ボビー・ダーリンというミュージシャンの生涯を、
俳優ケヴィン・スペイシーが
自らの監督・主演で映画化した伝記映画。
今日WOWOWで放送されたので見ました。
とっても素敵な映画でしたー。
ラスト、ほろりと泣いちゃいました。(でも幸せな涙でした。)
ラストで歌われるバラードが素晴らしすぎでした。
あんなの泣きますって。
少し切なく、甘酸っぱく、
あたたかく幸せな気持ちになる映画でした。しみた〜。
映画の中で暗示的にちょこちょこ登場してた「時計」、良かったなぁ。
「遅れてる。直さなきゃ」のセリフは最高でした。
「母親の仕事は大変になりそうだぜ」も良かった。
いかしたセリフがあちこちに散りばめられてました。
劇中で、ボビー・ダーリンを演じるケヴィン・スペイシーが歌う楽曲が
どれもこれも本当に素敵でした。
素敵な幸せな気持ちになれる音楽が、映画の中にいっぱいつまってました。
私はボビー・ダーリンというミュージシャンを全然知らないんですけど、
すごく楽しめました。
伝記映画なんだけど、どこかほんのりおとぎ話テイストな部分も感じられて、
それも良かったです。
ほぼノンフィクションなはずなんだけど、
どこかうっすらフィクションの膜がかかっているような感じがするというか。
それがこの映画を見終わった後の、あの幸せ感に繋がっているような気もします。
「人って、音楽って愛しいなあ」とあたたかい気持ちで思える映画でした。
そうだなぁ、人生は結局はショーのようなものなのかもしれないな。
『♪僕が歌えば 世界はスウィング 僕が僕の歌を歌うかぎり』