「4CREATOR.COM」サイトのご紹介(その②)

11月が始まりましたね〜。あんまり実感ないですが。


さて、今日は昨日に引き続き、「4CREATOR.COM」サイトの
ご紹介の続きです。
ほんとこれは、すごいサイトですよねー!


このサイト内の、「SUPER TIPS」での梶原さんのAnswerで、


「スポットライトの当たったソロを弾くときでさえ、
何もディストーションをONにして
メロディーを弾かなくてはならないという事ではなく、
そのままリズム・カッティングを続けても、
それで観客を盛り上がらせる事ができるならば、
それは立派なソロと言えるのです。」


という言葉、なるほどなぁ〜、と思いました。


この梶原さんの文章を読んで、昨年12月のJ&B@名古屋での、
「FOOTS」での梶原さんのソロを思い出しました。


この時のソロでは梶原さんは、ほとんどメロディー的なものは弾かず、
ほぼ高速カッティングのみで押しまくるソロを弾かれて、
それがめっちゃくちゃかっこ良かったんです!
「カッティングだけで、あんなかっこいいソロができるんだー!」って
すごく感動したのを覚えています。


「リズム的なものが足りなければリズムをつくるような演奏を、
また、メロディー的なものが足りなければ、
バッキング・パートの中でもカウンターメロディーを
入れていくような演奏をする。」


っていうのも、ふむふむ、なるほどー、と思って読みました。
私はギタリストなわけじゃないですけど、こういうお話を聞くと、
これからまたちょっと違った視点でライブが見れそうで、楽しみです。


「LESSONS」の「READ ME FAST」のところにあった、
「理論か感性、どちらかだけに偏ってはいけない。バランスが大事。」
という意味合いの文章も、なるほどなあぁ、って思いました。
これって、ミュージシャンに限らず、全ての職業に言える事ですよね。


「PROVERB」でアクセスするたびに変わる梶原さんのひとことメッセージも、
心にぐうっと深く入ります。
(皆さんは、どの言葉が印象に残りましたか?)


ギターじゃない他の楽器をやっていく上でも
「音楽をやる上において」大事な事、
あるいは楽器をやっていなくても
「音楽を愛する上で」共通して大事な事が
このサイトからいろいろ学べそうな感じがします。


人が、音楽というものを、梶原さんという人を、
より深く知って、今まで以上に愛する事ができるようになる、
そういう事の助けになるサイトだと思います。


梶原さんは今も音楽大学の講師をされているという事でしたが、
インターネットだと、間接的とはいえど日本中の、世界中の人が
梶原さんの“講義”を受けられるわけで、それってすごい事ですよね。


ウェブマスターさんの技術もすごいですね。
ギターの運指が載ってるページで、矢印をクリックしたら
音が鳴るようになってたりするのを見て、
あまりのすごさにのけぞってしまいました。。


私みたいに、ギターを演奏しない人でも
なんだかすっごく勉強になるサイトなので、
実際にギターを演奏する人にとっては、私なんかには想像できないぐらい
ためになるんじゃないかなあ、と思います。
より多くの方に知って頂きたいサイトですね!


ご興味を持たれた方は、今すぐGO!


梶原順監修ウェブサイト「4CREATOR.COM」URL


http://www.4creator.com/

マリンバレッスンにて

今日のマリンバのレッスンでも、「4CREATOR.COM」サイトの事を、
先生にも宣伝して来ました。


サイトの「Super Tips」と「Lessons」と「Blog」のページをプリントアウトして、
先生に渡して来ました。

プリントアウトすると結構な枚数になってしまったし、
何だか押しつけがましいかなぁ、とも思ったのですが
先生はめちゃくちゃ興味を持って、食い入るように読んでらっしゃいました。


私が「すごいでしょう?これ!」って言ったら、
先生は「すごいねーー!もうこれって、
このまま教則本にして出せそうな内容だよね。」っておっしゃってました。


「勉強になりそうやわぁ〜。じっくり読むよ。ありがとう。
サイトの方も、見てみるね!」との事でした。


私みたいな、専門的な音楽理論を詳しくわかってないような人が見ても
すごく勉強になる感じのサイトですから、
マリンバの先生のように、専門的に音楽をやってらっしゃる方には
私なんかよりもっと実質的に、数倍役に立つみたいです。
ものすごく興味を持っておられましたよ。



そして梶原さんがあのサイトのブログに書いてらした「五線譜」の話・・・


「音楽を記号化、グラフ化するこの最高の方法を
遠い過去の先輩たちはどうやって思いつき、具現化していったのだろう?」
「なぜ五線譜は線が5本なんだろう?なぜこの音は"ド"なんだろう?」


という話・・・この話も今日マリンバの先生にしたんですけど、
この件について、先生から面白い話を聞きましたよ〜。


「五線譜の線は五本である」とか、「この音はド」、とか
そういう基本的な記譜法っていうのは、古代の哲学者や数学者が
作り出したものなんだそうです。


楽家が作り出したものではなく、一見音楽に全く関係なさそうな、
哲学者や数学者が作り出したものなんですって。


そういう哲学者たちが、自分の手(指)を見つめながら、
たとえばどれか一本の指先を「シ」とするなら、
そこから一関節ぶん下がったところは「シ♭」だな、とか
そういう風に、記法を整頓して行ったんですって。


マリンバの先生が以前読んだ、西洋音楽史の本に、
そういう事が書いてあったそうです。


ただこの話、先生もずいぶん前に本で読んだ話だそうで、
先生もちょっとうろ覚えなところがあるみたいで、
どこまで正確な話かは、わかりませんけど、
でもすごく、面白い話ですよねー。


音楽って知れば知るほど、面白いなぁ。