It Will Be Fine!

こまきのブログです。

オーディオマニアの世界&タイムドメインミニ

マリンバのレッスンに行ってきました。


前回のレッスンの時に、先生にタイムドメインミニのスピーカー(http://d.hatena.ne.jp/komaki-1325/20051001
の素晴らしさを熱く語ったら、
先生すごく興味を持って下さったんです。


で、今回のレッスンの時に、タイムドメイン社のホームページから、
スピーカーの詳細が載っているページを
私がプリントアウトして持って行って先生に渡したら、
先生は「買うわ!」とおっしゃって下さいました!
即決です!


うわーい、やったね!
またタイムドメイン仲間が一人増える事に♪


先生は、マリンバを練習する時に、
MDラジカセでマイナスワン音源をかけながら
練習する事が多いそうなんですが、
MDラジカセだとやっぱりマリンバの音量に負けて
そのマイナスワン音源が聞き取れなかったりするので、
もっとしっかりと音量の出る、
パワーのある音源再生装置が欲しかったんだそうです。


で、そういう練習時にこの
タイムドメインミニ」のスピーカーは良さそうだ、という事で
お買い上げ決定です。
「購入方法」のページも、ちゃんと私、
プリントアウトして持って行きましたからねー。
ばっちりですよ。ふふふ(笑)


先生、「18000円で買えるんだよねー。ポータブルMDプレーヤーや、
携帯電話にも繋げるんだねー?便利だねー!」と興味津々でした。



マリンバの先生のご主人は、
オーディオシステムにすごく凝るタイプの方なんだそうです。
先生のお家には、すごく高価なオーディオシステムがあるんですって。


先生いわく、「ああいうオーディオシステムとかって、
ほんと凝り出したらキリがないよ。
私はちょっと、ついて行けないけど・・・」との事で。


凝り出すと、オーディオセットの
「ケーブル一本の種類で音が変わって来る!」とか、
「電源プラグの差し込み口の種類で音が変わってくる!」とか、
そういう世界になって来るんですって。


あるいは、「ジャズを聴くならこのスピーカー」、
「クラシックを聴くならこのスピーカー」という風に使い分けたりとか、
その中でも同じジャズを聴く場合でも
「ピアノソロを聴くならこのスピーカー」とかっていう風に使い分けたりとか・・・。


もうそんな風にこだわって行くと、
組み合わせは無限にあってキリがないし、
お金もじゃんじゃかかかるんだそうです。
何百万、何千万が当たり前の世界になって来るんですって。ひー。


で、そういうオーディオで音楽を聴くときは、
「電源を入れて、しばらくオーディオをあたためてから音楽を聴く」
とかいう手順にもこだわる人もいるんですって。
「あたためてから聴くと、音が違う!」と・・・。


・・・「オーディオをあたためる」・・・何ですかそれ?
この話を聞いて、思わずお料理をする前に
フライパンをあたためる光景を頭に思い浮かべてしまった私でした(^^;


こういった先生の話を聞いて
「なんというか、そういうのって、すごく特殊な、限られた世界ですよね。」
と感想を述べた私。
「そうそう、すごく特殊だよ。」と先生。


うーん、私はちょっと、そういう世界にはついていけないなあ。
だって結局そういうのって、
「お金をたくさん持っている人だけが、良質の音楽を聴ける」
みたいな世界になって来るでしょう?


どう考えても、私たちの日常生活とはかけ離れた、
特殊な世界という感じがしますよね。とても手が届かない。


「音楽を聴く」という行為は、
もっと身近で、シンプルなものであるべきなんじゃないのかなあ。



タイムドメインミニのスピーカーは、
みんなに手の届く値段で、高音質。使い方もとってもシンプル。
そういうところも好感度高いですよね。


そりゃまあ、何百万とか何千万とかの
高価なオーディオシステムにはかなわないのかもしれないけど、
(てゆうか、そんな高価なオーディオで音楽聴いた事がないんで
比べようがない/苦笑)
でもほんといい音で聴けますよ。
このスピーカーに変えてから、音楽を聴く頻度が以前より上がりましたもん。


私はこのスピーカーで、特にドラムスやパーカッション系の楽器のプレイを
つっこんで聴くのがとっても楽しいです。
ドラムスのスネアの一音一音の「深み」の違いみたいなのもよく分かるし、
シンバルの音が「シャアーン」と鳴った瞬間から、
消えて行くまでの音の輪郭とかも、
本当に隅々までくっきりと「よく見える」ような感じで
綺麗に聞こえるんですよ。


そして私はその音の輪郭に見惚れるような感じで、
スピーカーから聞こえてくる音楽に耳を澄まして、
ほうっと聴き惚れているわけです。
このスピーカーは、音源の「再生力」がすごいんですね。


ビブラフォンの音の、細かい発音のニュアンスもよく分かるから、
そういうのは自分がマリンバ弾く上で勉強になるし。


そういう風に、このスピーカーで聴くと
CDが今までとは違った印象で聞こえてくるから、
聴いてるとすごく自分の感性を刺激されて、
自分の中で何かが新しく生まれて来るような感覚があって、
もう楽しくって仕方がないのです。


まったくもう、こんな小さなスピーカーなのに、
こんな良い仕事して、ほんとになんていい子なんだ!と思います。
私は自分のこのスピーカーをこれからも大切に可愛がって、
大事に使って行きたいと思います。


そしていつかは、「Yoshii9」を買うんだー。
それが今の私の、ささやかな夢なのです。


今はこのタイムドメインミニのスピーカーでいろんな音楽を聴いて、
しっかり感性磨きたいです。
そして梶原さんのギターの素晴らしさも、
もっともっとちゃんとわかる自分になりたいな。
もっと違う感性で聴けるようになりたいなあ。



どんなに素晴らしいオーディオ装置があっても、
どんなに素晴らしい演奏が目の前で繰り広げられていても、
それを聴く側の自分に、
その素晴らしさを聞き取る力や、感じ取る力がなかったら、何にもならない。


そういう自分自身の「感じ取る力」を磨いて行く事も、
これもまた、大事な事ですよね。


スピーカーの性能も大事だけど、自分自身の感度も大事!
そう思います。



タイムドメイン社「製品紹介」ページ


http://www.timedomain.co.jp/product/product.html