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こまきのブログです。

TVドラマ紹介〜「瑠璃の島」

今日はいきなりTVドラマの紹介です。脈絡ないなぁ(^^; 
まぁこんな感じで、その日その日の気分でいろんな話題を出して行きますので
よろしくお願いします。


ドラマ「瑠璃の島」は、今クールのドラマの中で私が唯一
「絶対最終回まで見よう!」と心に決めたドラマです。
(あ、でも堺雅人さんが気になるんで「エンジン」も見てるけど/笑)
瑠璃の島」のストーリーを簡単に紹介しますと。。。


『ドラマの舞台となるのは、日本の南の果て、
沖縄・八重山諸島の端っこにある鳩海島(はとみじま)。
人口49人、子どもの数一人、島を一周するのに一時間もかからない小さな孤島。
珊瑚礁に囲まれ、ハイビスカスの花が咲き乱れる美しい島。


そんな美しい島で、島の存亡に関わる緊急事態が発生した。
たった一人残っていた子どもが島外に引越し、
島唯一の公共機関である小学校が廃校になるかもしれないのだ。
小学校が無くなれば、平均年齢63.5歳の島は衰退し、
将来は無人島になるかもしれない・・・。


島で生まれ育った人々は、自分の故郷を守る為、
なんとか子どもを島に呼び寄せようと必死になる。
勇造(緒形拳)は、東京に住む孫を島に連れて帰ろうとするが、断られる。
そんな中、勇造は、養護施設を抜け出そうとしていた少女、瑠璃(成海璃子)と出会う。
派手な身なりをし、大人びて気の強い雰囲気の瑠璃だが、まだ小学6年生。
彼女が父親を亡くし、母親からは育児放棄されて養護施設で暮らしていると知った勇造は、
自分が瑠璃の里親になり、彼女を島に連れて行きたいと考える。


瑠璃の母親に了解を取るため、瑠璃の母、藤沢直(西田尚美)を瑠璃とともに訪ねた勇造。
勇造の説明を聞いた母親は、「行きたければ行けばいい」と瑠璃に全く無関心な様子。
無責任な母親の態度に腹を立てる勇造。
しかし、そんな母親に対し、自分の気持ちを押し殺して、
物わかりのいい態度を取る瑠璃を見て、
勇造は彼女の心の内を察し、思わず涙する。
赤の他人の為に感情を露にし、涙を流す初老の男を前に、
瑠璃は初めて「人から必要とされる」という感覚を感じ、彼女も勇造と共に涙する。


そしてついに勇造と瑠璃は、みんなが待つ南の島・鳩海島へ向かうのだが・・・』


沖縄の美しい壮大な自然を舞台に、
少女瑠璃が、沖縄の人たちとの気持ちのぶつかり合いの中で、
愛の意味を知り、少しずつ成長していくストーリーです。


このドラマの第一話目を見た時は、正直なところ
「沖縄を舞台にしたり、豪華な役者さんたちを揃えたりして、
設定に気合が入っているわりには話の展開がバラバラでまとまりがなくて、
いまいち心に入って来ないなあ」と思ったんです。(すいませんエラそうで)
でもその回で私が見るのをやめないで、第二話も続けて見たのは、
主人公瑠璃を演じる成海璃子ちゃんの表情が、とても綺麗だったからです。


沖縄の真っ青な海と真っ青な空をバックに、
彼女がにこっと笑ったり、ぽろぽろ泣いたりすると、
同性の私でさえも、はっとするほど本当に綺麗。
「綺麗なコだなああ」と思って、彼女の表情を見たいがために、
第二話も見てしまいました。
そしたら、「おお、いいドラマかもしれない!」となり、
この前放送された第三話で「めちゃめちゃいいドラマじゃん!」と完全にノックアウト。


4月30日に放送された第三話、とっても素晴らしかったですよー。
瑠璃の母親が「できちゃった婚」で再婚する事が決まり、
「再婚の為に、自分の籍から瑠璃の籍を抜く」という事実を
瑠璃のもとに告げにやって来る、という展開。


母親が瑠璃に
「私再婚するの。だから瑠璃の籍を抜きたいの。私たち、これで親子終了なの。
ねぇ、おめでとうって言ってくれるよね?私、あなたに祝福されたいの。
おめでとうって、言ってよ瑠璃!!」
と詰め寄るシーンは、ひどいシーンでした。。。
コバルトブルーの海と真っ青な空、白い砂浜・・・皮肉にもこんな綺麗な風景の中で
母親から瑠璃に告げられたあまりにもむごい言葉。
瑠璃ちゃんがざっくり傷ついていく様子がこちらにもひしひしと伝わってくるようでした。


傷ついた瑠璃を励ます為に、川島(竹野内豊)と照明(小日向文世)が
「海ガメの赤ちゃんが砂浜で生まれる瞬間を見に行こう」と誘うのも良かったですね。
夜に砂浜で川の字に寝そべって、
海ガメの赤ちゃんが海に旅立って行く様子をじっと見詰める三人。
瑠璃ちゃんも川島も照明も、三人ともそれぞれ自分の中に傷を抱えていて、
小さな小さな海ガメの赤ちゃんが、ぴょこぴょこと不恰好に一生懸命砂浜をはって、
大きな大きな海へと旅立って行く姿に、
三人がそれぞれの自分の思いを重ねて見ているシーン、良かったなあ。
照明が「がんばれ、がんばれ。」って海ガメの赤ちゃんを励ました後に、
ふっと隣の瑠璃ちゃんの方を向いて
「がんばれ」って小さくあたたかくつぶやいたシーンがかなり心に来て、泣きそうでした。


こういう重いテーマを扱うドラマって、熱血根性系な、
ちょっと暑苦しい、しんどい展開に走りがちだと思うのですが、
このドラマには全編さらりとした軽い爽やかなテイストが流れています。
だから見ててもしんどくなりません。
で、そうかと思うと要所要所でじわあああっと感動させてくれる。
このバランスがとってもいいドラマじゃないかと思います。
その感動させてくれ方もとても爽やかです。


子どもは、自分が誰からも愛されていないと感じる時にすさんで荒れるし、
逆に誰かからたくさん愛されると、自由にのびのびとした表情になりますよね。
そういう子どもの心の繊細な動きを、瑠璃役の成海璃子ちゃんが等身大で演じています。


瑠璃ちゃんの表情が綺麗なのは、
もちろん顔のつくり的にもとっても美人というのもあるけど、
彼女のなかに、まだ磨き込まれる前の原石みたいな、
とてもピュアなつよい輝きがあるから、
その輝きが彼女をあんな綺麗な表情で笑わせたり、
泣かせたりするのではないかと思うんです。


あの沖縄の大自然の中で、人のいろんな想いの中で、
彼女の表情がこれからどんな風に変わっていくのかがとっても楽しみです。


ドラマ「瑠璃の島」は毎週土曜日、21:00〜放送です。
ご興味を持たれた方は、是非ご覧になってみて下さいね。
瑠璃の島」の公式サイトのURLです。
http://www.ntv.co.jp/ruri/


次回の放送日の、5月7日(土)のこの時間は、
私は「増・青・本」のライブでRAGにいるから、
録画を忘れないようにしなくっちゃ!


あああそれにしても文章が長いですね、長過ぎる!
これでは読む方々もしんどいし、書くこちら側も続かないので
明日以降はもっと短めに致しますー。
今日のなっがい文章を最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました!