It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「上新功祐@神戸上屋劇場」ライブレポ!

komaki-13252006-06-11

●6月11日(日)
「上新功祐『道しるべ』CDアルバムリリースライブツアー」


【会場】
上屋劇場(神戸)
http://www.h5.dion.ne.jp/~ya_kobe/index.htm


【出演メンバー】
上新功祐(Vo)
梶原順(G)
渡辺直樹(B)


=======================================


【注!ネタばれあり!】




今回はピンポイントレポでいきます。


昨年7月から、約一年ぶりの上新功祐さんのライブでした。


ライブは、梶原さん&渡辺さんのインストコーナーからスタート。
まずは渡辺さんのソロベースを一曲。
なんだかとってもクラシカルな響きがして不思議な感じでした。
ベースがギターの音みたいにも聞こえました。


次の曲は梶原さんの曲「ギフト」を、梶原さんと渡辺さんのふたりで。
大好きな曲なんで、久しぶりに聴けて嬉しかったです。



ゲストコーナーでは「オカケンさん」という男性の方が登場。
ピアノの弾き語りをするオカケンさん。
リズムグルーブをしっかりと感じさせてくれる、
ぴしぱししたピアノが心地良かったです。
上新さんとオカケンさんの声のハモリも綺麗でした。技あり!って感じ。
このシーンでは、ギターを弾いている梶原さんもにっこり(^^)


続いて「アンディさん」(?)という女性(日本人)の方が登場。
上新さん、アンディさん、オカケンさんの三人が
ステージ中央で歌います。
私はアンディさんの声質と歌い方がとても好きでした。
ソウルフルで、ハスキーで。


このゲストコーナー終盤では、セリフを歌にして
ちょっとコント仕立てな展開に(笑)


「アンディ、君は僕とオカケンのどっちが好きなんだよ、はっきりしてよ」
みたいなセリフをメロディーにのせて歌う上新さん(笑)
アドリブでぱぱっとああいうの、その場で作って歌えちゃうんだなぁ。
ああいう展開もシチュエーションも、すぐに作れちゃうんだなー。
昨年初めて上新さんのライブを見た時も思ったけど、
上新さんて、ほんと頭の回転の早い方だなー、と思います。



コント仕立てな展開の中で
上新さんとオカケンさんふたりから迫られるアンディさん(笑)
アンディさんも、セリフを歌にのせて返します。


「今日会ったばかりなのに、
そんな事急に言われたってわからないわよ・・・
でもひとつだけわかっているのは、私とあなたは
音楽で繋がっているという事よ・・・」


この返し方はおしゃれだったー!素敵だったー!!
会場も拍手!


こんな感じで、ゲストコーナーは笑いもまじえつつ、
和やかな雰囲気で終了したのでした。


このゲストコーナーの間、ずっとバッキングに徹していた
梶原さんと渡辺さんは、ゲストコーナーが終了すると同時に
「疲れたー!」って感じで両手をぶらぶら(笑)


渡辺さん「(バッキングは)ふたりしかいないんだよ!(笑)」
梶原さん「アコギって、疲れるんだよねー(笑)」


と言いながら、両手ぶらぶらを続けるおふたり(笑)
かなり長い間弾きっぱなし状態でしたもんね。
お疲れ様でしたー。




「包まれたい」の梶原さんのギター、とっても素敵でした。
CDとはまた違った種類の優しさに聞こえました。


CDで聴くと、なんというかこう・・・
ひしひしと染み渡るような、しんみりとした
ちょっと切なさも感じさせる種類の優しさなんだけど、
この日のライブで聴いた梶原さんの「包まれたい」のギターは、
聴いていて何だかとってもほっとする種類の優しさでした。


冬にくるまる毛布のような、そういう種類のあたたかさ。
梶原さんのギターの音色の優しさとあたたかさに包まれて、
とてもほっとしたし、安心感みたいなものを覚えました。



「僕が瞳を閉じると」では、梶原さんの
元気いっぱいの、じゃかじゃかカッティングが炸裂!
聴いててとっても楽しかったです。グルーブ感あったなぁ。
ソロもすごくカッコ良かったです。



本編ラストの「僕は歌うよ」では、上新さんは
ステージ中央の、ステージふちのぎりぎちのところまで出て来て
目を閉じてマイクを両手で包んで熱唱。
「伝えたいんだなあ」と思いました。



今回のライブ、渡辺直樹さんのベースがとっても心地よかったです。
海のうねりを感じさせてくれるベース。
そのうねりを心や体で感じるのが、とても気持ちよかったです。


渡辺さんのベースのうねりの波の中で、
梶原さんのアコースティックギターの音色が泳ぐあのバランスが、
なんだかとってもいいなと思いました。
渡辺さんの安定感のあるベースの中で、
梶原さんのギターが飛んだり跳ねたり、きらめいたりする
あの感じがとってもいいな、と。
このおふたりでの演奏をまた、聴いてみたいです。



という感じで、今回はピンポイントレポでお届けしましたー。


「梶原テーブル」のみなさん、ありがとうございました(笑)
関東から一名のゲストを加え、いろいろお話できて
とっても楽しかったです♪



☆2005年7月17日の日記「上新功祐ライブレポ!」
http://d.hatena.ne.jp/komaki-1325/20050717


☆2006年5月18日の日記
「好きなアルバム紹介15『道しるべ』(上新功祐)」
http://d.hatena.ne.jp/komaki-1325/20060518