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こまきのブログです。

【Live】「KUMI☆JUN ACOUSTIC X’MAS LIVE」@大阪アンブッシュ

komaki-13252009-12-24

●2009年12月24日(木)
「KUMI☆JUN ACOUSTIC X’MAS LIVE」


【会場】
アンブッシュ(大阪)


【出演メンバー】
安達久美(G)
梶原順(G)




                                                                      • -

前日23日の「The 3 Guitars!」のライブのMCで安達久美さんが、
「明日梶原さんとのデュオライブをやるお店は、
新地の、ほんとキャバクラみたいなお店なんですよ〜。」
と話していたので、


「えぇー、どんなお店なんだろ。私一人で行くのに大丈夫かなぁ?」
とどきどきしながら出かけました。大阪アンブッシュへ。


たどり着いてみたらそこは・・・


ほんとにキャバクラみたいなお店でした(爆)


もー完全に私、場違い!浮いてる!
どーしよどーしよ、とおろおろしつつ開演を待っておりました。
(後で知り合いの方がいらして助かりました。ほっ。)



どうやら今日は普段梶原さんのライブに来ているファンの人は
ほとんど来ていない様子。
店内には梶原さんや久美さんを知らない、
「このお店の常連さん」たちが来ている様子。


・・・とそんなアウェイムード満点な中ライブはスタート。
「どんなライブになるのかなぁ〜」と思いながら見ていました。


曲目は、梶原さんのオリジナル曲や久美さんのバンドパンゲアの曲、カバー曲など。


1st Setで盛り上がったのは、梶原さんがギター弾きつつ歌も歌う
「レイ・ダウン・サリー」のとき!


店内には可愛らしい小さな2歳〜4歳ぐらいの女の子がふたり来てたんですけど、
その女の子ふたりが、レイ・ダウン・サリーのギターとボーカル聴いて、
本当に楽しそうに、笑顔でぴょんぴょん飛び跳ねて、踊ってました。
かっわいかったなぁ。ほんとに「身体で」感じてるんだろうなぁ。


ライブ中その女の子たちはステージの前を駆け回って行ったり来たりしてたんだけど、
梶原さんはそんな女の子たちの様子を見て、
「音楽が流れてると、楽しくなっちゃうんだね(^^)」とにっこり。(素敵!)



今回のライブは1stと2ndで入替え制だったのですが、
2ndは、1stとはまた全然違う雰囲気になって楽しかったです。


1stの時より、店内のお客さんが
梶原さんと久美さんの演奏をぐっと集中して「聴いてる」のが伝わって来ました。


アウェイな雰囲気の中でも、梶原さんと久美さんのプレイはいつも通り素晴らしくって。


梶原さんのギター、最近ますます音がくっきりと存在感を増して、
温度も熱くなって来たし強さも増したと思うんですけど、
そんな梶原さんのギタープレイに、
お客さんたちがぐっと引き込まれていく様子が、同じ空間にいて伝わってきました。


素晴らしいプレイには、お客さんたちから「ひゅう!」「いぇい!」という掛け声、
そして拍手が。


私自身もこの店内でずっとアウェイな気持ちでライブを見ていたのですが、
そういう風に良いプレイに対してしっかりと反応するお客さんたちの様子を見ていて、
「ああ、このお店はちゃんと音楽の好きな人たちが集まるお店なんだな」
とわかってきて、そこからはあまりアウェイ感を感じる事がなくなって、
落ち着いてきて、楽しくなってきました。


私の隣のテーブルに座っていた初めて梶原さんのプレイを聴いたらしき男性も、
何度も何度も「最高や!」「最高っ!」って言ってて、嬉しかったな。



「どうですかね〜」の演奏、ほんと素晴らしかったです!熱かった!
きらきらした音の粒が、熱くスパークして弾け飛んでました!!


本編ラストは「ホワイト・クリスマス」を
梶原さんいわく「僕たちらしく」ブルースバージョンのアレンジで演奏。


ブルース進行が続いたかと思うと、
途中でふわっと「ホワイト・クリスマス」の
綺麗な澄んだメロディーが浮かび上がってくるあのアレンジは
とても粋で素敵でした。



ホワイト・クリスマス」の演奏が終わった後、客席からはアンコールの拍手が。


梶原さんと久美さん、再びステージに登場〜、で盛り上がる客席。


梶原さんの背中側に座っていたお客さんからは、
「一回こっち向いて弾いてよ!
彼、一度こっち向いて見せてよ。
そのテクニックこっちにも見せてよ〜。」
という声が。


それを聞いた梶原さん、
「ええっ、久美ちゃんじゃなくて僕ですか?」とびっくり。


でもびっくりして照れながらも、
梶原さんはとっても嬉しそうなにこにことした表情で、
アンコールではそのお客さんたちの方を向いてプレイ。


サービス(?)でテクニカルなフレーズも多めで(笑)
かっこよく決めてくれちゃったのでした。男前〜。



最初はアウェイでよそよそしい雰囲気だった客席が、
ライブが進んで、梶原さんと久美さんの素晴らしいプレイを聴くにつれて、
どんどんお互いの距離が縮まって、繋がって、親しく温かい気持ちになる事ができました。


ライブを見ながら私は、
そういう周りの空気感がどんどん変化していくのを目の当たりにしたし、
肌で感じました。


音楽は・・「良い」音楽は、人と人を繋げるんだなあ、と改めて思いました。
「音楽って本当に素敵だなあ」と、とてもあたたかい幸せな気持ちになれた
幸せな素敵なイブでした。



私はこのデュオは好きです。
がしがしと一生懸命とっても「楽しそうに」弾いてる久美さんも素敵だし、
梶原さんのアコースティックギターは本当に「どこまで?!」と思っちゃうぐらい
どんどん艶やかさや輝きや強さを増していくし。
また次のライブが楽しみです。



というわけで、私のライブWeekこれにて無事終了〜、です!
お疲れ様でした私!(笑)
いやー、満喫しました〜〜〜。