It Will Be Fine!

こまきのブログです。

子どもも楽しむドラムサークル!

今日は家族連れで参加されている方も多くて、
幼児さんや小学生ぐらいの子どもも
お父さんやお母さんと一緒に参加してました。


今回のドラムサークルでは、子どもたちが大活躍でしたね〜〜。


途中、三歳ぐらいの小さな女の子が、
ドラムサークルの円の中心に、とことことこ・・・と、出てきました。


その子のお父さんが、参加者に迷惑がかかると思ったらしく、
女の子に「戻りなさい」と言ったのですが、
ファシリテーターの方はにっこり笑顔で「いいんですよ〜(^^)」


ドラムサークルの場では、ファシリテーターの方は
「それはだめです」というセリフを、決して言いません。
参加者の行動、プレイを全て受け入れ、生かします。


これってほんと高等技術だと思います。
「それはだめです」とか「こうしなさい」といった、
禁止・強制的な指示を一切使わずにものごとを動かしていく、というのは
本当に難しいことなんですよね。
だから、ファシリテーターの方々の手腕ってほんとすごいなぁ、と思って
毎回ホレボレしながら見つめてしまいます。



さて、円の中心に進み出たこの小さな女の子、
ファシリテーターの身振り手振りを真似して、
手を動かしたり、ステップを踏んだり・・・。すごいっ!
臨時ちびっこファシリテーターの誕生です(笑)



ファシリテーターの女性と、この小さな女の子の
微笑ましいやり取りを見ている参加者の皆さんの表情も、
またいいんだなぁ。



途中、小学生の男の子が好きに叩いていたリズム
(タンタタ、タンタタだったかな)を
ファシリテーターの方がさっと拾って、
男の子に「そのまま続けて叩いて〜」と指示。


で、その男の子の叩くタンタタ、タンタタのリズムをベースにして、
参加者全員で即興アンサンブル!


もう男の子、いきいきしてました(^^)


何かを見つけてさっと捉え、次の新しい流れへと発展させる事に生かす・・・
これもファシリテーターの方のすごいところ。


でも大事なのは、あくまでも主体性は参加者側にあるところですね。
参加者自身が「輝く」ような流れを、
ファシリテーターの方が作ってくださるんです。


だから私たちは、充実感と幸せ感を持ってプレイすることができるんだと思います。
「やらされている」のではなく、
「自分たちが」このグルーヴを作り出しているんだ、という実感があるからです。



それにしても子どもたち、楽しんでたなぁ。
きっと「体で」何かを感じているんでしょうね。