It Will Be Fine!

こまきのブログです。

ドラムサークルレポ!〜2007/10/28@芦屋SPACE-R

約一年ぶりの芦屋SPACE-Rでのドラムサークルです。


先日のミニロマンチカ@滋賀のライブでご一緒した
Wさんご夫婦、KさんとJR芦屋駅で合流してSPACE-RへGO!



スタジオに入って・・



好きな楽器を選んで、みんなで円になって座ります。





私が今日選んだ楽器はこれ。
ジャンベに似てるけど、ジャンベではない?
お世話になります。よろしくね!





円になってみんなで楽しくプレイ。



やっぱり今回も暗闇の中での「光る鳴子タイム」が異様に楽しかったー!
振るとぴかぴか光る、光る鳴子を打ち鳴らしながら、
円の中をぐるぐる回ったり、
あるいは円の中央にみんなでぎゅーっと集まってはまた広がって・・を繰り返したり。
鳴子を振りながらみんなでちいさな円になって、
横へ横へとステップを踏みながらぐるぐる回り続けたり。


なんかもうこれ、楽しい!
「わー、楽しー!すっごい楽しー!!」って感じでした。
なぜか暗闇の中だと妙なテンションになるし(笑)
ハタから見てるとこの光る鳴子タイムは怪しさ満点って感じですが(^^;
でも楽しい♪♪♪



光る鳴子タイム終了後も、暗闇状態は続いたまま、
参加者ひとりひとりに珍しい打楽器小物が手渡されて。
それぞれが思い思いにプレイします。
暗闇の中で、ゆったりとしたグルーヴの中で、
「ふいぃ〜〜ん」とか「ポコポコポコ」とか「チャカチャカチャカ」とか
いろんな音が鳴ってます。
摩訶不思議空間というか、それと同時に癒しの空間にもなっているというか。。
なんとも言葉では言い表しがたい空間になってましたね。



その後はスタジオ内を再び明るくして、
あっこ2さんのファシリテートでドラムサークルが進んでゆきます。
今回面白かったのは、プレイするときに小節のあたまの2拍の部分で
隣の人のタイコを叩いたり、隣の人の肩を叩いたり、あるいは自分の体を叩いたり、
足踏みをしたり・・というリズム遊び的な要素が入ったこと。


で、隣の人のタイコを叩いたり、隣の人の肩を叩いたり・・・というシーンで
円全体を見渡してみると、見事に綺麗に「円が繋がっている」感じに見えるのです。
受け渡されたり、受け渡したり・・という気持ちを大事にしながら
あったかい気持ちでプレイしてました。



そして、その後はこの日のゲスト、
パーカッショニスト石川武さんがファシリテーター
つとめられました。


ドラムサークルでは自分の好きなように好きなリズムを叩く事ができますが、
ベースとなるテンポ自体はある一定のテンポが設定されていて、
そのテンポの中で「自由に」プレイします。


で、石川さんのファシリテートはこのベースとなるテンポが速い!
いつも私がドラムサークルでプレイしている時の
倍ぐらいのテンポだったんじゃないでしょうかね。
普段ドラムサークルでプレイしている時のテンポが
テンポ60〜70ぐらいだとしたら、
石川さんファシリテートの場合はテンポが120〜140ぐらい?


で、テンポが速くなると、ずいぶん参加者のリズムの雰囲気も変わるもので、
なんだか「情熱系」のプレイになってましたね。
そうかー、テンポによっても雰囲気変わるんだな、面白いなぁって思いました。



参加者によるファシリテート体験コーナーもあって。
私もやらせていただきました。。


普段の自分だったら、
こういう「人前に立つ」シチュエーションってとーっても苦手なので、
そういう場に立たされた場合、いつもだったら必要最低限の事だけして、
「なるべく早めにその場から逃れる」ことに必死になってしまうんですが(^^;


ドラムサークルの時は、そういう気持ちとはちょっと違うというか。
ファシリテーターのあっこ1さんやあっこ2さんが
「何をしても受け入れてくれる」あたたかい安心感のある雰囲気を作ってくださっているので、
「“上手く”やらなければ」という気持ちを持たなくてもいいんですよね。
だから「失敗」という概念もない。
その場で行われる事は全てがオーケーなわけです。
そういう場だからこそ、「よっし、ちょっとやってみようか〜」
という積極的な気持ちも生まれます。


というわけで、ハタから見たら全然そういう風には見えないかもしれないけれど、
「自分にしては」比較的積極的に、あの時のファシリテート、やってみました。


皆さんの前に・・円の中央に立っただけで「わわわ」って感じで動揺するので、
「落ち着いて、落ち着いて」「楽しんで」とひたすら自分に言い聞かせて。


「このグループを指したら、このリズムパターンを叩いてくれる」
という基礎の部分は既に石川さんがつくってくださっているので、
それを応用させます。


一箇所にかたよらないように、それぞれのグループが平等に叩けるように、
でも一本調子にはならないように、変化もつくように・・
とかいろんな事が頭の中をめぐるものの、
やっぱり「わわわ」と舞い上がっているのでワケわかりません(^^;


まあでもなんとかかんとか自分なりに頑張って。
ラストはとにかく叩き終わりの地点がわかりやすいように、
えいっ!とジャンプして着地!で終了。


なんとか終わりました。お疲れ様でした〜(笑)



いろんな方がこのファシリテート体験コーナーで
ファシリテーターをされるのを見ていて・・
ファシリテートっていうのは、
「いかにシンプルな動作で、わかりやすく伝えるか」っていう事が
すごく大事になってくるんだな、と思いました。
短いシンプルな文章で、一発でどんっとストレートに意味を伝えるときみたいに。
ぱっと見て、ぱっとその仕草の意味がわかるものでなくてはならない。


複雑すぎたり、曖昧な仕草にならないように気をつけなければならない。
タイコをプレイする側がファシリテーターの仕草を見て、
「えっ、それってどういう意味?」と戸惑うようなものだとだめなわけです。
言葉を使わないだけに、そこにはよく神経を払わなければならないんだな、と。
「参加者がわかりやすいように」という親切心みたいなものも
非常に重要になってきますね。きっと。


で、もちろん他にも大事な要素はいっぱいいっぱいあると思うし。
うーん、ファシリテーターの世界は奥深いです〜〜。


ファシリテーター体験」をした後に毎回思う事は、とにかく・・
「私たちを存分に楽しませてくださるファシリテーターの方々は、本当にすごい!!」
という事です。
いやもう、ファシリテーターの方々ってほんとすごいです〜。尊敬。。




という感じで、今回も新たな発見がいろいろありつつ、
楽しいドラムサークルの時間は終了しました。


ラストに参加者がひとことずつ自分の感想を話していく
あの時間帯がとても好きです。
タイコのプレイを通してすっかり「わかりあっている」あたたかい雰囲気の中で、
それぞれの参加者がリラックスした表情でその日の感想を話す。。
いい時間だなあって思います。


また皆さんとドラムサークルで楽しい時間を共有したいと思います。
28日のドラムサークルで同じ時間を過ごした皆さん、
本当にありがとうございました!