It Will Be Fine!

こまきのブログです。

「自分で考える」子どもたち

参加者で円になって座っている状態で、
一人一音ずつ「ぽん」と楽器を叩いて、
Aさんが叩いたら次は隣のBさん、
Bさんが叩いたら次はその隣のCさん・・・という風に
隣へ、隣へ・・・と音をつないでいくプレイをしました。


最初は一音ずつだったけど、少しずつ発展して、
一人が数小節ずつ叩いて隣の人にバトンタッチする形に。
自分の隣の人の楽器に手を伸ばして叩いちゃうのもオッケー。


ちいさな女の子が、自分が叩く番が回ってきたとき。。
その子は「えー、どうしよ、どうしよ。」みたいな表情を浮かべながらも、
「んーっと、んーっと」みたいな感じで自分で一生懸命リズムを考えて、
リズムをぽこぽこと打って、隣の人にリズムを無事バトンタッチできました。


その時のこの女の子が、とってもいい表情してたんですよ。
「うわぁ〜、できたぁ〜。」という感じの、
ほわぁー、とした充実感のある笑顔。
そうだよね、自分で考えて、自分で作ったリズムだもんね。嬉しいよね。


「これが大事なんだよね・・・」と思いながら見てました。
子ども達に「こうしなさい」と一方的に教えたり、押しつけたりするのではなく、
子ども達が自分自身で何かを考え、生み出し、その力を存分に発揮できる
「きっかけづくり」や「お手伝い」をする。
それが本来の私たち大人の役割だと思うんだけど。。。
実際にはなかなか難しいなぁ。