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こまきのブログです。

好きなアルバム紹介20〜「DOUBLE」(CHAGE&ASKA)

DOUBLE

DOUBLE


CHAGEASKAの五年ぶりのニューアルバムが1月24日に発売されました。
アルバムタイトルは「DOUBLE」です。


非常に肩の力の抜けた、自然体の、「風通しのいい」アルバムになっています。
メロディーも歌詞も、本当に自然体。そこがすごくいいと思います。
懐かしいけど新しい・・・そんな感じのサウンドです。
音のバランスがよく、音質が柔らかくて、聴いていてとても心地いいです。




このアルバムにはドラマーの江口信夫さんが四曲参加されているのですが、
江口さんのドラム、音の抜けがいい〜!
「スコーン!」と響きまくってかっこいいです。


アルバム6曲目の「36度線」では、昨年末のJとBセッション@広島
素敵なプレイを聴かせてくれたギタリスト伍々慧(ごごさとし)くんが活躍。
ファンクラブ会報の中で、CHAGEさんもASKAさんも伍々くんの事を
「彼は間違いなく、これから大成していく人物になる。」と絶賛でした。すごいなぁ。
ASKAさんは、ギターコンテストに出場して優勝した伍々くんのことを
偶然テレビで見ていたんだそうです。へええ。



さて、このアルバム「DOUBLE」の中で私が特に好きなのは次の三曲です。
(数字はトラックナンバーです。)


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●4.「ボクラのカケラ」
(作詞:CHAGE松井五郎 / 作曲:CHAGE、村田努)


ビートもメロディーもとてもシンプルで気持ちいい曲。
それでいてどこか新しい。ホーン隊の絡みもナチュラルでいいです。
この曲の江口さんのドラム、すごくかっこいいです。



それでいて いい奴だねって 言われても
隠れてる もう片方の手を 疑うものさ
それぞれに 歪(いびつ)なとこを ぶつけあって
どうせなら 違う形も 見たい


つかめない自分には
このくらいの覚悟で ちょうどいい
昨日 今日 明日の繰り返し
いっそ使えない順序なんか 壊そうか


CHAGE&ASKA「ボクラのカケラ」より)

私たちはお互いみんな不完全だから、
どうせならそういうところもぶつけ合って、違う形や新しい形も見たいな。
うん、本当にそう。
「いっそ使えない順序なんか 壊そうか」はかっこいいなぁ。
CHAGEさんいい歌詞書いてるなぁ!




ひとりがふたり ふたりのひとり 足りないのが ボクラのカケラ
ここにあるから ずっとあるから 見つけたのも ボクラのカケラ


CHAGE&ASKA「ボクラのカケラ」より)


自分に足りないものも、自分のカケラ。
自分の中や自分の周りにある大切にするべきものも、自分のカケラ。
すべてはカケラの積み重ね。。。




●7.「僕はMusic」
(作詞:ASKA松井五郎 / 作曲:ASKA



ほんとはここにはなにもない ただ真っ白な想像しかない
他人の言葉に感じたがるのは 自分の中にも心があるから


欠けゆく月にロープを投げりゃ 歌もやがて見えてくるだろう
どこにでもある 誰にでもある だから響きあうって信じてみたい


あふれそうな水になにを沈めよう 僕らは試されている


CHAGE&ASKA「僕はMusic」より)

2004年にシングルでリリースされたこの曲。
冒頭部分のこの歌詞が好きで好きで、何回も繰り返して聴きました。


『他人の言葉に感じたがるのは 自分のなかにも心があるから』
・・・「他人の言葉に感じたがる」自分、いるなぁ。いるいる。
そしてそれは、自分の中にも心があるから。。



“その”大切な気持ちは、“あの”大切な気持ちは
どこにでも誰にでもあるから、だから響きあうって信じてみたい。


全ては真っ白な想像からのスタート。
さあ、あふれそうな水に何を沈めてみましょうか。


「まちがいもAlright」「失くしてもAlright」っていう歌詞も大好きです。


メロディーもポップで楽しくて、
何かが新しく始まるような予感に満ちています。
本当に「夢いっぱい」という感じの曲。
聴いててほんとにわくわくします。




●10.「Man and Woman」
(作詞:ASKA松井五郎 / 作曲:ASKA


イントロの澤近泰輔さんのピアノがあたたかいです。



街の色を奪いながら過ぎる雨も
見知らぬ誰かが見上げる 虹を呼ぶ
在るものになく ないものに在る
夢は次を見てる


CHAGE&ASKA「Man and Woman」より)

その時にはマイナスに思えるような状況でも、
時間が経つとそれが次のプラスの状況を生む為の要因になっているような事もあるし、
何が間違いで何が正しいか、何が良い事で何が悪い事か、っていうのは
本当に一概には言えないなあと最近強く思います。
時間が経ってみないとわからないものごとが、世の中には本当に多くある。。


「在るもの」の中に無いものもあるし、「無いもの」の中に在るものもあるし・・・。
そして「夢は次を見てる」。。。
この歌詞にはずいぶん癒されました。




Shine and Rain  Past and Future
Gain and Vain  Surface and Nature
Peace and Pain  Free and Capture
思うまま あるがまま


CHAGE&ASKA「Man and Woman」より)

そう、思うまま、あるがまま。。



この曲はラブソングなんだけど、
男女間の愛だけでなく、もっと大きなくくりの
いろんな普遍的な愛を歌った「大きな歌」になっているなと感じます。
メロディーも素晴らしい。


ASKAさんのボーカルは深くスケール感があり、圧倒的です。
ほんとうにいい曲だなぁと思います。感動しました。
3月から始まるCHAGE&ASKAのツアーのラスト曲は、
この「Man and Woman」にたぶん間違いないだろうなと思います。


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CHAGE&ASKAの全国ツアーは3月から始まります。
私は5月の神戸での公演に行きます。楽しみです。


☆CHAGE&ASKAオフィシャルサイト



お願いですから梶原さんのライブと重なりませんように。。