It Will Be Fine!

こまきのブログです。

マリンバ発表会、終了!

komaki-13252007-08-12

マリンバ発表会、無事終了しました〜!


もう本番の日の朝、家を出て駅に向かう時なんて
すっごく緊張してて、
「あぁこのまま逃げ出したい・・(泣)」とか思いました。
「よくミュージシャンの皆さんはこんな事を仕事にしているな〜」
と思いました。
私だったら絶対無理です。心臓もちません。




でも電車に乗って、iPodでJ&Bの「Just for Fun」とか聴いてたら
何かちょっと落ち着いて。
「J&Bみたいに楽しまなきゃね!」って思えてきました。
(J&Bは今も私の中に生きています!)



リハーサルも、このホールで演奏するのは
今年で4回目になるので、さすがに少し慣れてきました。
はじめてこのホールで演奏した4年前は、
ステージがすごく大きく思えて、
もうそれだけで動揺してびびっていたんですけど、
さすがにそういう感じはなくなってきましたね。
「いい意味で“慣れる”」こと、「経験を積む」ことは
やっぱり大事なんだなー、と思いました。



リハーサルではじめて演奏を聴いた、
シルバーカレッジの皆さんのパーカッションアンサンブル
「マンボNo.5」は本当に楽しそうで素晴らしかった〜!


振り付けとかが、なんだかある意味三谷幸喜さん風の
シュールな笑いの世界でもあり
(リーダーさんのキャラクターが素晴らしい!)、
いろんな意味でツボにもはまったのですが(笑)
とにかく演奏している皆さんが楽しそうで楽しそうで!
「う〜うっ、マンボっ!!」のかけ声も威勢がいいし!
ダンスも楽しくてかわいいし!
演奏は「音楽やれて幸せ」って感じが伝わってくるし。


今回の出演者の方々の中で、いちばん音楽を楽しんでいたのは
あの方々かもしれないなぁ、と思っちゃいました。
何だか見ていて私も「緊張してても仕方ないなぁ。楽しまなくちゃ!」
っていう気持ちになりました。



本番は、初めて自分の中で「楽しんで弾けた」という感触がありました。
マリンバ発表会でステージ上で演奏していて
「楽しかった」と思えたのは初めてだと思います。
ホールに響く自分の音を感じながら演奏するのが楽しかったんです。
それがとても嬉しかったです。


途中間違えて嘘もいっぱい弾いてしまいましたが(^^;
「こういう曲なんです!」という顔をして弾ききりました(苦笑)


自分なりに今回は落ち着いて弾けたつもりだったんですけど、
後で本番の演奏を録音した(←Kさんありがとうございました♪)ものを聴いてみたら、
一楽章の「Action」を普段よりものすごく速いテンポで弾いていたり、
ラストの楽章「Joy」はなんだかハチャメチャだったりで、
「あらー、落ち着いていたつもりでも、
やっぱり舞い上がってたのね〜」と思いましたが(笑)
でもでも、楽しかったんです。
うん、それが何より嬉しいな。



本番前日の晩に、帰省していた弟としゃべってたんですけど・・
「その5分か10分の一瞬の本番の為に、
何日も何日も練習するって事は俺にはできんなー。
俺はそういう生き方はしてきてないなー。」
って言われました。
へー、そういう考え方もあるのか〜、と思いましたね。
でも一瞬だからこそ、あの刹那感がいいんだよね、とも思ったり。



友だちが聴きにきてくれたのもとっても嬉しかったです。
皆さん本当にありがとう〜〜。
へたっぴなりにも最後まで何とか弾き切れて、
大切な友人たちに演奏を聴いてもらえて、本当に幸せだなって思います。



本番のステージは毎回死ぬほど緊張するけど、
あの緊張感と、本番を終えた後の達成感を経験すると
病みつきになってしまいます。


マリンバのレッスンを受け始めてから今年で13年になります。
これからも自分なりのペースで
楽しみながら音楽をずっと続けていけたらいいなって思います。



何だかここのところ発表会に向けて「時間があったら楽器を弾く」
という生活をずっとしていたので、
仕事が休みだった今日も、時間が空くと
「あっ、練習しなきゃ」とかつい思っちゃうんですけど、
そこで「ああ発表会終わったんだった」ってふっと気づいたり。
(まぁ練習してもいいんだけど(笑)ちょっとしばらく休憩です。)


本番終わって解放感もあるんですけど、
何だか「祭りのあと」的なさみしさもありますねー。
練習もそれなりに楽しめてたのかな。



さて、次は何の曲をやろうかな。
先生と相談しなきゃ!


音楽を演奏することも、音楽を聴くことも、
どっちも自分なりに楽しんでいけたらいいなと思います。


音楽はやっぱりたのしい!ですね。


発表会の日のすべての時間に感謝!です。