It Will Be Fine!

こまきのブログです。

DEPAPEPE!

私のまわりにはDEPAPEPE
本当に熱く追いかけてらっしゃる方がたくさんいるので、
私なんかがDEPAPEPEについて語るのは
ちょっとおこがましい感じがしますが、
まぁ私なりのレビューって事で読んで頂ければ、と思います。
読んでて「違わい!」と思うところがあったら
遠慮なくつっこんで下さい(笑)>DEPAPEPEファンの皆様



DEPAPEPE紹介●
DEPAPEPEは、神戸出身の徳岡慶也さん(27才)、三浦拓也さん(22才)の
若きふたりで2002年11月年に結成された、アコースティックギターデュオです。


DEPAPEPEを結成する前は徳岡さんと三浦さんはそれぞれ違うアマチュアバンドで
エレキギターを弾きながら、チキンジョージでアルバイトをしてたんだそうです。


そんなふたりがある日、
ライブで「JとB」(梶原順さんと浅野祥之さんのアコースティックギターユニット)
の演奏を聴いて大感動!彼らはJとBの演奏を聴いて
「エレキでやるような内容を、そのままアコギに持ち込んでる!」と感じたそうで、
「僕たちもあんな事をやってみたい!」と結成されたのがDEPAPEPEです。


私が初めて彼らの演奏を聴いたのは、
2003年の「JとBとK(是方博邦さん)」@チキンジョージのライブです。
このライブのオープニングアクトDEPAPEPEの二人がつとめていたんです。
(梶原さんと浅野さんがDEPAPEPEの演奏を聴いたのも、
この時が初めてだったみたいですね。)
ピュアな想いにふち取られた、キラキラした演奏がとっても印象に残りました。


そしてDEPAPEPEの楽曲って、
何よりメロディーラインがとっても素敵で印象的なんですよね。
メロディーメーカーとしての才能がすごいと思います。
彼らの楽曲を聴いたらたぶん誰もが
「あっいいな、好きだなぁ!」って思うんじゃないかと思います。
音楽の好みは本当に人それぞれだけど、
彼らのメロディーを「嫌い!」と感じる人って
そんなにいないんじゃないでしょうか。
彼らの誠実な人柄がそのまま表れた、
誰からも愛されるメロディーラインだと思います。
楽曲から伝わってくる彼らの素直な心もち、みたいなものに
きっと誰もが好感を持つんじゃないかと思います。


演奏面においては、これからぐんぐん伸びていく要素の
たくさんある二人でしょうね。
私はライブの感想で「上手い」とかいう言葉を使うのが
あまり好きじゃないので、そういう言葉を使う事を
無意識のうちに避けているようなところがあるのですが、
DEPAPEPEの二人においては、ほんとライブで演奏を聴くたびに
「めちゃくちゃ上手くなったなぁ〜!」という感想をストレートに持ちます。
今まで数回彼らの演奏を聴く機会がありましたが、
ライブで彼らの演奏を聴くたびに、
演奏がぐんぐんレベルアップしているのがわかるんですね。
目にはっきりと見えるようなすごい速度で。
梶原さんも浅野さんも、「それ以上上手くならないでよ!」って
DEPAPEPEの二人によくおっしゃってますね(笑)
いったい10年後には彼らはどんな演奏をしているんだろう、と思います。


DEPAPEPEは過去にインディーズから
三枚のミニアルバムをリリースしています。
どの作品もとっても素敵です。



●メジャーデビューアルバム『Let's Go!!!』●
きのう5月18日に、ついにDEPAPEPEのメジャーデビューアルバム
「Let's Go!!!」がリリースされました。
(CDブックレットの「Special Thanks To」のところには
「J&B」の文字も。愛されてるなぁ/笑)


今までのアルバムのシンプル路線とちょっと違って、
ギター以外にパーカッションやらいろいろ他の楽器が参加してたり、
結構エフェクトかかってるような部分があったりして、
最初聴いてて「えええ」とちょっと戸惑ったのですが、
ずうーっと聴いてると「あぁやっぱりDEPAPEPEさんだなぁ〜」って思って
ほっとする感じがしました。
ギター以外の楽器や効果を重ねて、さらに世界が広がった感じでしょうか?
でも「DEPAPEPEらしさ」はそのままで。
すっごく素敵なアルバムです!!
昨日からヘビーローテーションになってます。


個人的には今回のアルバムが今までの作品の中で
いちばんグルーブ感を感じるアルバム、という印象を受けました。
キメのぴしぱし感もアップしていて気持ちいいです。
細かいリズムの絡みを、ちょっとしつこく追求して聴きたくなる感じも
私的には今までのDEPAPEPEのアルバムの中では今回が初めて。
うん、やっぱりすごく「リズムが良くなった」印象がありますね。
「リズムで聴かせる」感じが出てきていると思います。


今の段階で個人的にこのアルバムで好きな曲は。。。
なんだか聴いてると気持ちがシンクロして泣けちゃう2曲目の「START」、
ほんと朝に聴くのにぴったり!という感じの爽やかな3曲目の「Wake Up!」、
渋めなロックテイストがオットコマエな4曲目の「MTMM」
(↑この曲梶原さんにも弾いて欲しい!)、
そしてライナーノーツにもあったように
ギターのハーモニクスが鐘の音を連想させる、
美しく優しい歌心あふれる9曲目の「Wedding Bell」かな。
どの曲も本当に素敵です〜。


DEPAPEPEの徳岡さんは梶原順さんを大尊敬されているそうです。
私は個人的にDEPAPEPEのアルバム聴いてると、
メロディーライン聴いててもプレイ聴いてても、
「ああ梶原さんぽいなあ」と感じてきゅんとするポイント(←あほです/笑)が
何ヶ所もあるんですけど、
やっぱり徳岡さんは梶原さんから大きな影響を受けてるんでしょうか。
私は専門的な事はわからないので、
感じでものを言ってますけど…(スイマセン)


去年8月にチキンジョージであった「JとBとDEPAPEPE」のライブの時に
梶原さんがDEPAPEPEの演奏について
「お肌と同じで、音が弾けてるよね〜。僕らにはないものが、あるよね。」
っておっしゃってました。


DEPAPEPEの輝きは、生まれたてのきみどり色の若葉みたいな、
いきいきぴちぴちした輝きなんですよね。
「僕らにはこの先どんな事が待ち受けてるんだろう!」という感じの
真っすぐなわくわく感、ピュアでポジティブな気持ちが
彼らの音をきらきらと輝かせている感じがします。


JとBの輝きは、たくさんの時間と想いと経験を経て磨き込まれた、
深い艶のある大人の輝き。
人の心の奥底に、深く深く、しっかりと届いて染み渡る輝きです。
たくさんの時間を重ねないと、絶対出せない輝き。


どちらの輝きもすごく魅力的で、
どちらも「今だからこそ持てる」輝きだと思います。


DEPAPEPEの輝きが、これからたくさんの経験をくぐり抜けて
いったいどんな風に変化して行くのか、とっても楽しみです。


ご興味を持たれた方はぜひ一度DEPAPEPEの音楽を聴いてみてください。
グレープフルーツを「かしっ!」とかじった時みたいな、
爽快なハツラツとした気持ちになれますよ。


とっても素敵なふたり組、DEPAPEPEのオフィシャルサイトはこちら!
楽曲の試聴もできますよ〜。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/depapepe/