ひさしぶりにウォーキングに出ました。
てくてくてくてく、前へ進め、歩け、自分。
以前梶原さんのブログで読んだ
シャッフルのリズムも意識しつつ。。
☆2006/2/11の日記「歩きのススメ1〜からだとリズム」
今日ウォーキングに出た理由は、桜が見たかったから。
いつもウォーキングで通る緑道が、
この季節は桜のトンネル状態になるのです。
ちいさな花がたくさん集まって咲く花、桜。
いろんな角度で、いろんな表情でそれぞれに咲いてました。
ちいさないのちがいっぱいにひしめいている。
桜のトンネルをくぐりながら、いのちのトンネルをくぐる。
日に照らされて華やかに咲く桜、
日陰でひっそりと咲く桜、
誰にも見えないところでぽちっと咲いている桜。。。
それぞれの姿。
桜のトンネルの下を行き交うたくさんの人々。
偶然久しぶりに顔を合わせたらしい、年配のおじさま二人。
「やぁ、久しぶり〜。最近どう?」
「いやぁ、なかなか大変でね。。。」
その会話のそばを通り過ぎる私。
みんなそれぞれに、大変なんだ。
ある桜の木を、ひとり立って、じーっと見ていたとき・・・
優しい風が吹いて、桜の花が一斉にそよそよそよ、と揺れました。
ひとつひとつの小さな花が、一斉に揺れた。
まるで桜の花が、にこにこにこ、と微笑んでいるように見えました。
「大丈夫だよ」と。。。
無数のいのちが、私に向かって微笑みかけてくれているように見えた。
その光景を見て、感じたときに・・・
まわりがすっと真空になって、自分の心が震えるのを感じました。
そのときに、
「大丈夫、私は何にでもなれるし、何処へだって行ける。」
と思ったのです。
何の根拠も、理由もなく。
励ましてくれて、ありがとう。
また来年、逢いましょう。