It Will Be Fine!

こまきのブログです。

本田雅人ファンクラブイベントレポ

●2006年12月10日(日)
「MASATO HONDA ファンクラブイベント 」


【会場】
BLUES ALLEY JAPAN(東京・目黒)


【出演メンバー】
本田雅人(Sax)
梶原順(G)
松本圭司(Key)
則竹裕之(Ds)
尼崎熊蔵|||世(Vo/Ag/Boke)



============================


私にとって、昨年の本田バンドカウントダウンライブ以来、
約一年ぶりの目黒BAJでした。


☆2005/12/31の日記「本田バンドカウントダウン@目黒BAJ」ライブレポ!



今回の本田さんのファンクラブイベントは、四部構成(?)で行われました。


<一部>
本田さん&“尼崎熊蔵|||世”こと間瀬場健治さんによる
弾き語りアコースティックギターデュオ、「アマント」のステージ。
(観客からのリクエスト形式)


<二部>
本田さん&本田バンドメンバーによるデュオコーナー。


●本田さんのフルート&梶原さんのアコースティックギター
「Taste Of Wind」


●本田さんのソプラノサックス&松本さんのピアノで
「音の雫」


●本田さんのバリトンサックス&則竹さんのドラムで
「みんなSwing」


〜休憩〜


<三部>
バックでカラオケ演奏を流しながらの、本田さんのひとり演奏コーナー。
(観客からのリクエスト形式)


<四部>
変則本田バンド
(メンバー:本田雅人梶原順、松本圭司、則竹裕之
で数曲演奏。

                                                                • -


いろんな企画がてんこ盛りのイベントでしたが、
個人的には、四部で演奏された「JOY」に尽きるかなあ、と思います。


今はどっぷり梶原さんファンの私ですが、以前は本田さんのファンでした。
本田さんの音楽を通じて梶原さんの事を知り、そして今は梶原さんの大ファンです。


本田さんの存在を知ったことによって、私はインスト音楽の魅力にはまりました。
だから本田バンドは私にとって特別な存在でした。いろんな思い出があります。
その本田バンドから、大切な核である青木さんが抜けたステージを見るのは、
やはりとても寂しいことでした。


だけど「JOY」はすばらしかったです。
本田さんが「青木智仁さんに捧げる“JOY”」と言って、演奏された「JOY」。
本田バンドメンバーの皆さんの、
「青木さんのことを心の中で大切にしながら、それでも前へ行く」
という気持ちがいっぱい伝わってきました。
本当にポジティブな、すばらしいステージでした。


もちろんメンバーの皆さんの心の中には、
青木さんが亡くなってからいろんな道のりがあっただろうし、
今も心の中にいろんな想いがあるんだろうけれど、
そういう想いを抱えながらなお、前に向かって行こうとする意志の伝わってくる
あの「JOY」の演奏に、本当に感動しました。


青木さんと本田さんのユニゾン部分は、
今回はメンバー全員のユニゾンで演奏されました。
そのシーンが終わったあと、客席からは大きな拍手が起こりました。
ステージと客席が、すごくわかり合っていた瞬間だったと思います。


うまく言葉にはできないけれど、あの「JOY」の演奏から、
本田バンドのメンバーの皆さんに、
音楽を通じてとても大切なことを教えてもらったような気がします。
本当に聴けてよかったです。
本当にありがとうございました。


これからも記憶の中の青木さんを、ずっと覚えていたいと思います。


そして自分もしっかりと、前に進んでいきたいと思います。