少しずつはまってみたいかも！
「黄金の月」と「月とナイフ」が収録されていて、
村上春樹さんもよく聴いたというスガさんのデビューアルバム
『Clover』が気になるかなー。
そして沼澤さん、やっぱりかっこいいですねえ。
「言葉数は最小限に、でも与えるインパクトは最大限に」な、
とっても高度なテクニックがぎゅっとつまった沼澤さんのドラムスは
やっぱりかっこいい！
秀樹さんのベースも相変わらずファンキーです♪
森さんのKeyも濃くて素敵♪
