It Will Be Fine!

こまきのブログです。

渡辺貞夫リズムワールド!

komaki-13252005-06-12

6月12日の愛知万博でのステージ、
渡辺貞夫リズムワールド」のレポです。


このレポ、書こうかどうしようかしばらく迷っていました。
だってあんなにとてつもなく素晴らしい体験を、
言葉にして伝えるなんて、どうやったって
絶対不可能です。


あの体験を言葉に置き換える事に、
意味なんてないんじゃないか・・・
そんな風に思ってしまうぐらいの体験でした。
あんな体験はもう二度とできないかもしれない。
本当に一生に一度しかないかもしれない。


でもやっぱり、自分なりに頑張って書いてみますね。
自分があの日感じた感情の10分の1でもいいから、少しでもいいから、
このレポを読んで下さる方々に伝わるといいな、と思います。


全曲に関してではなく、かいつまんでレポ致します。
(それでも今までのレポの中で最長になる事間違いなし)
たぶんあまりに長過ぎて、
携帯からだと全文見れないと思います。
PCからご覧下さい。


それではスタート!


================================================


●6月12日(日)「渡辺貞夫リズムワールド」


【会場】愛・地球博 長久手会場内「EXPOドーム」18:00〜19:30


【出演者】
渡辺貞夫グループ
(渡辺貞夫小野塚晃梶原順松原秀樹、石川雅春、
ティーブ・ソーントン、ンジャセ・ニャン)
☆霧島九面太鼓
☆ハレルヤ・カンパニー・Jr.(アメリカ)
☆オロドゥン・ジュニオール(ブラジル)
☆トカルファ(ポルトガル)
☆ドゥグ(セネガル)
岡崎市少年少女合唱団
☆栃木県リズムスクール
エスコーラ アレグリア デ サベール豊田校
エスコーラ アレグリア デ サベール浜松校
☆まつぼっくり少年少女合唱団
☆合唱団 空
シュガー&スパイス(ボディランゲージ)
(総勢359名!!)

                                                                                                      • -


渡辺貞夫リズムワールド」の会場となったEXPOドームは
開会式、閉会式、大型イベントなどが行われる半屋外型のメインイベント会場。
2,000の固定席に移動席が1,000、計3,000席という大きな会場です。


開演の10分前ぐらいに、
この「リズムワールド」の総合司会者赤坂泰彦登場!
「おぉお〜、赤坂!会えて嬉しいよ〜!!」と心の中で盛り上がる自分。
「赤坂」って呼び捨て状態ですみません。
なんで私が赤坂を呼び捨てにするかというと、
10年前ぐらいにCHAGE&ASKACHAGEちゃん、
そして赤坂泰彦が、それぞれ自分の音楽ラジオ番組を持ってた時期があって、
その時CHAGEちゃんと赤坂ってすっごい仲良しで、
お互いの番組でいろいろバトル企画?とか、
よくやっててかなり面白かったんです。
CHAGEちゃんは「赤坂ぁ!(笑)」って親しみを込めて呼んでたので、
チャゲアスファンの間では、
赤坂泰彦は親しみを込めて「赤坂」と呼び捨て状態なのです。


赤坂は音楽を深く愛する素敵な人で、
そのキャラがけっこう個人的に私は好きだったので、
この日の総合司会が赤坂だったのは嬉しかったです。
こんなところで初めてナマ赤坂に会えるとは!って感じ。


赤坂が登場した後に、
ボディランゲージチーム「シュガー&スパイス」より
男の子と女の子が一人ずつ登場。
この二人が、イメージソング「シェア・ザ・ワールド」の
振り付けを、会場内の観客に教えます。


『we'll share the world』の歌詞の部分は、
両手を組んで、大きな球体を、
ぐっと大事そうに抱えるようなポーズの振り付けです。
(TVオンエアの時に見てみて下さいね)


「こう、地球を抱えるような気持ちでやって下さい。」
と説明が入ります。
で、言われた通りに、そういう気持ちで
私もその部分の振り付けをやってみました。
うんうん、なんかいいなぁ。気持ちがあったかくなりますね。


で、振り付け説明コーナーが終わって、
赤坂とシュガー&スパイスの二人は退場。
いよいよ開演です!!


なんのアナウンスも無しに、突然会場の両側から
パーカッションの大音量が!


この日のステージセッティングは、
ステージの前(下?)に広いフロアスペースがある形だったのですが、
そのフロアスペースに、左右両側から
世界各国のパーカッションチームが楽器を大音量で打ち鳴らしながら、
歩いて一斉に入場です!


もう、すっごい迫力!地響きがしてます!
空気の振動も、ものすごくって!!
もうこの時点で既に、相当感動している私(笑)
「すごい!すごぉい〜!!」とうわ言のようにつぶやいてました。
あのパーカッションチームの登場の仕方はカッコ良かったなあああぁ。
鳥肌立ちました!本当にかっこ良かった〜!!!


それぞれの国のパーカッションチームがフロアスペースの定位置について、
そのまま演奏を続けています。
しばらくして会場内のアナウンスが。
「ただいまウォーミングアップ中です。
ウォーミングアップは約8分間続きます。
どうぞご自由に、楽器の傍まで行ってご覧下さい。」


えーっ、近くまで行って見ちゃっていいんですか!
会場内の観客が一斉に、
パーカッションチームのいるフロアスペースへ向かいます。
もちろん私も、「きゃー、私も行くー!!」と向かいました。
観客みんな、パーカッションチームの間近で笑顔で
ばんばん手拍子叩いたりして、
ウォーミングアップ中といえど、既にお祭り騒ぎ状態になってました。


で、ウォーミングアップが終了して、ついに貞夫さん登場!
(この時ステージの幕はまだ閉まったままの状態)
貞夫さんと、司会の赤坂が少し会話をした後・・・
ステージの幕がばーっと開いて、
ついに「渡辺貞夫リズムワールド」開演です!


1曲目は「黒い瞳」。
ステージ上には、渡辺貞夫グループと、合唱団チーム。
ステージ上も、すんごい人数になってます。壮観〜!
そして梶原さんが見えるかどうか心配だったけど、
ちゃんと見えます!良かった〜。
今日は梶原さんは、「ジャパン・ウィーク」の黒のTシャツをお召しです!
(オペラグラスで一生懸命確認/爆)
それにしても、総勢359名での演奏は、やっぱりもんのすごい音量で、
ひたすら圧倒されていました。


「シェア・ザ・ワールド」ではリズム隊はお休みで、
合唱チームが中心になっての演奏。
曲間での貞夫さんのソロが素敵です。
まるで、星空で高らかに愛をうたうような、そんなサックスです。
開演前に、シュガー&スパイスに習った振り付けも、
会場内のみんなでやりましたよー。


そしてこの日の目玉、
各国ごとのパーカッションチームによる演奏コーナー。
(このコーナーに関しては、各国のチームのリズムについて、
次回詳しく感想を書きます。今回はこのコーナーの
全体の印象だけ、書きますね。)


このコーナーでは、
ポルトガルアメリカ→日本→ブラジル→セネガルの順に
それぞれの国のパーカッションチームが演奏しました。


このコーナーを聴いてたら、各国ごとのリズムの種類って
本当に全然違うんだなぁって改めて思いました。
前に映画「ライトニング・イン・ア・ボトル」を見た時に
書いた文章とかぶりますけど、
その国の歴史、文化、生活習慣、その土地の気候、
その国に生活する人の身体に流れる血・・・
そういうのが全て絡まって、
それぞれの国のリズムを育てて来たんだなぁと思いました。


だけど、そういう風にそれぞれの国のリズムが
「全然違う」と思う一方で、こんな事も思ったんです。


自分の国(日本)とは、全然違う種類のリズムでも、
それぞれの国のパーカッションチームのリズムに、
自分の心臓のビートを重ねながら、
神経を研ぎ澄まして注意ぶかく聴いていると、
どの国のリズムも、自分の体の奥の方と繋がっているような、
そんな感じがしました。
「これは自分の体の中には無いものだ」と感じるリズムは
ひとつもなかったんですね。


だから、一見全然違う種類のもののように見えても
結局全てのリズムは、根底では繋がっているのかなあ、と思いました。


今は枝分かれして、それぞれの国のリズムとして
それぞれの特色を持ったものに育っているけれど、
でもそれらのリズムは、根っこをたどっていけば、
もとはひとつの同じものだったのかもしれないなあ、
とそんな事をぼんやりと感じながら、
あの各国ごとのパーカッション演奏コーナーを聴いてました。
うまく言えないけど、理屈じゃなくて、
自分の身体の奥の方で、そんな風に感じました。
(的外れな事言ってたらごめんなさい)



各国ごとのパーカッションチームの演奏コーナーが終わると、
今度は渡辺貞夫グループで「TEMBEA」を演奏。
この曲での梶原さんのギターソロが、キレイでキレイで!
渡辺貞夫グループの中での、
梶原さんのギターの澄んだトーンの音色、
本当に綺麗でうっとりです。


パーカッションのンジャセ・ニャンのソロに、
ドラムス石川さんが切り込んで行くシーンは、
今回もめちゃくちゃかっこ良かった!


ンジャセ・ニャンの奏でるアフリカン・パーカッションのリズムと、
ドラムスという楽器のリズムの種類っていうのは、全く違うものですよね。
アフリカン・パーカッションのリズムは
どうやったって「割り切れない」世界のリズムです。
ドラムスは、どんなにめちゃくちゃ連打してるように見えても
最終的にはきっちりと「割り切れる」リズム。


あのアフリカンな、
割り切る事が不可能なリズム連打の世界の中に、
よく石川さんは、ドラムスという全く性質の違う楽器で
ガンガン切り込んで行けるなあ。
(私はこのシーンでの石川さんを、
心の中で勝手に「切り込み隊長」と呼んでます/笑)


切り込んで行く最初はバトルみたいな感じなんだけど、
最終的には全く違う種類のリズムがとけ合って、ひとつになってるし。
あのシーンの石川さんを見ると、
「石川さんって、なんてすごいドラマーなんだ!!」と
毎回思います。ほんとすごい!!



渡辺貞夫グループの演奏が終わると、
この日の出演者全員、総勢359名での大セッション!


1曲目は「シェア・ザ・ワールド」のリズムバージョンです!


この曲の途中から、リズムの乱舞に誘われて、
客席の観客が、ひとり、またひとり・・・と
ステージ前のフロアに向かって走り出しました!
もちろん私も!


ここからはもう、みんなで踊りまくりになって、
すごい状態になってました!


各国のパーカッションチーム(奏者は、未来を担う世界の子どもたち!)
が奏でるリズムが絡み合って重なって、
ひとつの熱いグルーブを作り出しているその中で、
子どもも大人も、男の人も女の人も、おじいちゃんもおばあちゃんも、
まさに老若男女入り乱れて
みんなでぐっちゃぐちゃになって、
めっちゃくちゃに踊りまくっていました!


もうそれは、すごい光景でした。
信じられなかった。
「こんなに、こんなに私たちはひとつになれるんだー!」と思って。


・・・っていうか、
「『ひとつになれる』というよりは、
私たち人間も、リズムと同じように、
もともとはひとつだったのかもしれない。
今はそれぞれの国で、それぞれの人間として枝分かれしているけれど、
でもみんなのルーツをたどって行ったら
地球の中心部でひとつに繋がっているのかもしれない。
だから、私たちはぜったいぜったい分かり合えるし、
ぜったい愛し合えるはずなんだ!」


ってそう思いました。
あの踊りまくりの渦の中で。


たぶん私、すんごい恥ずかしい文章書いてますよね、これ。
でもめっちゃくちゃ強い気持ちで、本当にそう思ったんですよ。
音楽を通じて、そんな風に思えた事が、
すごくすごく嬉しかったんです。


「現実はそんなに簡単に行くわけないじゃん。なに甘い事言ってんだよ」
な意見があるのは、百も承知です。
またこの後、再び自分の日常生活に戻ったら、つまらない事で腹を立てたり、
職場に行けば、どうしたって分かり合えない人もいて、
その人に関わるさまざまな事で嫌な思いをしたり、
また深く傷つけられるような日々が待ち受けている事も、わかっています。
この件に関しては、もう自分はかなりギリギリのラインにいる状態です。
それも本当。
私だけじゃなくて、きっと誰もが、そういうそれぞれの
「大変な状況」の中で日々を生きていますよね。


だけど、あの時貞夫さんのリズムワールドのリズムの渦の中で、
みんなで一緒に熱く踊りながら
「私たちは絶対分かり合える、愛し合える!」と思ったことも、
これも本当。すっごく本当。


書いてて自分ですごく矛盾してるなぁって思うけど、
あの時「絶対愛し合えるはずなんだ」と思った気持ちは、
どうしたって本当です。
自分の日常生活と、この日に貞夫さんのリズムワールドの中で感じた感情が、
全く別の世界のものだとは思いたくないんです。
絶対それは繋がって行けるはずのものだと思うんです。そう信じたい。


あぁ、話がシリアスになっちゃいました。ごめんなさい。


それにしても、あのフロアで踊りまくり状態の時の自分って、
わけわかんなかったです。
拳突き上げてるし、びょんびょん飛び跳ねてるし、
時々声も上げてたし、すごかった。


私はどっちかというと、隠れ情熱系?のキャラなんで、
わりと普段は、人前であまり激しい感情を見せる事はありません。
(J&Bのライブでは壊れがちだけど/笑)
なのに、その自分が、あんな状態になってしまった。
自分で自分にびっくりでした。


なんか、あのリズムの乱舞の中で、
自分の中に眠っている原始的な部分が
ばーっと全開になっちゃった感じです。
「自分の中に、こんな自分もあったんだー!」って感じでした。
J&BのTシャツ着て(笑)もうめちゃくちゃ踊ってました。


でもそんな状態になってたのは私だけじゃなくて、
まわりの人達もみんなそんな感じでした。
みんな魂を素っ裸にして踊っていた感じです。
リズムには、こんな風に人の魂をばーっと解放しちゃうような、
そんな力があるんだなあ、リズムってすごいなあ、と思いました。


私は、あの時、あのリズムワールドの空間にいる
全ての人の事が大好きでした。
私だけじゃなくて、あのときあの会場にいた
全ての人が、全ての人の事を好きだったと思います。
音楽を通じて、みんなが最高に愛し合っていました。


だから、「ああ今のこの時の気持ちを、ずっとずっと
覚えておきたいな。忘れたくないな」って
思ったんです、すごく。


こんな体験は、もう二度とできないかもしれない、
本当に一生に一度しかないかもしれない、って
そこまで思いました。


曲が進んで行くごとに、観客の踊りまくりっぷりも、感情も、
どんどんヒートアップして行きました。
もう本当に熱狂の渦!!


本編最後の曲「YALA YANA」では、
イントロではみんなで両手を挙げて、
左右にゆらゆら大きく振りました。
普段のライブで、こういう振り付けやるのって
私はけっこう照れてしまうんですけど、
この日は全然恥ずかしくも何ともない!
とても自然な気持ちで両手を振って、
みんなで気持ちを重ねてゆきます。


その後は、ステージ上の子ども達の動きに合わせて、
「だん!だん!」と力を込めて、左右にステップを踏みます!
おぉ〜、大地が揺れてます!


この曲は途中からアップテンポになって、
もうみんなで「いええぇい!」ってジャンプしまくり!
おおぉ、地球が揺れてます!!すごい光景!


もうみんな汗だくになって踊ってました。
決まった踊り方とかないし、
みんながそれぞれ、自分の一番踊りやすい踊り方で、踊ってました。
恥ずかしいとかそんな気持ちは一切なし!
ひたすら自分の気持ちを、外へ外へと放出して行きました。


アンコールは貞夫さんのバラード。(曲名忘れました・・・)
曲が始まると、会場じゅうのみんなで
貞夫さんのいる方向に手を差し出して、
両手をひらひら〜〜っとする仕草で、
みんなで貞夫さんを讃えました。
笑顔で応える貞夫さん、素敵ーーっっ。


この日のリズムワールドに参加していた全ての人々の想いを、
中心で束ねていたのが、貞夫さんです。
貞夫さんが真ん中にいなかったら、あの世界は絶対に成り立たない。
なんか、「貞夫さんって地球の中心みたいな人だなあ」と思ってしまいました。


貞夫さんが今まで世界各地で心をこめてやって来た
活動の積み重ね・・・道のりみたいなのもすごく感じたし。
このステージは、貞夫さんの集大成なんだなあと思いました。


音楽ってすごい。
貞夫さんって素晴らしい!!


ああもう、私全然まだ貞夫さんビギナーなんですけど、
貞夫さんの音楽から伝わってくる、
貞夫さんの人柄にすっかり惚れ込んでしまいました。
愛と優しさにあふれた、本当に素敵な方ですよね。
本当にすばらしい方だと思います。
梶原さんが敬愛されているのもすごくよく分かります。



しっとりとした美しいメロディーのアンコール曲、
貞夫さんのサックスが、
踊り疲れた身体に、心にじぃーんと染み渡って、
渡辺貞夫リズムワールド」のステージは幕を閉じました。


終演後も、名残を惜しむようにこの日の出演者の子ども達が、
数人ステージ上に、しばらく残っていました。


同じ想いで、観客席に観客も何人か残ってて。
その観客が、ステージに残っている子ども達に
「今日は素晴らしいステージをありがとう〜〜」って感じで、
大きくぶんぶん手を振っていました。
ステージ上の子ども達も
「いえいえ、こちらこそぉ〜〜」って感じで
手をぶんぶん大きく振り返してて。
まるで以前からの友達同士のように、ステージと客席で、
手を振り合っていました。


EXPOドームを出て、愛知万博会場内を移動する電車「IMTS」に乗ると、
車内は、リズムワールド帰りのお客さんでいっぱいです。
その中には、リズムワールドで踊り疲れて、
ベビーカーの中でぐっすり眠りこけている、4歳ぐらいの子どもの姿。
その子どもに向かって、
「あらあら、踊り疲れちゃったのね〜」と
優しく話しかける、見知らぬおばあちゃん。
その子どものお父さんとお母さんは、その言葉を聞いて
にこにこと微笑んでて。
その光景を見ている周りの人も、みんなにこにと優しく微笑んでて。
どれも素敵な光景だったな。


あのステージ終了後の、こういう光景を
梶原さんにも見せてあげたかったなあ。
音楽を通じて、みんなが温かく優しい気持ちで繋がっている光景。
そういう光景を、梶原さんはきっと、すごく見たいと思う。


観客の立場で参加した私も、たくさんの素晴らしい気持ちをもらったけれど、
あの日演奏者として参加した子ども達も、
本当に素晴らしい体験をしたと思います。


世界じゅうの子ども達と一緒に演奏し、
違った種類のリズムが重なって、
ひとつの熱いグルーブを生み出す瞬間を体験した子ども達。


自分達のつくり出すリズムの輪の中で、
大勢の観客が気持ちをひとつにしている光景を見た子ども達。


子ども達にとって、それはかけがえのない
素晴らしい体験だったと思います。
きっといつまでも心に身体に、熱くくっきりと残っているだろうし、
その思いは、子ども達が大人へと成長していく過程で、
とても大きな影響を与えるはずです。


なんかこうやって考えれば考えるほど、
貞夫さんって、本当にすごい活動をしている方なんだと実感します。



写真は、リズムワールド終演後に、
会場内の電光掲示板に出ていた文字です。


この電光掲示板を見ながら私は
「あぁ終わっちゃったなあ。さみしいな。
でも本当に、来て良かったな。」
って心から思っていました。


普通のライブ遠征とは違って、
「万博のイベント」となると、やっぱり参加するのには
かなり気合がいるじゃないですか。
いろいろ調べたりするのもかなり大変でしたしね。


でも、本当に来て良かった。
「素晴らしい体験ができるに違いない」とは思っていたけれど、
でもまさか、自分自身もあのリズムの渦の中に参加して、
リズムを刻む、リズムを作り出す一員になれるなんて
思ってもいなかったから、なんかもう、その事が、本当に本当にうれしかったです。


本当に長い間、「見に行きたい、見に行きたい」と憧れて
ずっと自分の心の中であたためていた、貞夫さんのリズムワールド。
本当に行けて良かったな。


もう間違いなく、これが私にとっての今年のベストワンライブだと思います。
ひょっとしたら、これが自分の一生のうちでの
ベストワンライブになっちゃうのかもしれない。
ほんと「一生もの」って感じです。
それぐらいの素晴らしい体験でした。
あれこそが、音楽そのものの姿だと思います。
あの時自分が感じた気持ちを、
いつまでもいつまでも、覚えていたいです。


音楽って、人間って、すばらしい!!


あの日、EXPOドームで一緒に時を過ごした全ての方々に感謝です!


ありがとうございました!!